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2009年11月11日

峠の茶屋

Photo  行きたい、行きたいと思ってはいても、近すぎるがゆえに、地元であるがゆえになかなか足を運べないでいる場所ってある。そんな風に漠然と抱いていた願いが、つい先日、ようやく叶った。
 日本情緒あるれるこの建物は、曲がりくねった険しい山道を登った先にある峠の茶屋だ。昭和9年開業。正式な名称は、”天下茶屋”。文豪 太宰治が39年と言う短い生涯のうちの約二ヶ月間を過ごした場所として知られている。この茶屋の二階には、彼が実際に使用した机や火鉢が今も残されていて、一般の人達に開放されている。ゆうき夫婦も二階へ上がってみた。昭和初期の日本の部屋・・・・・・・。足を踏み入れたのは、初めてなはずなのに不思議な懐かしさを感じた。ここが世に名を残した作家が存在した場所。ゆうきの胸は表現しがたい感慨でいっぱいになった。
 これは、後で知ったことだが、太宰治がここに滞在したのは、昭和13年の9月13日から11月15日までの期間。71年前のちょうど今頃だ。事前調べをしたわけではないのに、わざとこの期間をねらったわけでもないのに、時代は違えど彼と同じ場所で同じ季節を感じたことになる。これも何かの縁なのかも知れない。文豪 太宰治の作品を、今一度、紐解いてみようと思う。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

天下茶屋って大阪にもありますよ~。

太宰治は今年旬の人ですね。
そういえばそちらの方でしたね。

読書の秋、太宰作品に浸るのもいいかも!!

投稿: patapataokan | 2009年11月11日 22時07分

太宰治が過ごした場所を間近に触れるのは
スゴイですね。好きなヒトにはたまんないでしょうね。
おやじ地方では峠の茶屋と言ったら
碓氷峠(軽井沢の方)のおぎのやです。
そしておぎのやと言ったらかま飯です。
ソッチに行く事があればお試しください。

投稿: ぷぅおやじ | 2009年11月11日 22時45分

 恥ずかしながら、太宰治は教科書程度しかかじっていません…
今年から来年にかけて映画化される作品も多いし、そろそろ読んでみようかな~と思っていたところでした(^^)

私も、この頃は歴史のある建物をのんびり眺めてみたいと思うようになりました。
以前止まった温泉旅館も、昭和の名残りがあってとても居心地がよかったです。
ちょっと前までは設備の整ったリゾート地が良かったのに、今はちょっと不便なくらいがちょうどいいなんて思うんですよね。
不思議なものです。

投稿: えぐham | 2009年11月11日 23時40分

風情のある建物ですね。
古き良き日本を感じさせてくれます。
こういう建物も少なくなってしまいましたね~。

投稿: しま | 2009年11月12日 01時44分

良いところにお住いですね( ^ω^ )
地元だと案外行かないってわかります。
私も観光地に隣接したところに住んでいるのに
引越してきた当初はともかく
用事がない限り行かないですものね。

投稿: まーち | 2009年11月12日 08時01分

私、太宰治って何か苦手で読めないんです~
だから、あまりよく知らなかったんです
でも、天下茶屋というこの場所におられた時期に年月は違えども、同じ空気、景色を見ている自分がいるとしたら、きっとゆうきさんと同じように胸がいっぱいになっていたと思います

 でも本を読むまではいかないなぁ~
         

投稿: もえぎ | 2009年11月12日 08時12分

文豪 太宰治と同じ風景をみたことになるんだね
う~~~ん
確かに感慨深い!

投稿: あんこや | 2009年11月12日 16時46分

こんばんは^^

趣のある建物。
今も茶屋は続いていることに
感動しました。

私も地元では
近すぎて足を運ばない所が
いっぱいあります。
こうして行って見るのも
新しい発見がありますね。

↓ゆうきさんも5時起床
同刻に同じ空を私も見てるんだなぁ。。。
頑張ろうっと!!

