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2010年11月

2010年11月29日

飛行機雲

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 ホームセンター入り口から見た富士山。

 某ホームセンターを出たら、富士山が真正面にそびえていて、
 「ほぉ~。」
 思わず感嘆の言葉を漏らした。ここのところ、とにかく慌しくて気持ちに余裕がなくて・・・・・富士山を見るのは数週間ぶり、飛行機雲を見るのは数ヶ月ぶり、富士上空を線を描くかのようにかかる飛行機雲を最後に見たのはいつのことだっただろう・・・思い出せない・・・・・。けっして珍しいわけではないのだが・・・・。嬉しくなって気が付くとデジカメのシャッターを切っていた。後続車がいなくて良かった・・・・・。

 あれは確か修学旅行先である沖縄に向かう飛行機の中だったと思う。羽田空港を離陸してしばらくすると、
 「ただいま、左手前方に富士山が見えます・・・・・・・」
と言う主旨の乗内アナウンスが流れた。富士北麓地域に生まれ育ったゆうきたちにとって富士山は珍しいものではなかったが、初めて飛行機に乗った興奮も手伝ってみんな窓際に押し寄せた。
「どこ?どれ!」
「雲しか見えないじゃん!」
田舎丸出しで大騒ぎ。
「あれだよ、あれ!」
目を皿のように見開きようやく視線の先に捉える事が出来た・・・・・。雲海の谷間に見え隠れする富士山は小さいけれど確かにそこに存在していて、白いけれど雲の白さとは明らかに違っていて、いつも仰ぎ見ている富士山を今は見下ろしていることが不思議で夢を見ているようで、富士山が米粒ほどに大きさになりやがて視界から消え去るまでただただ見つめた。あの日あの時の感動は四半世紀が経過した今でも鮮明だ。

 青い空に一筋の飛行機雲。今日の富士山は街並みは上空から見たらどんな風に見えるのだろう・・・・・。




 

 

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2010年11月27日

よりどころ

海苔の佃煮、肉味噌と常備菜になりうる品を立て続けに作った。おにぎりの具材に、ちょっとした箸休めに大いに活用したい。

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海苔の佃煮

 材料・・・海苔 (味のついていないもの)10枚、砂糖 大さじ1、 醤油 大さじ3、みりん80cc、水 300cc

レシピ・・・ ① 海苔以外の材料lを全て鍋に入れ沸騰させる。

       ② そこに細かくちぎった海苔を投入、弱火で時々かき回しながら
          汁気がなくなるまで煮詰める。

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肉味噌

材料・・・ひき肉 250g、白胡麻 適量、味噌 65g、砂糖 大さじ4、みりん 大さじ1、料理酒 大さじ2、生姜 適量

レシピ・・・① ひき肉、白胡麻、生姜以外の材料を全てお皿などに入れよく混ぜておく。

      ② ひき肉を色が変わるまで炒める。

      ③ ①を投入、よくからめながら煮詰める。

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我が家の常備菜 左から肉味噌、海苔の佃煮、南蛮味噌。

 思い返せば、ゆうきの実家には、保存が利く惣菜が常に常備してあった。キャラブキに高菜、紫蘇の実の煮付け、自家製の梅干をアレンジした一品などなど。作るのは祖母もしくは母。その日その時、家にある材料を使って、ちょっとした暇を見つけてはキッチンに立っていた。
 祖母には祖母の作り方、母には母の作り方があったが、どちらとも素朴でぬくもりがあって口にするとホッとできる言うなれば心のよりどころのような存在だった。

 海苔の佃煮を試食した娘が一言
「明日の焼きおにぎり、具材はこれにして!」
彼女の中で”よりどころ”になりうるかな 

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2010年11月24日

できた~

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初めて焼いたバターロール

 ホームベーカリーを購入して一ヵ月半、ようやく食パン以外のパンを焼いてみる気になった。  本当はもっと早くに焼けばよかったのだが、難しそう~と言うイメージが先行してなかなか踏み切れずにいた。ゆうきが焼いてみようと思ったのはバターロール。何時間もかけてレシピを頭に叩き込んだ。

