2017年11月18日

眠らない街、眠らない世の中

 朝目覚めたならば、まず、寝室の窓のシャッターを開ける。
お天気&道路状況を確認するためだ。
午前3時半過ぎ・・・・・夏場でも真っ暗である。
窓の外からは国道が見える。
意外と言うより必ず、車の通りがある。
トラックが多い。
毎度のことながら思う。
「運転手さん、ちゃんと睡眠とってますか?」
どうか安全運転で!顔が見えない相手に密かにエールを送る。


 着替えと洗顔を済ませて、リビングのテレビをつけるのが4時ごろ。
某民法では、もう放送が始まっている。生の情報番組だ。
アナウンサーさんたち、みな、笑顔だ。
毎度のことながら思う。
この方々、何時に家を出てくるの?
正確な情報にどれだけ助けられているだろう。
温かい笑顔にどれだけ励まされているだろう。
ありがとうございます。画面の向こうの相手に、声を出さず感謝の思いを伝える。

 彼が出かけて、30分ほどすると、表の方からバイクの音がする。
新聞配達だ。
雨の日も風の日もだいたい同じ時間帯。
毎度のことながら思う。
配達員の人って、何時から仕事を始めているの?
バイクの音に、ホッとしている自分がいる。
「ご苦労様です。」 今度、相手の目を見て伝えよう。

 眠らない街、眠らない世の中。
いつも誰かがどこかで汗水流している。

 今日も1日がんばろう・・・・・自身に言い聞かせる。

 

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2017年11月15日

山茶花

山茶花

 「山茶花」と言う名の花があると知ったのは、保育園の年長の時。
童謡”たき火”を習った時だ。
歌詞メロディ共に、一発で気に入った。
友達と声を張り上げて歌った。帰り道に1人で口ずさんだ。お風呂の中でおばあちゃんに得意気に歌ってみせた。
大好きで大好きでたまらないのに、歌詞の中にどうしても情景が思い浮かばない箇所があった。
2番目の最初に出てくる「山茶花」ってどんな花?
身近に山茶花の花は咲いてなくて、調べる術もなくて、疑問は膨らむばかりだった・・・・・。

 結局、山茶花を目の当たりにしたのは、大人になってから。
へぇ~って思うと同時に、花の可憐さにとてもホッとした。
なるほどな~、童謡「たき火」が今までよりももっと好きになった。

 山茶花を咲くころになると、あの頃を思い出す。
一緒に声を張り上げて歌った友達、元気にしてるかな~。

 

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2017年11月13日

滝壺

 滝を見ると、足がすくむ。
すごい勢いだ。
素晴らしい・・・・・素直に思う。
でも、怖い。
これ以上近づけない。

 滝を見ると、言葉を失う。
すごい迫力だ。
恐ろしいくらいに。
失語症?
声の出し方がわからなくなる。

 滝を見ると、我を忘れる。
滝しか目に入らない。
滝の音しか聞こえない。
これぞ自然の驚異。
どうあがいても太刀打ちできない。
人は、人は、あまりに微力だ。


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2017年11月10日

憧れ

 子供の頃、駅そば(うどん)に憧れていた。
何かの番組でその存在を知って、心にかなりの衝撃を受けた。
わぁ~、なんて美味しそうなんだろう・・・・・・。
目は画面に釘付け、唾をごくりと飲み込んだ。
食べたいと思っても叶うはずもなく、ただただ恋い焦がれた。
大人になって、自分でお金を稼ぐようになったら、絶対に食べに行こう・・・・・固く決意した。

 念願が叶ったのは、彼と一緒になってからだ。
それまで、憧れは継続していたが、なかなか機会に恵まれなかった。
旅行中の事だった。
とある駅に到着したら、お出汁のいい香りがして、お腹がグゥ~って鳴った。
ゆうきは、お店を指差し
「あれ食べたい!」
って叫んだ。結婚して初のおねだりであった。
生まれて初めての駅そばは、熱かった。美味しかった。心に沁みた。

 つい先日、駅そば(うどん)を食べた。
熱かった。美味しかった。心に沁みた。
駅そばを初めて口にした、あの日あの時を思い出した。

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2017年11月 8日

小春日和

小春日和

 小春日和・・・・・ゆうきがこの言葉を知ったのは、小学校高学年の頃。
いつから使われているのだろう、だれが考えたのだろう、なんて美しい言葉なのだろう・・・・・・胸がキュンとした。
知ったその日に好きになった。

 あれから、何度、小春日和を体感しただろう・・・・・

 昨日は、まさに、小春日和と呼ぶにふさわしい1日だった。

 朝、目覚めた瞬間、寒くなかった。
水道水が冷たくなかった。
土がちゃんと土の色をしてた。
風が穏やかだった
吐く息が白くなかった。
雀のさえずりが賑やかだった。
庭の木々が、草花が、雑草までが、前の日よりも生き生きして見えた。
空が、太陽が、雲が、とてもまぶしかった。

