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2009年5月

2009年5月29日

Photo_3 買い物帰りに見た虹。(画像がわかりづらくてごめんなさい。)小雨模様の霞みがった空にうっすらと浮かんでいた。「あ~虹だ。」夫と二人、歓声を上げて車をとめた。かすかで瞬きした瞬間に消えてしまうのではないかと思うくらい儚げだった。絵本の世界出てくるようなはっきりしたものではないだろう。でも、返って新鮮で貴重に思えた。泣き笑いをした時の人の顔のようにも見えて胸がジーンとした。この瞬間を何とか娘に伝えようと夫は必死にデジカメを構えた。ずっと見ていたいと感じたけれど、車を走らせる頃には消えていた。一瞬の出会いと偶然に感動して気付くと泣いていた。雨は必ず止む。どんな豪雨でも長雨でも。空に勇気を貰った。ゆうきの瞼の裏には今もあの虹が焼きついている。

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2009年5月27日

充電

Photo_2  ちょっとお疲れモードの時は森林浴に限る。幸せなことにゆうきが住む地域は自然の宝庫である。車で十分も走るとすぐに木々が生い茂る林道に出る。綺麗な空気を満喫するにはもってこいの場所だ。とても静かなイメージがある林だが、カッコウや虫の鳴き声、木々の葉がこすれる音、野鳥たちのさえずり等、意外とにぎやかだ。自然の大合唱に感激して、車のエンジンを止め、窓を全開にした。どこかに花が咲いていたのかな?甘酸っぱい香りが車中を通り抜けた。シートを倒し目を閉じる。朝から悩まされていた偏頭痛が徐々に緩和されていく。命の洗濯とは真にこのことだ。いつの間にか車の外に出ていた夫が歓声を上げた。木に止まっている蝉を見て目をキラキラと輝かせている。思ってもいなかった発見により、彼も心の充電が出来たみたいだ。

ブログを始めて半年。常に受身の姿勢だったゆうきが少し能動的になった。話す人の目を見ようと心がけるようになった。自分が住む地域が好きになった。五感を大切にするようになった。これからも、何気ない日々の中に感動を見出せていけたらいいな。

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2009年5月25日

隠し味?

Photo 「子供の頃、友達とやったことで一番印象に残っていることは?」と聞かれたら間違いなく「お菓子作り。」と答えるだろう。

クッキー作り初体験は小学校5年生頃。場所はいつも遊びに行っていた友達の家。その日は、たまたまゆうきとその友達の二人きりだった。二人ともクッキーを焼くのは初めて。本を見ながら一生懸命、格闘?した。材料を混ぜて、こねて、丸めて形を整える。一連の作業は秘密の冒険をしているみたいでワクワク感、ドキドキ感でいっぱいだった。オーブントースターに入れ焼きあがるまでの間、色々な話をした。クラスメイトの噂話、宿題の話等。「私には好きな男の子がいる。」とこの時初めて打ち明けられた。熱く語り始めた友達の表情はとても大人びて見えた。二人の思いが篭ったのか、友達の恋バナが隠し味となったのか、無事に焼きあがったクッキーは、期待を裏切らなかった。今まで食べたどのクッキーより美味しいと感じた。

娘と二人きりの日曜日の昼下がり、あの時と同じ材料を使って同じ方法で再現してみた。生地をこねながら、子供の頃を思い出してニヤニヤしているゆうきを娘は不思議そうに眺めていた。やがて、焼きあがったクッキーはゆうきが予想していた以上に夫と娘に好評だった。はて?今回のクッキーは何が隠し味となったのかな?にほんブログ村 主婦日記ブログ のんびり主婦へ