 パン生地をこねるまではホームベーカリーのお仕事。問題はここからだ。生地を見るのも初めて、触るのも初めて・・・・・。パン生地は、ゆうきが予想していた以上にもっちりしていた。
 出来上がった生地を分割して布巾をかけて15分休ませ、今度は円すい型にして再び布巾をかけて15分休ませたらいよいよ成型。覚えたはずなのに、何度も何度もレシピを確認した。もっちりした生地・・・・形作るのは難しい・・・。またまた自身の不器用さを実感した。
 悪戦苦闘の末やっとの思いで作った生地をオーブンへ投入したときは、心身ともにフラフラなった。

 ロールパンは、ゆうきの憧れでもある。
 何のアニメだったかは覚えていないが、家でロールパンを焼き、それを家族みんなで食べるシーンがあった。絵の中の湯気が出るパンがあまりにも美味しそうで、画面に釘付け、思わず手が伸びそうになった。ホームベーカリーはおろかオーブンさえ家になかった時代、焼きたてホヤホヤの熱々のパンを食べることは夢のまた夢だった。

 焼きたてのパンを、待ちわびている夫と娘の前に差し出した。
 
 夫 「アチッチ~、うまい~。パン屋さんみたい~」
 娘 「美味しい~熱々だね~。」
 ゆうき 「ホントだぁ~」
 熱々のパンとほんわかした雰囲気・・・・・夢が叶った・・・・・。

 
 
 

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2010年11月22日

風物詩

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 観光地の路地で売られている食べ物ってどうして美味しそうに見えてしまうのだろう。お腹が空いていなくても時間に追われていてもついつい足を止めてしまう。普段、スーパーで見かける食材さえも魅力的に見えてしまうから不思議だ。この日、ゆうきが心奪われたのは銀杏の実、露天のおばちゃんの元気な掛け声に吸い寄せられ、気が付くと手を伸ばしていた。銀杏は、ゆうきにとって秋の風物詩でもある。

 ゆうきの母校の小学校の校門には樹齢100年を越えるイチョウの木があり、毎年秋になると黄色い実をたくさんつけていた。その実の臭いこと臭いこと。秋に木の近くを通る際はいつも息を止め足を速めていた。「校門にあるイチョウの木は長い歴史があり、〇〇小学校のシンボルである。」(実際に校章にはイチョウの葉があしらわれている)校長先生から聞いていたが臭いものは臭い・・・・。
 あれは、いつの年だっただろう。どこから調達してきたのか祖父が銀杏の実を持ち帰ったことがあった。
「それどうするの?」
「焼いて食うんだよ。」
「えっ、食べれるの?」
祖父はフライパンで炒った実をペンチで割って二粒だけゆうきに手渡した。
「食ってみな。」
恐る恐る口にしてみた。「ちょっと臭うけれど、お餅みたいで美味しい・・・・」 率直な感想。
「もっと頂戴!」
ってせがんだが
「食べ過ぎると体に悪いから」
と言ってそれ以上はもらえなかった。ケチ~って思ったけれど、銀杏の実がいかなるものかがよくわかった。以来、ゆうきの中で銀杏は臭い実から秋の風物詩に昇格を遂げた。


 銀杏の実をフライパンで炒ってダイニングテーブルに置いておいた。
 「くっさいな~!」
彼は帰宅早々、鼻をつまんだ。予想通りの反応。知らん顔を決め込んでお風呂に入り、ふとテーブルの上を見てみるとなんと三分の二がなくなっていた。???臭いんじゃなかったの?
彼の中にはどんな思い出が隠されているのだろう・・・・・。

 

 
 

