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2012年2月

2012年2月29日

ひな祭り

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 もうすぐひな祭りだ。アパートは狭いからと言う理由で、ずっと実家に預けたままになっていたお雛様を先日、引き取って来た。娘が生まれてすぐに、両親が買いに走ったお雛様だ。15年間、日の目を見ることがなかった。ずいぶんと失礼なことをした。お雛様に対して、両親に対して。ずいぶんとかわいそうなことをした。娘に対して。

 「〇〇ちゃんのだよ~。」
 学校から帰って来た娘は目を丸くした。彼女に16年前の記憶はない。(買ってもらった年だけ実家に飾った。)彼女にしてみたら初めてのお雛様だ。どんな思いが去来したのか、長い時間、ボーっとお雛様に見入っていた。お腹が空いていることを忘れて。着替えることを忘れて。すっかり自分の世界に入ってしまった我が子を見て
「女の子だなぁ~。」
彼がつぶやいた。「どうか幸せな人生を」 子を思う親の気持ちは永遠だ。

 まったく余談だが、夫婦間で揉めている。
「お嫁に行き遅れてしまうから3日には片づける。」
と言うゆうきと
「お嫁になんか行かなくていい!」
と言う彼。どっちも譲らない。いつまでたっても平行線だ。


 

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2012年2月27日

年寄りくさい?

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夫曰く、
「ゆうきは、食べ物の好みが年寄りくさい!」
そうな。
好きなものを思い浮かべてみる。お漬物全般にお刺身、酢の物、おせんべい・・・・・イカの塩辛だって普通に食べられちゃう。理由は色々ある。祖父母と同居していたこと、父親の晩酌のつまみをいつも分けてもらっていたこと、土地柄も影響していると思う。味覚と育ちは密接に関係する?ゆうき夫婦は7つ違いだが、年下であるゆうきの方が好みが渋い。
 ジャンクフードも嫌いではない。洋食系だって好きだ。が、最後の最後は、子供の頃に食べていたものだ。気持ちよりも先に体が欲する。大体のものは、自分で用意できる。が、そうできないものもある。先日、実家で炙ったスルメを食べた。熱々のお茶と一緒に。何年振りだろう。好物であることさえ忘れてた。噛めば噛むほど味が出て・・・・・。懐かしくてもったいなくて、いつまでたっても飲みこむことが出来なかった。「美味しんだな~。これが。」誰に何と言われようと、食べ物の好みは変えられない、変わらない。

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2012年2月25日

一卵性父娘

  夫と娘は本当によく似ている。顔つきから体質、性格に至るまで。いつも、いつも、同じことで笑い、同じことで怒り、同じことで感動している。きっと、物事のとらえどころが一緒なのだろう。
「〇〇ちゃんはパパによく似ているね~。」
何回言われたかわからない。何しろ、かかわる人ほぼすべての人が言うのだから。みんな同じことを感じるらしい。これを言われると、娘本人は、ちょっと嫌な顔をする。(お年頃だから?)しかしながら、本当のことなのだから仕方があるまい。「一卵性父娘」ゆうきは心の中で二人のことをこう呼んでいる。
 「一卵性父娘」 ストレス解消法もよく似ている。二人ともよく話す。彼は職場でのこと、娘は学校のこと、将来のこと。「普通ここまで話すか?」と言うところまで堰を切ったように話す。聞き手はもちろん、妻であり母であるゆうきだ。
「ゆうきに話すとすっきりする。」
「ママに話すとすっきりする。」
2人は言う。話したところで、即問題解決にはつながらない。でも、話すことで気持ちの整理ができ、前向きになるならば、妻として母として悦ばしい。

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 「一卵性父娘」 食べ物の好き嫌いも一緒だ。2人とも納豆が大嫌い。ゆうきは大好きなのに。
「くさいから、俺がいない時に食え!」
「匂いが嫌だから、私がいない時に食べて!」
言葉は違えど、言ってる内容は同じだ。実家にいるころは、3度3度食べることもあった納豆を、今はお昼にしか食べられない。しかも一人の日限定だ。一昨日、昨日と2日続けてお昼は納豆だった。よくかき混ぜて、添付のタレとからし、ネギを入れてご飯にかけて、一気にかきこんだ。美味しかった~!

 ところで、みなさんは、納豆がお好きですか?(食べられますか?) 食べられるという方、食べる際は何を入れますか?只今、納豆の食べ方を色々と研究中です。

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2012年2月22日

やっぱり、これ!