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2009年5月23日

大好きな風景

Kaigan いつも通りの夫と二人だけの自由気ままなドライブ。仕事の話をして、娘の話をして、話し疲れるとと黙って窓の外を見て・・・・車を走らせること一時間ほど、私たちがよく立ち寄る海岸に着いた。すぐ近くに漁港があるここは、観光地のような華やかさはないが、とても静かで穏やかで海を眺めるには絶好の場所だ。休日には釣り客がちらほらいるが、平日のこの日は誰もいなくて時折、漁船が行き交うだけでひっそりしていた。いつもと同じように石段になっているところに佇み、特に言葉を交わすわけでもなく二人ただ、海を水平線を見つめる。耳に聞こえてくる波の音が優しくて心地好くて自分がこの景色と一体化したような錯覚に陥った。絵葉書になるような場所ではないけれどこんな風に時の経過を忘れさせてくれる風景っていいなと思った。ふと我に返って、横を見ると夫の笑顔があった。以心伝心?私の思いは伝わってたみたいだ。にほんブログ村 主婦日記ブログ のんびり主婦へ

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2009年5月20日

快晴

Photo 雲一つない今日の空。快晴の空をじっくりと眺めるのはいつ以来だろう?思いを巡らせるとゆうきの中で遠い遠い日の記憶と今日の空が重なった。ずっと昔、まだ保育園に通っていた頃だ。友達と園庭で遊んでいると誰かが「見て、見て、今日の空、雲一つないよ。」笑顔で歓声を上げた。「あっ、本当だ。」と近くにいた子が答えてその子も笑顔に。笑顔は徐々に伝染していき、気が付くと園庭は笑い声でいっぱいになっていた。

あれから三十数年、空を見上げてデジカメを構えるゆうきの顔にはきっと、あの日、あの時と同じ笑みが浮かんでいたと思う。ゆうきが愛読している本に”俯いてから顔を上げるとその瞬間は笑顔になっている”との記述があり、まさしくその通りだなと一人納得した。やらなければならないこと、考えなくてはならないことがたくさんあって知らず知らずのうちに険しい顔で俯いてばかりいる大人になってからのゆうき。でも、たまには、、空を見上げてみようかな。抜けるような青空に感激したあの頃みたいに。

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2009年5月18日

雨上がりの朝。

Photo_3   夫を送り出した直後の空。(午前5時10分頃)いつもと変わりはないけれど、今日が特別な日というわけではないけれど、何故か映像として残しておきたくなった。昨夜までの雨が上がり辺りは朝焼け色に輝いている。朝露が光る草木の緑は昨日よりも濃さを増していて、小鳥の囀りが心地好い目覚ましのように耳に響いてきて、頬に当たる風があまりにも気持ちがよくてゆうきは大きく伸びをして深呼吸した。空気にも香りや味があることをあらためて実感する。新しい一日の始まり。嵐の夜も星降る夜も必ず明ける。希望に満ちていても新型の病に怯えていても深い悲しみを抱えていても、朝は必ず来る。まるで一枚の新しい原稿用紙を渡されるかのように。どんな文字で何を綴っていくのかは、それぞれの自由。

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2009年5月16日

お名前は。

Hana 今朝、ゴミステーションの脇にひっそりと咲いていた花。小さくて可愛らしくて見つけることが出来た歓びはあまりに大きくデジカメを取りに家に戻った。小指の先にも満たない大きさなのに、触れたら壊れてしまいそうに儚げなのに、しっかりと大地に根付いている。なんていう名前なのかな?どんな花言葉を持つのかな?故郷は何処なんだろう?私のほかにも誰か目に留めた人はいるのかな?夫が出勤した後ということもあってしばらくその場にしゃがみこんで名も知らない花を一人見つめた。この花を映像として見た事はない。花屋さんで見かけたこともない。もしかしたら雑草に類されてしまう花なのかもしれない。でも、私の心をほんのりと温かくしてくれた。誰もが振り返るような華やかさなんていらない。気付いてくれる誰かを、自分を必要としてくれる人をそっと包み込むような存在になりたいと思う。今日、見つけたこの花のように。にほんブログ村 主婦日記ブログ のんびり主婦へ

