2020年1月22日

冬の海

 海を見た。
自宅から車で2時間ほど。
ちょっと遠い海岸だ。
彼と娘が一緒だった。

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 3人で海に面したベンチに腰かけた。
3人で光り輝く海を眺めた。
3人で海風に吹かれた。
3人で潮騒に耳を傾けた。
3人で海の香りをかいだ。
3人で深呼吸した。海の味がした。
3人でいっぱい笑っていっぱい話した。
3人で3人でバカみたいにはしゃいだ。

 冬の海は眩しかった。美しかった。
海風はちょっと冷たかったけれど気持ちよかった。
潮騒は耳に優しかった。心の底から安心できる音だった。
海の香りはとてもいい香りだった。高級な香水よりもいい香りだった。
海の味はとても美味しかった。
いっぱい話していっぱい笑ってバカみたいにはしゃいで、
面白かった。楽しかった。命の洗濯になった。

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2020年1月20日

雪の朝は

 雪の朝は忙しい。
朝、起きたならば、まず、外の様子を確認。
雪が積もっていたからと言って、嘆いてる場合ではない。
車の屋根やフロントガラスに積もった雪を落として、車の周りの雪をかいて、車を出せるようにする。
出かけるからには身支度をして朝ごはんを食べなければならない。
雪は何時ごろまで降るのか、天気予報のチェックも欠かせない。

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 雪の朝は気が気ではない。
彼は車通勤だ。しかも遠距離
雪道の運転は恐ろしく神経を使う。
凍結した道路となるとなおさらだ。
ちょっとした油断が大変な事態を招く。
運転する人がいちばん大変には違いないが、送り出す方も気が気ではない
彼の車は今頃どのあたりを走っているのか。
道路状況はどうなのか。
危険が迫っているのではないか。
何も手につかない。
何も喉を通らない。
テレビをつけていても内容が頭に入って来ない。
家の中を右往左往。
無事に着いたと連絡が来ると、にわかにホッとする。
力が抜けるくらいホッとする。

 雪の朝は眠い。
彼が職場に着いた途端、眠気が襲う。
ご飯を食べるより寝たい。
テレビを見るより寝たい。
眠い眠い眠い眠い眠い。
掃除に洗濯、雪かきetc.
やることがいっぱいあるの眠い・・・・・

 雪の朝は忙しい。
雪の朝は気が気ではない。
雪の朝は眠い。
疲労度倍増、ヘロヘロだ。
この冬は、あと何回雪が降るのか・・・・・・。
雪はやっぱり嫌いだ。

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2020年1月17日

四半世紀前に

 25年前の今日を思う。
あの日は彼の仕事がお休みだった。
特にこれと言った予定はなかった。
だから、普段より寝坊した。
朝から晩までのんびりするつもりだった。
可もなく不可もなく、何気ない1日になるはずだった。
目が覚めるまでは。

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 目が覚めたのは8時前だった。
すぐにテレビを付けた。
画面に映ったのは崩壊した高速道路だった。
こんな時間にドラマやっていたかしら???
不思議に思った。
夢を見ているのかとも思った。
リモコンで音を大きくした。
アナウンサーが緊迫した声で状況を伝えていた。
血の気が引いた。
心臓がバクバクした。
体ががくがく震えた。
崩壊した道路はドラマの中の出来事でも夢の中の出来事でもなく現実に起きたことだった。

 あの日の天気をゆうきは覚えていない。
寒かったのか暖かかったのかも覚えていない。
何を食べたのかも覚えていない。
覚えているのは、心に受けた衝撃だけ。

 四半世紀が過ぎた。
あの日受けた衝撃は教訓となって心に焼き付いている。

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2020年1月15日

やった~!

