2019年9月23日

秋の夜長

 涼しい。本当、涼しい。
涼しいのを通り越して少し肌寒いくらいだ。
数日前までの暑さはどこへやら。
暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったものだ。

 窓を開けるととても良い風が入ってくる。
夜は特に。
天然の風はクーラーの風よりも数倍も気持ちいい。


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 9月のある夜のこと。
着替えを取りに寝室に入ったら、虫の音色が部屋中に響いてた。
一瞬、別世界へ迷い込んだかのような錯覚を覚えた。
気だるさが吹き飛んだ。
憂鬱さも吹き飛んだ。
寝るのが勿体ないって思った。

 秋の夜長をどう過ごそう・・・・・。
窓辺に佇み、のんびりと、虫の音色を鑑賞するもよし。
読書に励むもよし。
感傷に浸るもよし・・・・・・。
秋の夜長を有意義に過ごしたい・・・・・。


 

 

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2019年9月20日

飛び出し注意

 自宅から車で数十分も走ると、そこはもう山へと続く林道。
野生動物の宝庫だ。
熊が出没する。
鹿が飛び出してくる。
猿が木と木の間から顔をのぞかせる。
イタチがちょろちょろっと出てくる。
ゆうきは見たことがないが、リスもいるらしい。
当然と言えば当然。
そこは元々、動物たちの住み処だったのだから。

 いつ何時、何が飛び出してくるかわからない林道。
びっくりすることたびたび
ヒヤッとすることたびたび。
相手は野生に生きる動物たち。
人間の事情など、ましてや交通ルールなど知るはずはない。
人間の側が気を付けるしかない。
 

 つい先日のこと。
彼の運転で林道を走っていた。
夕暮れ時だった。
家に帰る途中だった。
対向車もなく前後に走る車もなく辺りは静かだった。
車が曲がり角に差し掛かった瞬間、目の前を何かが横ぎった。
びっくりした。腰が抜けるかと思った。
ブレーキとハンドル。
彼が寸でのところでかわした。
”なにか”とは鹿だ。
けっこう大きな鹿だった。
左の林から出てきて、ゆうきたちの車の前を横切って、右側の林へ抜けて行った。
もう少しで轢いてしまうところだった。
轢かなくてよかった。
ぶつからなくて本当によかった・・・・・。

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 自宅から車で数十分も走れば、そこはもう山へと続く林道。
危ない目に遭うことは日常茶飯事。
相手は野生に生きる動物。
人間の事情など、ましてや交通ルールなど知るはずもない。
人間の側が気を付けるしかない。

 ところで、林へ消えて行った鹿さん。
何をそんなに急いでいたのか・・・・・・
これまた知る由もない。
目的を果たして、無事に家族の元へ戻っていることを祈るばかりだ。

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2019年9月18日

ワクワクする時

 ワクワクする時。
庭の花壇に目をやる時。
昨日見つけた蕾は、今日、どのくらい膨らんでいるのだろう。
昨日より今日、今日より明日。
草花の成長に後戻りはない。

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 ワクワクする時。
新しい洋服に袖を通す時。
新しい生地の香りと感触、表現しがたいほど心地よい。
鏡に映った自身の姿が、心なしか若返って見える。

 ワクワクする時。
雨上がりの空を見上げる時。
虹が出ているかしら・・・・・?
ユニークな形の雲を見つけられるかしら。
雨上がりの空は、魅力満載。

ワクワクする時。
出来立ての料理を口にする時。

ワクワクする時。
ラインを着信した時。

ワクワクする時。
インターネットを開いた時。

ワクワクする時。
早朝、シャッターを開けた時。

ワクワクする時
誰かと約束を交わした時・・・・・。

 ワクワク・・・・・挙げたらたくさん出てきた。

 ワクワクは生きる励みになる・・・・・。

 ワクワクする時・・・・・大切にしたい。

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2019年9月16日

備えがあっても

 備えあれば憂いなし。
常に念頭に置き生活している。
非常食に水、懐中電灯、モバイルバッテリィ、携帯ラジオを常備している。
電池も買い置きがある。
着替えもリュックに詰めて準備してある。
トイレットペーパーなどの日用品は切らさないようにしている。
車のガソリンだって常に満タンは無理でも、せめて県庁所在地まで行き来できるくらいは入れておくよう心がけている。
スマホもこまめに充電している。
冷凍庫には保冷剤とアイスノンが入れてある。
あと何が準備できるだろう・・・・・・。
あと何をすればいいのだろう・・・・・。
暇を見つけては考えている。
歳を重ねるのと比例するかのように意識は高まりつつある。