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2010年11月20日

行ってきたよ

夫が思いがけず、二日間の連休を取ることが出来た。ここのところ、ずっと忙しくて文字通り寝る間も惜しんでの状態だった彼、疲れが溜まっているのは誰の目から見ても明らかだった。彼に一番必要なのは睡眠時間。ゆうきに出来ることはその環境を整ええること。テレビのボリュームを絞り、娘とは小声で話し、明るくなっても戸を開けなかった。起こさないように起こさないように・・・・と心がけながら一人静かにパソコンに向かっていた。向かっていたら・・・・・彼がモソモソと起き出してきた。彼は、ゆうきを見るなり
「昇仙峡に行って来よう。」
と誘ってきた。
「えっ、疲れてるんじゃないの?大丈夫?」
慌てて問うと
「このまま、寝てても気がめいってしまうから。気分転換、気分転換。」
彼は笑顔で答えた。今年は地元の秋を満喫しようと自身に言い聞かせつつも心の奥底では「どこかへ紅葉狩り行きたい・・・・・。」と願っていたゆうき。本音を見透かされていたのかもしれない。

 11月中旬過ぎに昇仙峡に足を運ぶのはひょっとしたら初めてかもしれない。紅葉は盛りをやや過ぎていたものの、全部の葉を散らすには、まだ間があり、それなりに風流だった。同じように感じている人は多いのだろう。平日にもかかわらず意外にも観光客が多い。他の人達に混じって、二人もゆっくりした歩調で散策。落ち葉を踏みしめる感触ってどうしてこうも心地いいのだろう。やがて足は昇仙峡の見どころの一つである滝つぼへ。
ざーっともごぉーっとも受け取れる滝の音。ここに来るたびに時間を忘れる。澄んだ水特有の香り、時折頬にあたるしぶき、黄色く色付いた木の葉、味のある空気・・・・・・五感を通じて伝わってくる全てが気持ちよくて愛おしくて・・・・四季のある日本に生まれてよかった・・・・しみじみ思った。

 昇仙峡へ行ってきて以来、彼が心なしか元気になった。彼は彼なりに感じる何かがあったんだろうな。

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2010年11月17日

おすすめ

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 南蛮味噌 材料

 ずっと、母親頼みだった南蛮味噌を初めて自身の手で作ってみる気になった。母による母ならではの母にしか出来ない究極のオフクロの味。ぜひとも母が元気なうちに作れるようになりたい。

 作り方を何度も何度も母に確かめた。わざわざこのために実家に足を運んで。頭の中でシュミレーションして不安な箇所は電話で再確認した。
 材料は 唐辛子 料理酒 みりん 味噌 かつお節 胡麻。 ちなみに全て目分量。実家には、はかりはおろか計量スプーンすらない。それでも失敗したことがないのだから、母はすごい。

 ① 唐辛子を細かくきざむ。
 ② 唐辛子をサラダ油(オリーブ油、ごま油でも可)で炒める
 ③ 程よく炒まったらそこに、唐辛子が浸るぐらいにみりんを投入
   (辛いものがお好きな方は料理酒でも大丈夫です。
   我が家は夫も娘も辛いものが苦  手なのでみりんにしました。)
 ④ しばらく煮込んだ後、味噌を投入。よく混ぜる。
 ⑤ 最後に胡麻とかつお節を同時に入れてよく練る。

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 出来立ての南蛮味噌を早速、試食してみた。味は、それなりで不味くはないけれど、母が作った南蛮味噌には劣る。う~ん、オフクロの味をマスターするにはまだまだ修行が必要なようだ。

南蛮味噌は、熱々のご飯の上に乗せて食べても美味しいし、おにぎりの具にもなる。
煮込みうどんや味噌汁に入れると風味が増す。母は同じ手順で生姜味噌やにんにく味噌も作る。こちらは文句なしに辛いものが苦手な方やお子さんでも食べられると思う。今年は厳冬が予想されている。唐辛子や生姜、にんにくをうまく利用して体を温めてみませんか?