 令和元年の硬貨が欲しい。
喉から手が出るほど欲しい。
令和に入ってすぐに思った。
彼とゆうき、夫婦2人して。
もしも手に入ったら、
記念にするつもりだった。
使わないで大切にとっておくつもりだった。

 すぐに手に入るだろうって思っていた。
1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉、500円玉。
買い物などで効果を手にするたびに、1枚1枚、何年製造の硬貨なのかくまなくチェックした。
平成31年製造の硬貨は何枚かあった。
でも、令和元年は、予想に反して、なかなかお目にかかれなかった。
不思議で仕方なかった。
「手にした人みんなが、記念だからと懐に入れているのではないか。」
彼は言った。
ゆうきも、もしかしたらそうかもって思った。
それでも、欲しいって思った。
執着心は日に日に増すばかり。
6月7月8月9月10月11月12月。
諦めきれないまま、月日は流れ、令和2年となった。

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 我が家では、年が明けて、落ち着いてから初詣に行く。
先日がその日だった。
娘は仕事で、彼とゆうきのふたりだった。
神社に着いてまず最初に参拝した。
参拝が済んだら、お札を購入するのが恒例。
例年どりお札を選び、会計を済ませた彼の表情がパッと輝いた。
暗がりに灯りを燈しかかのように。
彼の手元には令和元年の500円玉があった。
「わぁ~い!」
って声が出た
小躍りしたい衝動をやっとの思いで抑えた。

 8カ月越しの願いがようやく叶った。
結婚式を挙げた神社にて。
嬉しくないはずがない。

 令和元年の500円玉、我が家の家宝にしようと思う。

 

 

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2020年1月13日

雪か雨か

 雪か雨か。
今の時期はお空に広がる雲にビクビクする。
雪が降り始めるとハラハラして、
雨が降り始めるとちょっとホッとする。

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 雪か雨か。
今の時期は、風に敏感になる。
冷たい風に怯え、
暖かい風に安堵する。

 雪か雨か。
今の時期は、降水確率が20%を超えると落ち着かない。
降るのか降らないのか。
降るとするなら雪か雨か。

 眠かろうが疲れていようか、いちばんの関心事は明日のお天気。
雪への心配は3ケ月続く。

 6年前の大雪の記憶が否応なくよみがえる。
あの時、我が地域は陸の孤島と化した。

 雪は、富士の高嶺に降り積もる雪を見るだけで十分だ。
ゆうきの本音。

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2020年1月10日

ご苦労様

 年が明けて早や10日。
食生活も日常に戻りつつある。
休みがない、眠い、全然お正月らしくないなどと嘆きつつも、年末年始はそれなりに贅沢をした。
年越しそばにお雑煮、お刺身、カニ、いくらetc.
黒豆も食べた。栗きんとんも食べた。
どれもこれもみんな美味しかった。
最高に美味しかった。


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 年末、彼が連続勤務に入る前、我が家の冷蔵庫は食材でパンパンだった。
冷凍庫などは、あまりに食材が入りすぎていて、開け閉めするのに技術がいるほどだった。
買いだめした食材、義妹からのお歳暮、彼が社販で買った品々、実家からのもらい物、常備菜。
毎日、キッチンに立った。
朝食とお弁当と晩御飯と、3食作った。
年末年始ゆえに、古式ゆかしき伝統に従った。
外食はしなかった。
大変だったけれど、疲れたけれど、冷蔵庫が、冷凍庫が徐々に空いていく様は快感だった。

 冷蔵庫こそ、年中無休24時間営業ではないか・・・・・・今更ながら気が付いた。
冷蔵庫以上に働く家電があるだろうか・・・・・。
頭が下がる。
お正月中もご苦労様でした。
これからもよろしくお願いします。

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2020年1月 8日

小寒

 世間様が仕事始めだった一昨日。
最低気温はマイナス5℃を下回った。
朝、目覚めて外を見たら・・・・・
裏の畑が霜で真っ白だった。
庭の花壇も霜で真っ白だった。
家々の屋根も霜で真っ白だった。
車のフロントガラスやアスファルトの道路まで真っ白。
やがて、頭の中まで真っ白になった・・・・・・。
思考停止だ。
おかげで写真を撮り忘れた・・・・・