投稿: うにゃ | 2009年11月12日 18時56分

okanさま

今年は、太宰治の生誕100周年でしたから何かと耳にすることが多かったように思います。

実は、私は、太宰治は、有名なものしか知らなくて・・・・・・これを機会に色々と読んでみようと思います。

大阪の天下茶屋にも行ってみたいです。

投稿: ゆうき | 2009年11月12日 21時43分

ぶぅおやじさま

私は、特に太宰治のファンと言うわけではないのですが、それでも、あの場所に触れた瞬間、すごく感慨深くなりました。

碓永峠 おぎのやの釜飯、一度、食べてみたいです。

投稿: ゆうき | 2009年11月12日 21時54分

えぐhamさま

実は、私も、本当に有名な作品を少しかじっただけです。
なんとなく、難しいイメージがあって遠ざかっていたけれど、これを機会に、また触れてみようと思います。
まずは、映画化される作品から読んでみるのもいいかも。

私も、最近、歴史ある建物や遺跡などを、のんびり見て回りたいと思うようになりました。
若い時は、東京方面にばかり行きたがったのに、本当に不思議です。

投稿: ゆうき | 2009年11月12日 22時04分

しまさま

30年ぐらい前までは、こんな風な建物がたくさんあったのに、今ではほとんど見かけなくなりましたよね。
建物内部も昭和の雰囲気が色濃く残っていてなんともいえない安らぎを感じました。

投稿: ゆうき | 2009年11月13日 00時05分

まーちさま

近すぎるがゆえになんとなく行きづらい場所ってありますよね。
この日は、ちょっとだけ時間が出来たので、思い切って足を運んでみました。
観光客のふりをして?しっかりと楽しんじゃいました。(笑)

投稿: ゆうき | 2009年11月13日 00時10分

もえぎさま

もえぎさん、ご安心下さい。
太宰治に関しては、私もそれほど詳しくないです。教科書で紹介されている作品を少しだけかじった程度です。

だだ、この建物の内部は、とても重厚で特別な何かを感じる雰囲気ではありました。彼の思いが今もあそこで生き続けているのかもしれません。

投稿: ゆうき | 2009年11月13日 00時29分

(・0・。) ほほーっ 天下茶屋ですか

この名前を聞くと
どうしても 大阪の天下茶屋のイメージしか浮かばない私ですけど
(・ω・;A)アセアセ…

こちらの天下茶屋は 風流でいい感じですね

投稿: ドリームママ | 2009年11月13日 00時31分

あんこやさま

文豪 太宰治も見た言うだけで、
これまで見てきた風景が特別なものに
なってしまうのだから不思議です。

投稿: ゆうき | 2009年11月13日 00時43分

うにゃさま

この茶屋が開業して今年で75年。
確かに感動です。

近すぎて足を運べない場所は
ここの他にもたくさんあります。
今度、また、足を運んでみようかな。
うにゃさんの言う通り新しい発見があるかも。

PS ここに来る方たちは、何故か早起きな人が多いです。仲間がたくさんいて嬉しいです。

投稿: ゆうき | 2009年11月13日 00時56分

ドリームママさま

私は、逆に大阪の天下茶屋を知らなくて・・・・・。

こちらの天下茶屋は、風流だけれど周りに何もないです。本当に山奥。かろうじて携帯の電波は届きます。

大阪の天下茶屋にも興味津々です。

投稿: ゆうき | 2009年11月13日 02時29分

なかなか趣のある建物ですね^^
太宰治はどうも苦手で
私は買ってまで読んだ事がないなぁ~
だからうちの本棚には一冊も無いです(笑)

投稿: ふぃる | 2009年11月13日 21時27分

ふぃるさま

この建物の趣に引かれて、写真を撮っている人をたくさん見かけました。

私もそんなに詳しくはないです。高校の時に学校の図書室で借りて読んだぐらいかな。
ちなみに、今、我が家にある彼の作品は、”走れメロス”オンリーです。

投稿: ゆうき | 2009年11月14日 02時39分

「走れ、メロス」をそこで読むととらえ方が変わるかな?松戸には与謝野晶子が来たことがあるんです。そういった文学者が来たことがあるっていうのはなんだか気持ちがじわ~っと来ますよね…

投稿: 千里 | 2009年11月14日 06時35分

千里さま

ここに足を踏み入れた時、「あぁ、ここで彼の作品を読むことが出来たらな。」と思いました。とても落ち着いた佇まいで、読書をするには、ぴったりな空間でした。

有名な文学者と同じ風景を見た・・・・・感激も一入でした。

投稿: ゆうき | 2009年11月14日 18時41分

落ち着いた感じでいいですね(^^)自分も一度こういうところに行ってみたいです。

投稿: 札幌の行政書士 | 2009年11月14日 20時50分

札幌の行政書士さま

お返事が遅くなって申し訳ありません。
ココログの方にコメントをいただけて嬉しいです。

私が住む地域は、田舎なだけに、落ち着ける場所は多いです。
山に湖に由緒ある神社。これからもブログにアップしていけたらと思います。

投稿: ゆうき | 2009年11月15日 20時33分

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