  

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2010年11月15日

最後の

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 授業参観 資料

 一昨日は、娘が通う中学校の授業参観だった。
 授業参観・・・・・幼稚園から数えて通算で何回あったのだろう。
 泣いても笑っても今回が最後だ。

 小さかった娘も中三。あと4ヶ月で義務教育を終了する。彼女自身そのことを大いに意識しているのだろう。最近、友人関係など学校の話をよくしてくるようになった。
 「今のクラス最高! 離れ離れになりたくない。」
 「受験は早く終わって欲しいけれど卒業はしたくない。」etc.
どの言葉も根底にあるのは寂しさだ。
そんな娘の思いを胸に中学校へ向かった。

 授業は道徳。娘のクラスは「自己理解と向上心・個性の伸長」をテーマに進められた。途中、「なるほどな~。」と思える意見も数多く出されとても有意義な授業だったと言えよう。
授業中、無駄話をする子、居眠りをする子、立ち歩く子は一人もおらず、みんなが授業に集中していて、「中三ともなると大人だな。」って思った。

 授業終了後は、合唱が披露された。曲目は、「輝く笑顔」 
 秀才さんにイケメン君、ヤンキーさんにオタク君、歌が得意な子苦手な子、色んな子が集まってのハーモニー。文句なしに素晴らしかった。感動した。涙で視界がぼやけた。低学年の頃は同級生たちについていけずオロオロしていた娘が今は・・・・・デジカメのシャッターを切ることも忘れて、ただただ聴き入った。
 温かい感動jをありがとう!・・・輝く笑顔たちに伝えたい。

たかが授業参観されど授業参観。娘の成長を喜びつつも一抹の寂しさが胸をよぎった。

 

 

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2010年11月13日

美味しい!

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 キッチンに放置してあったリンゴを

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 弱火でじっくり煮込んで、ジャムを作りました。

 夫の仕事が忙しくて、娘の試験日が近いと、ついついキッチンに籠もりたくなってしまう。
昨日もまた・・・・・。こんな時は買い物に出ることなく家にある材料のみ使って調理することにしている。今回の材料はキッチンに長いこと放置してあったリンゴ。何を作ろう・・・・・ロールケーキは前に焼いたし、アップルパイでは時間が少し足りない。考え抜いた末、ジャムを作ることにした。ちなみにゆうきはジャムを作った経験がない。以前、友人から教わった方法を必死になって思い出した。

 材料はリンゴとグラニュー糖、レモンの絞り汁only。水は一切使わない。

 リンゴは皮を剥き厚さ1cm.以内の一口サイズに切る。鍋にグラニュー糖、リンゴ、グラニュー糖の順で入れ、上からレモンの絞り汁をまわしかける。蓋をして一時間ほど置く。
この間は、瓶を煮沸消毒したり、食パンが焼けるようホームベーカリーをセットしたり、夕食の下準備をしたりして過ごした。
 時間が経って、鍋の底の方に水分が溜まってきたら弱火にかける。こまめにアク抜きをしながら煮込むこと30分、リンゴが半透明になったら完成。
 作っている最中はどうなることかとドキドキだったけれど何とか形になった。完成したジャムをすぐに瓶詰め。二人の帰りを待った。

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 リンゴジャムを焼きたての食パンに塗って夜食として二人に出した。評判は上々。疲れた様子の表情に笑みが広がった。
 焼きたての食パンに作りたてのリンゴジャム。二人の笑顔。キッチンに二時間こもった甲斐は充分にあったと思う。

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2010年11月10日

今回は

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 おからパウンドケーキ 材料

小麦粉 100g   おから 100g  バター 100g  砂糖 60g  卵 2個  牛乳 50cc


 友人Kちゃんが再び、お豆腐とおからを持って訪ねてきてくれた。ゆうきはもちろんだが、夫も娘も彼女の訪問を心待ちにしている節がある。たった一度食べただけですでにリピーター。それくらいKちゃん夫妻が運営する福祉施設で作るお豆腐は美味しいのだ。Kちゃんのおかげでお豆腐本来の味を知ることが出来た。心から感謝したい。

