金環日食の朝
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風薫る季節。花の季節でもある。野山や公園はもちろんのこと、出かける先々で花を見かける。役所の花壇、民家の軒先、道端・・・・・。天候により富士山が見られない日はあるが、花を見ない日はない。小さな頃から慣れ親しんできた花。何度も見たことがあるのに名前を知らない花。名前だけは聞いたことがあるけれど、どんな花なのかはわからない花etc.。長年知らずにいてふとしたきっかけでその名を知ることとなり、「あぁ~、この花が。」と言う経験がゆうきには多々ある。毎年、花の時期は自身の知識のなさを痛感する。
昨日、とある公園で見かけた花は、どこかで見たことがあるようなないような・・・・・そんな花だ。(写真)風に揺れる様に、心くすぐられ、しばしの間、足を止めた。彼に聞いてみたけれど、彼も知らないという。とりあえず、デジカメに収めてその場を後にした。
「調べよう、調べよう」と思いつつも、バタバタしているうちに忘れてしまう・・・・・ゆうきの日常だ。だが、昨夜は違った。優しげな花弁がどうしても頭から離れなかった。一通りの家事を済ませ、お風呂も済ませて、落ち着いた気持ちで改めてパソコンに向かった。花の名前はすぐに分かった。
「ヒルザキツキミソウ」だ。
「ヒルザキツキミソウ、ヒルザキツキミソウ」心の中で、何度も何度もつぶやいた。夢にも出てきた。どうやら一目惚れしてしまったらしい・・・・・・・。
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ついに、ついに雉を撮る事が出来た。しかも

雄と
雌の両方だ。
一昨日の朝6時半頃、表の方で甲高い鳴き声がした。リビングから空き地を見ると、そこには、雌の雉が。待ちに待ったチャンスだ。ゆうきは、デジカメを手に外へ出た。
幸いにも(その時間帯)車は1台も通らず、雉はそのままの場所に留まっていた。雌の数メートル先には雄もいる。かなり近く(6~7m)まで近づいたが、逃げるそぶりを見せない。野生の生き物を前にこんなのは初めてだ。おかげで、難なく撮影できた。
雄と雌。この2羽は、いつもつかず離れずの場所にいる。番い?可愛らしいとか美しいというより、凛とした印象を受ける。きっと守るべき存在がいるのだろう。卵か雛か。この辺りは烏や野良猫もいるから雉たちも必死だ。雉が卵からかえる確率はどのくらいなのか。雛が成鳥になる確率は。ご無事でどうかご無事で願うばかりだ。
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昨日の夕方、出かけようと玄関を出たら、斜め道向かいの空き地にキジがいた。
「あっ、キジがいる!」
とっても心ときめいたが、こんな時に限ってデジカメがない。部屋に取りに戻ればいいのだが時間もない。
「お願いだから、帰ってくるまで待っていて。」
あまりに身勝手な願いを番いらしきキジたちに投げかけ、後ろ髪引かれる思いで車を出した。
幸いにもすぐに帰ってこられたのだが、ゆうき自身がキジのことを忘れていた。夕食の下準備に、娘の世話焼き・・・・・・。ハッと気付いてデジカメを手に庭に出たが、そこにはもうキジの姿はなかった。当然と言えば当然だが。こんなことをもう何回繰り返しただろうか。忙しくバタバタしている時には、空き地を悠々した様子で歩いていて、気持ちに余裕がありのんびりしている時には、絶対に見かけない・・・・・・。
意気消沈して、何気なく空き地の片隅に目をやったら、そこには可愛らしい花が咲いていた。(写真)この花は10日ほど前からここに咲いていて、今もまだ咲いている。雹や豪雨のの影響は受けなかったらしい。何の花なのだろう・・・・・。この辺りでよく見かける。ひょっとしたらこの花をあのキジたちも見ているかもって思ったら、ちょっとだけ気持ちが和らいだ。
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大気の状態が不安定・・・・・これがいかに恐ろしいことか、ここ数日で痛感した。テレビに映し出される竜巻後の惨状、とても身につまされる。対岸の火事ではない、明日はわが身だ。
6日の雷雨では、雹も降った。ほんのわずかな時間、たぶん1分に満たなかったと思う。だが、雹はしっかりと爪痕を残した。庭の草花、

シャクナゲは大ダメージだ。綺麗に咲いていて、ブログの記事にしようと思っていた矢先だっただけにに惜しい。仕事から帰った彼はしばらくの間、呆然としていた。精力を注いでいたからショックは一入だろう。屋外で生きるほかない草花、木々、農作物は自然に対してあまりに無抵抗だ・・・・・。
「助けられなくてごめん。」 心からそう思う。
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それは、いきなり来た。一通りの家事を済ませ、リビングで一息ついていたら、耳を劈く(つんざく)轟音がした。何事かと思い、窓の外を見た。今度は光が目を貫いた。雷だと理解するのにしばらく時間がかかった。天気予報で大気の状態が不安定だと言っていた。だが、朝のうちは、とっても穏やかだったから油断していた・・・・・。こんなに急激に天候が変化するとは、予想だにしなかった。

数秒間、固まったのち、二階へ駆け上がって、ベランダに干してあった洗濯物を取り込んだ。その際、富士山がうっすらと見えていた。窓を閉めた途端、雨が吹きつけた。

あとは、ただただ呆然とするばかり・・・・・。なす術がないとはこのことだ。見る見るうちに田畑は水浸しになり道路は川と化していった。自然の驚異をまざまざと見せつけられた・・・・・。雷鳴が遠のき風雨が収まっても、しばらくは何も手に着かなかった。
夕方近くになり、関東各地で大荒れだったことを知る。災害とはあまりに突然且つあっという間だ。竜巻、雷、突風の被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げると共に、一刻も早い復興をお祈りいたします。

「よく降るな~。」
昨日のこと、ゆうきは窓辺にたたずみ、つぶやいた。もう2日も降り続いている
「ホント、よく降るね~。」
娘が同意する。連休初日、彼は仕事だ。必然的に、娘と2人、家に籠ることになる。
憂鬱そうにしている母親を気遣ってか、娘があれこれ話してくれる。勉強のこと、部活のこと、友人のこと、先生のこと、将来のこと、時に身振りを交え、熱心に語る。彼女は話し上手だ。聞いていて飽きない。学校での様子が手に取るようにわかる。彼女は今、青春を謳歌している。退屈であるはずの時間はいつの間にか過ぎていた。こんな風な休日も悪くない。
夕方近くになって雨足がやや弱まった。心なしか、庭先の木々や草花が成長したように感じる。斜め前の空き地も活気づいた。長雨を迷惑に感じているのは、人間だけなのかもしれない。
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「海が見たい・・・・・」 震災以降、封印してきた思いが、ここへ来てまた、復活してきた。旅番組で海辺の町が映ると、なおのこと思いが募る。
「ねぇ、私、海が見たいんだけれど。」
連休中のシフトがわかった際、彼に思いのたけをぶつけてみた。
「私も!」
思いがけず娘が加勢してくれた。女二人に懇願されると、彼は、うなずくより他ない。先日のドライブ先はこうして決まった。
海辺についても、特に何もしなかった。3人とも、波と戯れるでもなく、貝殻拾いをするでもなく、ただただ海を見つめた。そうしたかったのだ。あいにくの曇り空ではあったけれど、水平線が見られた。潮騒に心揺さぶられた。心が満たされた。約2年ぶりに見る海は、ゆうき一家に、とても優しかった・・・・・。
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