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 この冬、彼は干し柿にハマった。何かきっかけだったのか定かではない。
「とにかく無性に食べたい!」
と言いつつ、それこそむさぼるように食べていた。どのくらいの数を消費したのだろう。スーパーで見かけては籠に入れ、ネットで見つけては注文していた。ゆうきもご相伴にあずかった。実家以外の場所で作られた干し柿を食べるのは、実は、初めてだったりする。何種類か味わったが、どれもそれぞれの特徴ががあり、それなりに楽しめた。

 いったいあれはなんだったのか。彼のマイブームはいつの間にか去った。ブームの最終章は実家の干し柿だった。

 各地の干し柿にそれぞれのこだわりがあるのは当然だが、母だって色々とこだわっている。気を付けている。母は丁寧だ。カビないよう、食べた人がお腹を壊さないよう細心の注意を払っている。時間をかけて手を洗い、皮をむくのに使う包丁は熱湯消毒する。皮をむき終えたら、実の部分にはあまり触れないようにしながらビニールひもに括り付ける。軒下につるす際も、柿が窓枠等に触れないよう気を付ける。地道且つ根気のいる作業だ。
「まぁ、この家では、綺麗に柿をつるしていること!」
ご近所の主婦に褒められたそうな。程よく干しあがったら、いったん冷凍庫で凍らせてから、今度は冷蔵庫に移す。そうすることで、数日後には白く粉がふく。30年来変わらない母の手法だ。
 お茶うけに出された干し柿を、夫婦して頬張った。彼の満足げな表情に、ちょっとだけ優越感を覚えた。販売されている干し柿は、もちろん美味しい。だが、ゆうきの中では、実家のが一番だ。
 

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2012年2月20日

屋台で

 もう30年以上も昔の話だ。季節は真冬。その日は厄除け神社のお祭りだった。地元の人たちが楽しみにしているお祭りだ。むろん、ゆうき一家も例外ではない。晩御飯を済ませて、両親に連れられ出発した。
 神社周辺は、すでに多くの人で賑わっていた。たくさんの屋台が連なり、様々な音が重なり、色々な匂いが立ち込めて、いつもと全く違った雰囲気を醸し出していた。日常など、どこを探してもない。あっちをキョロキョロ、こっちをキョロキョロ、
「迷子になるよ!」
母から注意されてもやめられなかった。
 お参りを済ませたならば、今度は屋台の物色だ。実はこっちがメインだったりする。
「何か一つだけ買ってあげる。」
出かけに言われていた。焼きそばに綿あめ、はっかパイプに焼きイカ、リンゴ飴もあった。今川焼もあった。屋台で売られている品々とは、どうしてこうも魅力的に映るのか。何にしようか、散々悩んだ。一つしか買ってもらえないのだから、失敗は許されない。どのくらいの時間を要したのだろう。ゆうきが選んだ品は、キャラクターの形をしたべっこう飴だった。赤色をしていて割りばしがささっていた。嬉しかったな~。手にした瞬間、宝物だって思った。なかなか口にすることができなかった。ちなみに、そのべっこう飴がどんな形(何のキャラクター)だったのかは覚えていない。味も忘れた。ただただ、べっこう飴をかざして見た赤い風景だけが未だに鮮明だ。
 

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昨日、なぜだか突然、べっこう飴が食べたくなって、自分で作ってみた。キャラクターの形はしていないが、我ながらうまくいったと思う。
 出来上がったべっこう飴を、光にかざしてみた。あの日と同じように。飴色のリビングがそこにあった。

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2012年2月18日

ようやく・・・・・

 今週は、ずっと天気が良くなかった。霙が降ったり、粉雪が舞ったり・・・・・。毎日何かしら空から落ちてきて、傘が必需品だった。当然、空はどんよりしている。富士山をはじめとする山々は雲の向こう。霧に包まれた朝もある。幸いにも交通に影響が出るほどではかかったけれど、気温もそれほど低いわけではかかったけれど、テンションが下がる。体感的にもとても寒く感じた。日差しがないと洗濯物が外に出せない。お天気に文句を言っても仕方がないけれど、窓の外を見てはため息をつき、天気予報を聞いては憂鬱になっていた。いったい、いつになったら晴れるのかしら???滅入った気持ちでシャッターを開けた昨日の朝、ゆうきは思わず目を見開いた。

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 うっすらとだが、山々の稜線が見えている・・・・・。
「ほぉ~」
諦めではなく感嘆のため息が漏れた。もうすぐ晴れる。たった数日なのにずいぶんと久しぶりに感じた。

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 ほどなくして、朝もやの中から、富士山も姿を現した。こちらも久しぶりだ。
「おぉ~」
今度は雄叫びだ。言葉らしい言葉は出ない。念願かなって洗濯物を外に干すことができた。

 
 
 
 止まない雨(雪)はない。太陽の日差しは、本当に心強い。日向の香りがする洗濯物を手につくづく感じた・・・・・。

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2012年2月15日

今年のバレンタイン

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 昨日のバレンタインデー、みなさんは大切な人に何を贈りましたか?