 Kちゃんが持ってきてくれたおからで、今回はパウンドケーキを焼いてみた。

 まず、室温で柔らかくしたバター(指で押してあとが付くくらい。)に砂糖を加え、泡だて器で白っぽくなるまで混ぜる。混ざったら溶きほぐした卵を3~4回に分けて入れ、そのつどしっかり混ぜる。 振るった小麦粉とパラパラに炒ったおからを加え、ゴムベラで粉っぽさがなくなるまで混ぜる。 生地を型に流しいれ170度に熱したオーブンで40~45分焼く。

 生地の感じは普通のパウンドケーキとあまり変らなかった。

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 前回のおからクッキーに比べると少しは形になったと思う。

 「不味いかと思ったけれど、意外と美味しい。」 娘の感想
 「前のクッキーはちょっとあれだったけれど、これは、うまいじゃん。」 夫の感想。
 キッチンのダイニングテーブルに置いておいたらいつの間にかなくなっていたから、お世辞ではないと思う。ゆうきが食してみても味はまあまあだった。

 おからで作ったお菓子をKちゃん夫妻が経営する福祉施設で働く人達に食べていただきたい。彼らに美味しいって言ってもらえるのがゆうきの目標。それには、もっと見栄えを良くしないと・・・・・・口に残るぼそぼそ感ももうちょっと何とかしたい。
目標への道のりは、まだまだ遠い。

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2010年11月 8日

一人散歩

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あっ、ドングリだ!

 ゆうきの地元めぐりは続く。今の時期は、ただ歩いているだけでも気持ちが良い。この日、選んだ場所は自宅から少し離れた公園。彼は仕事、娘は学校、足を運んだのはゆうき一人。どこにどの位、留まろうが、突然、走り出そうが自由だ。家族三人もいいけれど、夫婦二人もいいけれど、一人散歩もまだ悪くない。 公園内を一通り散策した後、思いっきり深呼吸、ふと足元を見ると・・・・・
「あっ、ドングリだ!」
思わず歓声をあげそうになって慌てて呑み込んだ。

 ドングリを見て懐かしいと思う人は多いと思う。ゆうきもまた・・・・・。
あれは確か、保育園に通っていた頃だった。園児全員と職員で散歩に出た。天気は快晴。行き先は近くの公園。鬼ごっこにかくれんぼ、様々な遊びに興じた後、ドングリ拾いをすることになった。みんな夢中。次から次へとドングリを手にしていく。が、どうしてだろう・・・・・ゆうきは見つけることが出来なかった。「このままだと時間がなくなっちゃう。アタシだけ見つけることが出来なかったらどうしよう・・・・・。」 べそをかいていたら
「ゆうきちゃん、ほら。」
担任の先生がこっそり手渡してくれた。嬉しくて嬉しくて、また泣いた。涙で滲んだドングリ、先生の手のぬくもり・・・・・四十年近くが経過した今も忘れられない・・・・・。

 しゃがみこんでアングルを図っていたら、理想的な形のドングリを見つけた。心引かれ手を伸ばしかけたがやめておいた。この公園は市内の幼稚園、保育園に通う子たちがよく遠足に訪れる。ドングリを見て本物の歓声をあげるであろう園児たちの楽しみを奪ってはいけない。理想的な形のドングリをデジカメに収めて公園を後にした。


 

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2010年11月 6日

16年前に

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 ホームベーカリーで焼いたバターケーキ。

 「今日は、もう寝なさい。明日の朝は早いんだから。」
母にそくされ布団に入ったものの眠れるはずもなく、何度も寝返りをうった。普段と変らない父母との会話、部屋の雰囲気もカーテンに映る南天の影も居間からかすかに聞こえてくる時計の音もいつもとなんら変らない。でも、でも、明日は・・・・・・堪らなくなって毛布をかぶり膝を抱えた。物心ついてから今日までの日々が走馬灯のように甦ってくる・・・・・続いてずっと我慢していた涙が・・・・・。声を押し殺すことに必死になりながら今までドラマの中の出来事でしかなかった”結婚前夜”なるひと時をじっくりと噛み締めた。