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2009年5月13日

静かな・・・・・・。

Photo ここは、某観光名所。(写真を見てわかる人もいるかも。)この滝のすぐ近くに、夫婦木神社(お参りすると元気な子を授かる。)や惚れ惚れするほど雄大な岩肌があり休日には多くの人々で賑わう。大型連休明けで平日の今日は観光客の姿もまばら。滝の前で思う存分?もの思いにふけった。聞こえてくるのは滝の音のみ。辺りは声を出すのをためらうほど静寂で目の前に広がる風景は一枚のアートのようで、今、自分がここに存在していることが不思議な気がした。人という生き物はなんてちっぽけなんだろう。それぞれに抱えている悩みはもっとちっぽけなものに違いない。ぼーっと佇んでいる間に少し前向きになれたようだ。自然の息吹に吸い込まれしまうとはまさしくこのことだなと思った。

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2009年5月11日

母の日に

Photo 昨日の母の日に娘から貰った。手作りのストラップ。ゆうきに気付かれない所でこっそりとパパにも内緒で?作ってくれていたらしい。嬉しいな。娘が私達の元に生まれてきたことにはもちろん、夫と出会えたこと、自分自身が生まれてきたことにも感謝したい。

世知辛い世の中。これから娘の人生に待ち受けているものは決して平穏なことばかりではないはず。きっと、嬉しいこと楽しいことよりも苦しいこと投げ出したくなることの方が多いんだろうな。でも、誰よりも何よりもゆうき自身が娘自身を信じ見守り続けたい。自分の道を自分で見つけられるように。そのための努力を怠らないように。いつか大切な誰かと出会えるように。

このストラップ、ゆうきの目には数億円もする宝石よりも輝いて見える。(かなりの親バカ?)壊れたら困るからなくしたら嫌だから携帯電話につけないでお守りにしようかな。

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2009年5月 9日

雨にも負けず。

Photo芝桜祭りに行ってきた。地元観光協会が主催するイベントで今年で二回目。インターネットでの宣伝効果もあってか連日、多くの人々が訪れている。ずっと、ずっと行きたいと思っていてようやく今日、実現できた。ここ2~3日の雨でだいぶやられてしまったんだろうなというゆうきの予想に反して?紫にピンクに白に咲き乱れる花々で会場はいっぱいだった。目を奪われる?息を呑む?美しいもの、綺麗なものを出会うとゆうきは言葉を失う癖があるらしい。かなりの強い風雨にさらされたのにもかかわらず尚もその美しさを保ち続けた様を目の当たりにしてただボーっと立ちすくすばかりだった。誰がどういう経緯で付けたのかはわからないが、芝桜の花言葉は”忍耐”。これほどぴったりの言葉は他にないだろうなと思った。何十万株という芝桜で埋め尽くされた会場。美しさを維持しつつけるのには花自身の生命力もさることながら、このイベントを企画、運営している人々のはかり知れない努力があったのだろう。咲き誇る花々に拍手。わざわざ遠い地から訪れた人達に拍手。私達の目には見えない汗を流した人に拍手喝采。

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2009年5月 6日

雨の日もそれなりに。

Midori 大型連休中、最終日の今日だけ家族3人がそろうことが出来た。娘はずっと前から楽しみにしていたようだ。ところが外は雨。夫と娘の落胆振りは、ゆうきの想像以上だった。                               

このまま家にいてもつまらないので出かけることになった。「何処へ行きたい?」と聞かれても「う~ん。」思いつくのは晴れていないとつまらない場所ばかり。ああでもないこうでもないと車に乗ったまま議論すること10分弱、とりあえずこのまま車窓の景色を楽しもうということになった。

車はそのまま隣県へ。根が単純?なゆうきは窓の外の景色に釘付け。太陽は厚い雲の向こう側なのに木々が自らの力で新緑色の光を放っているのにまず驚かされた。白い霞に浮かび上がる町並みはとても幻想的でうっとりした。鉛色の海に寄せる波の中に虹色に輝く部分を見つけて喜んだ。フロントガラスにあたる雨音にはリズムがあることを知った。渋滞にはまり、運転している夫が眠くならないようにと必死に話題を考えた。空気の入れ換えのために開けた窓の外の風に思わず身を竦めた。雨の日ドライブは体感すること、思うことがたくさんでとても忙しかった。