 彼は身支度後、車のエンジンをかけ、フロントガラスの霜をととかした。
田畑や家々の屋根に降りる霜は風流だが、フロントガラスや道路に降りる霜は本当に厄介。

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 小寒であったことを、お昼過ぎにカレンダーを見て知った。
来るべきものが来たなって思った。

 1年でいちばん寒い時期に突入した。

 霜と雪と空気の乾燥と強風と感染症。
強敵がいくつもある。
どう戦うべきか。

 1年でいちばん寒い時期を、気合と根性と地道な努力で乗り切りたい。

 

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2020年1月 6日

やっと・・・・・

  年末年始の連休が明けた。
彼の連続勤務が、激務が終わる。
今日からは平常モード。
心の底からホッとしている。
やれやれだ。
長かった。本当、長かった。
気が遠くなるほど長かった。
何度、あくびをしただろう。
何度、ため息をついただろう。
何度、投げ出したくなっただろう。
毎朝毎朝、「あと何日で休める・・・・・」って、無理やり気持ちを奮い立たせていた。

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 12月27日から1月5日までの9日間。
彼が休めたのは1日だけだった。

 本日、世間様が仕事始めな本日、彼はお休みだ。
よくぞこの日を迎えられた・・・・・。
よくぞがんばってくれた。
よくぞ踏ん張ってくれた。
まずは、彼の労を労おう。
そしてゆっくりしてもらおう。

 ところで、今回の年末年始休暇は最大で9日間とのこと。
そんなに休んで、休み明けに仕事に行くのが嫌になったりしないのだろうか。
大きなお世話ながら思う。

 

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2020年1月 3日

お疲れ様です

 医療、介護、配送、流通、飲食etc.。
お正月も情報が得られる。
テレビでインターネットで新聞で。
人々によく知られていない仕事もある。
お正月に働いている人は、果たしてどのくらいいるのだろう。
楽しむ人の影で働く人がいる。
便利さの裏に苦労がある。

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 年賀状を配達してくれた郵便屋さんは、お昼休憩が取れただろうか。
夜中に高速道路をひた走るトラックの運転手さんは、いつ寝ているのだろう。
スーパーのレジに立つ店員さんの今度のお休みはいつだろう。
リビングにてひとり寛いでいたら、通りの方から緊急車両のサイレンが聞こえてきた。
消防士さんや救急救命士さん、警察官も、お正月に気が抜けない。
安心安全な暮らしの中に潜む労力がある。

 人は知らず知らずのうちに誰かの世話になっている。

 お正月に働いている人があちらにもこちらにも。
数え上げたらキリがないくらいだ。
本当に本当に頭が下がる。

 おかげさまで、無事に今日を生き、明日を迎えられそうです。

 お疲れ様です。
ありがとうございます。
心の底から感謝です。



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2020年1月 1日

我が家の元日

 朝3時35分、スマホのアラームが鳴る。
あぁ~、もう朝か・・・・・。
眠い目をこすりつつアラームを止め、起き上がる。
手早く身支度を済ませ、歯磨き洗顔をしていると、彼が起きてくる。
洗顔を済ませたならば、キッチンへ直行。
すぐに朝ごはんとお弁当の準備に取り掛かる。
令和2年、2020年最初の家事は炊事であった。

 彼は普段と同じ時間に出勤して行った。
彼が出勤してしばらくすると娘が起きてきた。
令和2年1月1日。
彼も娘も仕事である。

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 いつも通りの朝。
いつも通りの行動。
全然お正月らしくない我が家。
それでも心なしか、空気が神聖さを帯びているように感じる元日の朝。

 年が明けた。
令和2年が始まった。

 どんな年になるのだろう。

 とりあえず、一家揃って無事に年が越せたことがよろこばしい。

 明けましておめでとうございます。
令和最初の元日を皆さんどうお過ごしですか。
旧年中はお世話になりました。
今年もよろしくお願いします。 

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