 ゆうき夫婦は結婚記念日に特別なことをしない。いつも通りの会話、いつも通りの食事内容・・・・・いつも通りに過ごす。結婚1年目も2年めも3年目も・・・・・ずっとずっと変ったことをした年はない。これがゆうき夫婦の結婚記念日の過ごし方だ。他のご夫婦がどうであれ、ゆうき夫婦はこれで良い!結婚して16年、同じことで笑い、同じことで泣き、同じことで感動してきた。人はいつ何があるのかわからない。、これはもう奇跡に近い幸せなのかもしれない。。ダイヤモンドなんていらない。花束もいらない。これから先もずっと一緒に歴史を積み重ていけるのならこれ以上望むことはない。

16年前の11月6日、彼とゆうきは、富士北麓の由緒正しい神社で式を挙げた。
冷たい雨が降る日だったが、不思議と寒さを感じない日だった・・・・・。

PS 今回の記事はどんな写真を載せたら良いのかがわからなかった。何しろ結婚記念日だからと言って特別なことをしたことがないので・・・・・・。写真のケーキを彼は
「ありえないくらい美味しい」
って頬張っていた。 作り手として嬉しいことこの上ないけれど、今日が結婚記念日であることをたぶん忘れていると思う。

 

 

 

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2010年11月 3日

小春日和に

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 たくあん用の大根。長さも太さもまちまち・・・・・。

 実家に行ったら小春日和の空の下、たくあん用の大根が干してあった。つい2ヵ月ほど前、母が
「今年はたくあんに漬ける大根の生育が思わしくない。」
ってぼやいていたから、無事に育ってくれたことに心の底からホッとした。これでこの冬もたくあんが食べられる・・・・・。

 実家にはなるべく頻繁に顔を出すようにしているが、こんな光景に出くわすのは本当に久しぶりだ。5~6年ぶり?もっと経っているかもしれない。
 たくあん用の大根を干すことは重労働。ゆうきも独身の頃はよく手伝っていた。大根を選別する係り、水道で水洗いする係り、紐で縛る係り、吊るす係り。家族総出だ。寒風吹き荒む季節の外仕事は寒くて冷たかったけれど、和やかでにぎやかで楽しかった。近所中に聞こえるのでは?と思うくらい大声で交した会話、みんなの笑顔、後に襲ってきた手荒れと体の節々の痛み・・・・・・その全てが今でも鮮明だ。

 郡内名物の空っ風と祖父の代から使用している樽、その他諸々のコツがたくあんを美味しくする。食卓に乗る日が楽しみだ。

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2010年11月 1日

はとぽっぽ~

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 何を話しているのだろう・・・・・・街灯に鳩が・・・・・

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一旦飛び立ったらと思ったら再び集まってきた。

 人以外の生き物を見かけるとついつい目で追ってしまう。それが襲ってくる心配のない野生の小動物だったならば尚のこと。先日の被写体は鳩、高い場所に居たため、特に警戒されることはなかった。(望遠レンズで撮影)

 街灯はたくさんあるのに鳩が止まっているのは一つだけ。いったいどういうコミュニケーションが交されているのか、集まっては飛び立ち、また集まってきては飛び立つを何度も何度も繰り返す。そもそも彼らはどういう関係なのだろう・・・・親族?それとも人間で言う同僚?
色んな思いが次から次へと湧いてくる。 
と、突然、どこからともなくカラスが街灯めがけて飛んできた。彼らがいっせいに飛び去ったのは言うまでもない。空の世界も大変らしい・・・・・・。

 異常気象が続いて、野生動物たちの生活が脅かされているという主旨の話題をよく耳にする。この鳩たちとて例外ではないだろう。今日食べるご飯があるのだろうか?外敵に襲われる心配なく風雨が凌げるねぐらは?余計な心配なのかも知れない・・・・・・。けれども彼らが無事にこの冬を越せることを願わずにはいられない・・・・・。

 

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