 ゆうきはアップルパイを焼いた。少し時間があったからパイ生地から手作り。リンゴを煮ながら、パイ生地の材料を量り、粉を振るって、室温で柔らかくしておいたバターと合わせてこねて・・・・・・・。仕上げるのに午前中いっぱいを要した。バレンタインデーのお菓子作りにチョコを使わなかったのは初めてだ。

 人の数だけ愛の形がある・・・って言ったのは誰だっけ?ゆうきが彼と娘に抱いている、愛おしい思い、ありがとうの思い、今後の幸せを願う思い・・・・・思いと言う思いを全部を足したら、果たしてどんな形になるのだろう。かなり不恰好なアップルパイは、2人に好評だった・・・・・・。

 余談ではあるが、我が娘は、多くの友人とチョコをやり取りした。その数は過去最高だ。ゆうきは友情の深さに、父親である彼は、中に本命及び逆チョコ(男の子が女の子に贈る。)なかったことにホッとしている

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2012年2月13日

わぁ~・・・

  「夜が明けるのが早くなった。」 ここ数日で実感するようになった。6時半と言うともう明るい。わずか10日ばかり前は、人の顔の見分けがつかないくらいに暗かったのに。ほんの些細のことではあるけれど、なんだか得した気分になる。「今日は、どんな朝を迎えているのか・・・。」 シャッターを開ける瞬間ワクワクする。開けたならば、

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 西の空にはまだ月が残っていて

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 南には富士がそびえている。やがて朝の日差しに、富士山が紅色に染まる。昨日の朝は特に美しかった。思わず息を呑むほどに。寒さも慌ただしさも忘れて、ただただ立ち尽くした。生きていてよかった~って思えた。気持ちが前向きになった。 体感的にはまだまだだ。だが、春は着実に近づいている・・・・・・夜明けの空がそれを語っていた・・・・・。

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2012年2月11日

手抜き法

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 「主婦だって、たまには手抜きしたくなる時があるよな~?」
まるで娘の気持ちを代弁したかのような母の問いかけに
「そうそう、そうだよね。」
ゆうきの心が湧いた。
「かったるい時(疲れている時)だってあるし」
「そうそう!」
「出かけちゃって時間がない時もある。」
「そうそう!」
「今年の冬はやたらと寒い。」
「そうそう!」
「だからと言って、何も食べないというわけにはいかない。」
「そうそう、そうなんだよね~。」
お互いの旦那そっちのけで(実は目の前にいた。)母娘、大いに盛り上がった。
どんなに疲れていようと、どんなに時間がなかろうと家族にご飯を食べさせないわけにはいかない。1年365日(今年は366日)主婦業に休みはないのだ(特に食事面)毎日、気が付くとご飯のことを考えている。自身のこと後回しに、夫の娘の健康を気遣っている。主婦の悲しい性だ・・・・・・。

「人参とか椎茸、油揚げを細かく刻んで少し濃い目に煮詰めて、小分けにして冷凍しておくと、何かとつかえて便利だよ。」
 母がアドバイスしてくれた。ゆうきは、その日のうちに、人参と牛蒡と蓮根と椎茸と油揚げを煮込んだ。

 なるほど!便利だ。白いご飯(玄米ご飯でも可)に混ぜれば混ぜご飯になるし、酢飯に混ぜれば散らし寿司になる。オムレツの具材にしても良い。使い方いろいろだ。

 主婦歴ン十年、自分に対しても人に対しても厳しい母も、実はゆうきと同じ思いを抱えていた・・・・・・そのことにホッとしている。
 

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2012年2月 8日

冷た~い

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 しなびたリンゴが

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ゼリーと

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アイスクリームに変身した。

 去年の年末ごろから、おやつ(デザート)作りをさぼりがちだ。やろうとは思ってはいても、眠かったり疲れていたり寒かったり・・・・・。お餅や果物など、彼が社販で買ってきた食べ物がたくさんあることも起因している。あるものを食べていればよい。家族から文句が出でたわけでもない。ただ、多すぎるが故に食べきれず、しなびてしまったリンゴは何とかしなくてはと思っていた。