 だが、日ごろの備えだけでは、限界がある・・・・・・と
台風15号により発生した大停電を報道で見聞きして、思い知った。
 折れた電住、寸断された道路、電気が消えた部屋、使えない電化製品、
蛇口を開いても水が出てこない水道、繋がらない通信網、錯そうする情報。
不自由を強いられている方々の気持ちを考えると、いてもたってもいられなくなる。

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 何故、こんなことに・・・・・

 どうにかできないものか・・・・・。

 生活するうえで電気がいかに重要か・・・・・改めて認識した。

 今まさに、停電したとして、日ごろの備えだけで、どのくらい生きながらえるのだろう。
想定してみた。
2~3日がせいぜいと思われる・・・・・。
もし、停電が何日も続いたら・・・・・・。
身につまされる思いだ。

 本当、日ごろの備えだけでは限界がある。

 いつ何か起こるかわからない現状。
どうすればいいのか。
不安ばかりが増す。


 未だ停電している地域に一刻も早く電気が復旧することと、今後、二度とこのような事態に陥らないことを願うばかりだ。

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2019年9月13日

怖いもの

 ゆうきには、怖くて怖くてたまらなくて、どうしても克服できないものがある。
それは暗闇。
「ゆうきは、赤ん坊の頃、真っ暗になると、火がついたように泣いた。」
っていつだったか、父が言っていた。
物心つく前からだったらしい。
赤ん坊の頃のことはさすがに覚えていないが、少し大きくなった頃、夜に停電に見舞われ、パニックを起こしたことはかすかに覚えている。
本当に怖かった・・・・・・。
このままずっと灯りがつかなかったらどうしようって思った。
何か恐ろしいものに襲われるんじゃないかって思った。
早く朝が来てって思った。
泣いて叫んで手足をバタバタさせた。
数十分後、灯りが燈った時は、声がかれた・・・・・。

 アラヒィフとなった今、突然暗闇に包まれたからと言って、パニックを起こしたりはしない。
でも、気持ちは、小さな頃と根本的に変わっていない。
おもてに出さないだけ。
真っ暗になると
体が固まる。
思考が停止する。
何が何だかわからなくなる・・・・・・・。

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 寝る時は、常夜灯をつけて寝る。
懐中電灯を手が届くところに置いて寝る。
スマホを充電してから寝る。
それでも、怯える。
もしも、目覚めた時、真っ暗だったらどうしようって・・・・・。

 実家の両親は暗闇なんてへっちゃらだ。
実の弟が暗闇を怖がっているのを見たことがない。
縁あって一緒になった彼も暗闇は平気。
ゆうきから生まれた娘に至っては、突然、電気が消えたところで、ちっとも動じない。

 ゆうきだけが暗闇に怯える。
ゆうきだけが暗闇に動揺する。

 何故なのか、解明できない・・・・・。

 暗い中、小さな光を見つけると、心底ホッとする。
例えば街路灯。
例えば庭にあるソーラー式のライト。
例えばトンネルの出口。

 暗闇は嫌い・・・・・。

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2019年9月10日

嵐の夜

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 台風15号が近づいていた日曜の夜は早めに床に就いた。
ベットに入って目を閉じたものの、全然眠れなかった。
蒸し暑かった。
外の様子が気になって気になって仕方なかった。
関東近郊に住む友人知人は今頃どうしているのだろう・・・・・いても立ってもいられなかった。
たくさん汗をかいた。
何度もお手洗いに行った。
溜め息の連続だった。

 まんじりともしないまま夜は明けた
床に就く前より疲れていた・・・・・・。

 ベットの中からテレビのスイッチをオンした。
ものすごい惨状に呆然とした。

 自然の驚異に人は太刀打ちできない・・・・・・。
台風が通過するたびに痛感する。


 交通網のマヒ、広域に渡る停電等、台風15号による被害は甚大だ。
体調を崩している方もいるだろう。
障害がある方々、お年を召した方多々、病中病後の方々、小さなお子さん。
台風の爪痕が深く残る中、皆さん、どう過ごされているのか。
1日も早く日常が戻ることを祈るばかりだ。

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2019年9月 9日

想像旅行

 体はそのままで、気持ちだけどこかへ飛ぶ。
ゆうきの特技。
色んな所へ飛ぶ。
時に海、時に山頂、時に夜景がきれいなビルの高層階。
海外にと飛ぶこともある。
月まで飛んだことも。

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あくまでも気持だけなので、準備の必要なし。
どこへ飛ぶのか・・・・・その日その時の気分次第。
現地のお天気も自由に変えられる。
お金も時間もかからない。
事故に遭うこともなし疲れない。