小春日和・・・・・ゆうきがこの言葉を知ったのは、小学校高学年の頃。
いつから使われているのだろう、だれが考えたのだろう、なんて美しい言葉なのだろう・・・・・・胸がキュンとした。
知ったその日に好きになった。

 これから先、何度、小春日和を体感するのだろう。
たくさんの小春日和を体感したい。
今でも小春日和と言う言葉が大好きだ。

 




 

 

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2017年11月 6日

雨降って・・・・・

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 23年前の今日は雨だった。
朝から夕方まで雨だった。
霙が混じるのではないかと思うくらい冷たい雨が、かなり強く降っていたと記憶している。

 泣きたい思いで、地面をたたく雨粒を見つめていた。
頭の中を”よりによって”という思いが渦巻いた・・・・・。
ゆうきは普段の行いがどれだけ悪いのだろう・・・・・自分で自分を呪った。
23年前の今日は、彼とゆうきの結婚式であった。

 花嫁衣装を身にまとい、式が行われる神社へ向かう道すがら、隣にいた彼が、ふとつぶやいた。
「雨降って地固まるって言うよな。」
ハッとした。憂鬱さが一気に吹き飛んだ。
体感的には寒いのに心が熱くなった。
あぁ~この人を選んでよかった・・・・・心から思った。

 23年前の今日を思う。
感慨深いの一言に尽きる。
この先何が待ち受けているのか、生きてみなければわからない。
世知がない世の中、雨に打ちひしがれる日もきっとあるだろう。
何はともあれ生きてみよう。
雨降って地固まるの言葉を胸に。

 
 

 

 

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2017年11月 4日

初霜

霜月

 夜が明けて、何気なく窓の外を見たら、畑が白っぽかった。
原因は何なのかすぐにわかった。
霜が降りたのだ。
初霜だ。思わずその場で身震いした。

 空の青が濃い日だった。
土の匂いが強い日だった
風が冷たい日だった。
どこからかキーンという音が聞こえてきそうな日だった。
空気を美味しいと感じた日だった。
辺りの空気は前の日よりもくっきりはっきりで、そのことが琴線に触れた・・・・・。


 我が地域に本格的な冬がやってきた。

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2017年11月 1日

紅葉狩り

 久しぶりの青空。
久しぶりの行楽日和。
久しぶりの予定のない休日。
彼とふたり、ドライブした。
行き先は、紅葉の名所。
訪れるのは何年振りだろう・・・・・。

 時間制限はない。
だから、辺りを見回しつつ、ゆっくり歩いた。
紅葉狩りには少し早かったかな~。
それでも、ちらほらと見どころは有った・・・・・。

 木漏れ日ってこんなにも美しいものだっけ?
こんなにも気持ちがいいものだっけ?
スマホカメラを構えつつ、目を細めた・・・・・。
匂いがとにかく濃かった。
草いきれがした。
葉っぱの匂いがした。
苔の匂いもした。
数えきれないくらい深呼吸をした。
空気には味がある・・・・・つくづく実感した。
遠くで小鳥が鳴いていた。
自然とは、人のためにあるのではなく、外の世界に暮らす生き物たちのためにあるのだ・・・・・改めて認識した。

 所用以外のお出かけは、本当、久しぶりだった。
命の洗濯になった。

 

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2017年10月30日

雨の日曜日

雨の日曜日

 昨日は一日雨だった。
止み間は、まったくなく、時々、雨足が強まった。

 またもや雨の日曜だ・・・・・。
これで何週連続だ?
昼過ぎ、娘とラインで愚痴りあった。
この雨でどのくらいのイベントが中止になったのだろう。
どれだけの人たちがお出かけを断念しただろう。
商業施設は、客足が伸びず、関係者は頭を抱えているだろう・・・・・
何も日曜日に降らなくとも・・・・・つくづく思う。
お天気に文句を言ったところで、どうにもならないのだが、うっぷんを吐き出さずにはいられない。

 日曜もおひさま浴びさせろ~。
娘が嘆いていた。
同じことを思う人たちが全国にどのくらいいるのだろう。

 次の日曜日、晴れるといいな~。

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2017年10月28日

ハッピーバースディ

ハッピーバースディ

 家族の誕生日は感慨深い。
自身の誕生日以上に。

10月27日は、彼の誕生日である。
今年も無事にこの日を迎えられた。
これ以上の喜びがあろうものか。

 彼をこの世に送り出してくれたご両親に感謝。
彼の祖父母に感謝。彼の親類に感謝。
彼の兄、弟妹に感謝。
ご先祖様にももちろん感謝。

 彼は生まれてから今に至るまでに、どのくらいの出会いがあったのだろう・・・・・。
好感を持てる人、お世話になった人、ライバル、苦手な人・・・・・。
様々な人の思いが彼を、ゆうきの好きな彼にした。
そして、今も、ゆうきは彼を好きであり続けている。
だから、彼が今までに出会った人たちすべてに感謝だ。

 パソコンに向っている今、思いがこみ上げる。
本当、本当、本当、感慨深い。

 

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