 昨日は、とにかく暖かかった。最高気温が10℃越え。4月上旬並みだ。暖房器具がない部屋にいても寒いと感じなかった。暖かいと気持ちに余裕が出てくる・・・・・久しぶりに、食事作り及び掃除以外でキッチンに立った。材料は、もちろんリンゴだ。

 
 

 リンゴアイスクリーム、リンゴゼリー、ほとんど同時進行で作った。
リンゴアイスクリーム・・・・・アイスクリームの生地(卵、生クリーム、グラニュー糖で手作り)に煮詰めたリンゴを混ぜ、冷凍庫で凍らせる。
リンゴゼリー・・・・・・すりおろしたリンゴと紅茶をゼラチンで固める。

 

 リンゴ特有の甘酸っぱい香りは、かなり長いこと、ダイニングキッチンに漂っていた。疲れて帰って来た二人の顔がほころんだのは、ここに記すまでもない。

 
 しなびたリンゴは、まだ数個残っている。今度は何を作ろう。最後まで美味しく頂きたい。
 
 
 

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2012年2月 6日

雪どけ

 昨日は、若干ではあるが寒さが和らいだ。正午過ぎの気温が6℃ほど。

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庭に積み上げてあった雪山が低くなり

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 道向かいの田んぼも、わずかではあるが土の部分が見えてきた。
お日様の光は本当にありがたい。
前の日の最高気温は0℃。たった5度に差とはいえ体感温度はずいぶんと違う。水仕事や外仕事をあまりしんどく感じなかった。気持ちだって違った。洗濯物を取り込むためベランダに出た際、大きく深呼吸した。ほのかに土の香りがした。今はまだ目に見えないけれど、地面の奥深いところでは、新たな命が芽吹いているんだろうな。

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2012年2月 4日

節分

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 昨日の節分、我が家は例年通り、恵方巻きを食べ、豆まきをした。

 節分の思い出は、数多い。それはもう語りつくせぬほどに。保育園で鬼のお面を作ったこと、小学校で節分集会を開いたこと、学校近くの神社でみかん拾いをしたこと(厄年の人がまく。)etc。そのどれもが鮮明で、ゆうきにとっての大切な歴史だが、心の多くを占めているのは、家族総出でやった豆まきだ。
 当時、実家では、大豆を栽培していた。だから豆まきの豆だって純自家製だ。豆を炒るのはゆうきの役目だった。最初は青臭かった豆が、火が通るにつれて香ばしく香って、豆が躍る前に胸が躍った。炒った豆を一升ますに入れて、神棚にお供えして手を合わせてお下げしたならば、豆まきの開始だ。
「鬼は外!福は内!」
豆をわしづかみにして、そこらからかしこにバラまいた。おじいちゃんがいて、おばあちゃんがいて、お父さんがいて、お母さんがいて、弟がいて、自分がいる。みんなが元気で、みんなが笑っていて、これ以上楽しいことがあるものかって、子供心に感じた・・・・・。

 
 昨日の節分、我が家は例年通り、恵方巻きを食べ、豆まきをした。
昔ほど、にぎやかではないけれど、温かで笑顔あふれる夜だった・・・・・。

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2012年2月 1日

もったいない・・・

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 みなさんは出しを取った後の昆布をどうしていますか?

 つい先日のこと、実家でお昼に出された昆布の煮物が思いがけなく口に合って驚いた。聞けば、だしを取った後の昆布を煮込んだだけと言う。ご飯が進んだ。昆布をこんなにも美味しいと感じたのは初めてだ。目から鱗だった。

  自宅に戻り、早速、作ってみた。文字通りの見よう見まねだったが、家族には好評だった。今まで、そのほとんどを捨ててしまっていたことを後悔した。

 実家の冷凍庫は、母が思考を凝らした煮物であふれている。蕗にインゲン、南瓜等々。
母の口癖は
「もったいない。」
だ。年齢と比例するかのように、その傾向が強くなり、レパートリーがどんどん増えていく。
「あれ?これは初めて食べる・・・・・。」 なんてことはザラだ。母は研究好きでもある。今度は、何を食べさせてくれるのか・・・・・楽しみにしている自分がいる。

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