 最近、飛ぶ頻度が上がった。
1日に何度も飛ぶこともある。
一通りの家事を済ませた後、ひとりになった時、お手洗いの中、入浴中、寝る前etc.
暇を見つけてはどこかへ飛んでいる。
気持だけ。


 この夏は海に行けなかった。
海に行けないまま、夏が終わった。


 そうだ!海まで飛ぼう。
今夜、眠りに付く前にでも。
白い砂浜で、のんびり青い海を堪能したい。

 体はそのままで気持ちだけどこかへ飛ぶ。
ゆうきの特技。

 

 

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2019年9月 6日

濃霧注意報

 「わぁ~!」
玄関ドアを開けた瞬間、思わず叫んだ。
彼とゆうき、夫婦2人して。
霧で前が見えない・・・・・。
何じゃこりゃ~って思った。
困ったなぁ~って思った。
気を引き締めなくては・・・・・って思った。
濃霧注意報が出ていることは、天気予報で確かめなくても一目瞭然であった。

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 霧が深い朝は涼しい。
霧が深い朝は空気が濃い。
霧が深い朝は静かだ。
幻想的だし風流だし想像が膨らむ。
家にいる分には問題ない。

 だが、しかし、出かけるとなると難儀だ。
車、歩き、どちらの方法をとっても。
何しろ視界が悪い。
普段見えているものがみんな霧の中。
運転していて、突然、車体の前に横断している人や自転車が現われるかもしれない。
歩いていて、突然、車が迫ってくるかもしれない。
”かもしれない”を念頭に、目を凝らし耳を研ぎ澄ませ、頭を使い神経も使い・・・・・・。
目的地に着くころにはヘロヘロに疲れてしまう・・・・・。

 我が地域は山間部だ。
霧が多く発生する。
春先や秋口は特に多い。
ここ数日、霧が深い朝が続いている。
お天気に文句を言っても仕方ないが、憂鬱になってしまう。

 霧は家の中で見ている分には風流だ。
だが、しかし、霧の中、出かけるとなると本当に難儀だ。

 



 

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2019年9月 4日

ありがとう

 昨年の9月3日は台風が近づいていた。
今年の9月3日は、台風は遠くにあった。
警報注意報も発令されなかった。
お空には雨雲でない雲が広がっていて、時折、陽が差した。

 いつも通りの様でいつもと違う。
忘れ去りそうで忘れなれない日。
毎年、毎年9月3日は感慨深い思いで1日を過す。

 自身が生まれた日。
いくつになっても思い深し。
今年も無事に迎えられた。

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 もしも天変地異に見舞われていたら誕生日どころではなかったはず。
穏やかさを保つ環境に感謝。
大地よありがとう。
空よありがとう。
もしも父と母が愛を育まなかったら、ゆうきは生まれてこなかった。
50年余り前の愛に感謝。
生んでくれてありがとう。
育ててくれてありがとう。
もしも彼と娘のどちらかが病んでいたら、誕生日どころではなかったはず。
だから彼と娘にも感謝。
元気でいてくれてありがとう。
家族でいてくれてありがとう。
この世に誕生して今に至るまで、どのくらいの出会いがあっただろう。
今のゆうきがあるのは、様々な人たちとの出会い、様々な人たちとの関わり合いがあったからこそ。
だから、今までの出会いすべてに感謝。
ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう、ありがとう。

 毎年9月3日は、感慨深い。
世知がない世の中、五体満足で齢を重ねられることは、奇跡に近い幸運だ。

 感謝しかない・・・・・。

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2019年9月 2日

剪定

 久しぶりの予定のない休日。
生垣の剪定をした。
彼が植木ばさみでチョキチョキして、ゆうきが切った枝をまとめて袋に入れる。
連係プレイ?
色んなことを考えつつ行った。
休憩をはさみつつ行った。
彼とゆうき、色んなことを話しつつ行った。
彼の話は面白い。
大声で突っ込みを入れた。大声で笑った。
土曜の真昼間、ご近所の面々にどう思われたことか・・・・・・。

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 小一時間もすると生垣はきれいに切りそろえられた。
見た目すっきり。気持ちもすっきり。
お出かけするのもいいけれど、こんな風に作業しながら過ごす休日もいいなって思った。

 ところで、腕のあちらこちらが痒い。あと首筋も。
どうやら蚊に食われたらしい・・・・・・。
痒い、痒い、痒いったら痒い。
でも、剪定は楽しかった。

 次なる連係プレイは部屋の片づけだ!

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