ドライブも終盤に差し掛かった頃、「こういう日もいいもんだな。」と夫がつぶやた。すると娘も「そうだね。」と。今日降った雨には不思議な効果が含まれていたのだろうか?最初はしらけムードだった二人にいつもの笑顔が戻ってきた。言葉として発しなかったがそれぞれの楽しみ方、感じ方が出来たようだ。特に何をしたわけではないただ、車を走らせただけの一日だったけれど、ゆうきの脳裏に焼きついた映像はいっぱいあった。

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2009年5月 4日

おやつに。

Photo夫とはよく、お互いの子供の頃の話をする。流行っていたアニメ、よくやった遊び、好きだった芸能人等。恋愛結婚をしたはずはずなのに、性格の違いから?世代が違う?「あっ、そうそう。」と共感する場面は以外に少ない。唯一、共通していたのがおやつ。小麦粉(ホットケーキミックスではない。)と卵と牛乳でを混ぜてフライパンに油を敷いて両面を焼いたお菓子。私の出身の県では薄焼き(うすやき)と呼ぶ。幼い頃は祖母に作ってもらって、少し大きくなってからは自分(兄弟の分も含めて。)作って食べたことまで一致していた。違う場所で育っても同じものを食べていたことをしって妙に嬉しかった。ちなみに夫の出身の県では”おたらし”と呼ぶそうだ。同じ材料、同じ調理方法の食べ物に別の呼び名があるとは結婚するまで知らなかった。

娘と二人きりの休日、久しぶりに作ってみることにした。小麦粉に卵を割って入れ砂糖を入れ牛乳でといて油を敷いたフライパンに流し込む。蓋をしてしばらく待つ。徐々に甘い香りが部屋いっぱいに漂っていく。テレビはついていない。とても静かな空間。祖母のエプロンの裾を掴み焼けるのをまだかまだかと待っていた頃を思い出した。まるで、形のないアルバムをめくっているかのように。飾り気のない素朴なお菓子を作っている間ずっと、心の中が幼い日々への愛おしさでいっぱいだった。

甘い香りに誘われて、娘が台所に入ってきた。ちょうど、焼きあがったので切り分けて手渡した。「もちもちしいて美味しいじゃん。」ほお張りながら笑顔を浮かべた。最近、写真を撮られるのを恥ずかしがるようになった娘。今日の、彼女の笑顔をそっと心のアルバムに納めた。

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2009年5月 2日

夢に声援

Photo 夕闇が迫る道端で不意に懐かしさがこみ上げてきた。タンポポの綿毛を発見。まだ、ランドセルを背負っていた頃、そっと息を吹きかけて飛ばしては喜んでいたっけ。

タンポポという花はお花屋さんの店頭に並ぶことはないし、家に飾られることもない。しかし、その一心な様子と素朴さに心引かれる。この日、ゆうきが会ったタンポポは、花としての寿命を終え種子となりその小さな体に大きな可能性を持ち大空へ飛び立とうしている段階だった。これから、彼らはどんな風を体感して、どんな街の香りを嗅ぎ、いくつの星を数えるのだろう。人という生き物を見て何を思うのかな?奇形タンポポの映像をテレビで見たことがある。地球温暖化、自然災害、環境破壊。彼らを取り巻く状況はあまりにも過酷だ。小指の先ほどにも満たない小さな体で旅を続け、誰の手も借りずに花を咲かせることは、人がこの世を生き抜くこと以上に大変なことなのかもしれない。でも、どうかどうか最後まで諦めないで欲しい。華やかでなくてもいい、小さくてもいい。花を咲かせて人々の心に灯りを灯してもらいたい。徐々に夜の色が増してきた空の下でゆうきは密かに夢に声援をおくった。

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