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2012年4月

2012年4月30日

憧れの・・・・・

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 数日前から、庭に出る回数がまた増えた。先月に植えたライラックが開花したからだ。

 たぶん、思春期の頃だったと思う。ある日、テレビをつけたら、そこには見たことのない花が映っていた。なんて美しい花なんだろう・・・・・。一発で大好きになった。ライラックと言う名前を知ると、その響きに憧れた。この花を目の前で愛でる事が出来たら、どんなにいいだろう・・・・・。恋い焦がれる乙女のごとく、いつまで経っても、ライラックの姿かたちが頭から離れなかった。

 四半世紀以上の時を経て、夢が実現した。しかも自分ちの庭でだ。信じられない思いだ・・・・・。

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2012年4月28日

生き生き~。

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 昼下がり、1人リビングで寛いでいると、勝手口の方から声がする。
「ゆうき~、ゆうき!」
母だ。ここの所、3日に1度の割合で訪ねてくる。時間帯もだいたい同じ。まるで定期便だ。スーパーの袋いっぱいの菜の花を手渡される。正真正銘の採れたてホヤホヤ、最短の産地直送だ。形は不揃いだが、色、香り共に濃厚、葉と葉がこすりあう音が耳に心地よい。

  母は、人に何かをあげる時、その量が半端ない。貰う側、誰しもが一瞬たじろいだ表情をする。スーパーの袋にぎゅうぎゅう詰めされた菜の花、買ったらいったいいくらするのだろう・・・・・・。1度では食べきれないから必然的に数回に分けて、食すことのなる。冬の野菜不足が、ここへきて一気に解消された。
「何もかけなくても、甘くて美味しい~。」
彼も娘も口々に言う。毎日食べているのに、2人とも、ちっとも飽きる気配がない。もちろん、ゆうきもだ。母は、昨日も菜の花を届けてくれた。この春、我が家は菜の花の香りに包まれている。
 

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2012年4月25日

キャッチ!

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 桜の花もそろそろ終盤。満開の桜も良いけれど、薄いピンクの花びらが風に舞う様もなかなか風流で心引かれる。

 「桜の花びらを(地面に落ちる前に)キャッチすると願い事が叶う・・・・・・・」
最初に知ったのは、いつのことだったのだろう。以来、毎年、密かに試みている。うまくキャッチできる年もあれは、そうでない年もあり、あまり深くは考えず、自分の中だけで消化してきた。
 

 今年は・・・・・彼と娘が一緒の時に、うっかり口にしてしまったから大変だ。2人ともすぐにむきになった。いったいどんな願い事があるというのか、とにかく一生懸命で、それに促されるかのように、ゆうきも夢中になった。春うららかな公園を小一時間ほと駆け回った。結果、彼は5枚、娘は3枚、ゆうきは2枚の花びらをキャッチした。いい汗をかいた。単純ともいえる作業?を飽きもせず続けられたのは、ひとえに楽しかったからだと思う。

 2人の願い事とはいったい何なのか、聞きそびれてしまった・・・・・・。
ちなみにゆうきの願いは、2人の願い事か叶うことだ。

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2012年4月23日

パワーゲット!

 ガーデニングもひと段落。先週くらいからは、あちらこちら、ドライブするようになった。あちらこちら・・・・・結局のところ、花がある場所を目指すことになるのだが。花の季節を大いに愛でたい・・・・・ゆうき一家の切なる思いだ。昨日は、北杜市武川町(自宅から車で2時間ほど)まで足を延ばした。娘も一緒だ。
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 山高神代桜が見たかった。山高神代桜・・・・・樹齢2000年の老木だ。ゆうきは、1度目にして以来、その生命力の虜になってしまっている。それは夫や娘も同じらしい。行きたいと思う場所が一致した。お天気が今一つで、少し肌寒かったが、そんなことではめげない。1枚多く羽織って出かけた。
 山高神代桜は、盛りを過ぎていた。でも、でも、咲いていた。「間に合った~。」 声にして喜んだ。今年は見に行けないかも・・・・・半ば諦めていただけに、ちょっと視界がぼやけた。ここへ来るたびに、言葉を失う。ここへ来るたびに、自身のちっぽけさを痛感する。
「ありがとうございます。」
生きた化石に、心の中で手を合わせた。
「なんかパワーをもらった気がする・・・・・」
娘が、ぽつりとつぶやいた。ゆうきは大きくうなずいた・・・・・。

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2012年4月21日

ピンクの絨毯

 今年も桃の花の季節がやってきた。
お山(北西の)を1つ越えたならばそこはもう桃の里。
昨年まで通勤路だった道路を、今年はわざわざ走る。
ただただ桃の花を崇めたいがために。
彼は、根っからの桃の花のファンだ。
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 まずは間近で。
ほんのりと甘い香りがする。
濃いピンクが目に沁みる。

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 続いては少し離れた場所から。 ピンクの絨毯だ・・・・・・。この風景を見た時の心情ををどう綴ったらいいのか・・・・・。毎年、悩む。
 今年も桃の花の季節がやってきた。目と鼻と心で十二分に堪能する事が出来た。生きていられること、感じられることに心から感謝だ。

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2012年4月18日

出た~!

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 彼が庭いじりに精を出すようになって1か月余りが経過した。いくら、彼が熱心だからと言って、すべてを背負わせるわけにはいかない。彼には仕事がある。夜が明ける前に出かけて行って、日が完全に落ちてからでないと帰ってこない。朝の見回り及び水やりは、ゆうきの仕事だ。毎朝、7時半になると、ゆうきは庭に出る。ホースを延ばして蛇口をひねって・・・・・。四季の移ろいを肌で感じられるひと時だ。
 昨日、花壇に新たな息吹を発見した。10日ほど前に蒔いた二十日大根の芽だ。思わず飛び上がりそうになった。 小さな小さな命を近所中に自慢して回りたくなった。こんなにもうれしいものなのだろうか、こんなにも愛おしいものなのだろうか。小指の先ほどにも満たない芽に心ときめかせるのは、小学校2年生の時、理科の授業でひまわりを一から育てた時以来だ。1日に何度も花壇に目がいく。気が付くと二十日大根のことを考えている。生命を育てることの歓びを五感で味わっている・・・・・。

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2012年4月16日

西に黄色

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 我が家の庭が出来上がりつつある。基本、ゆうきは口を挟まない。彼の思うがままだ。ゆうきが唯一こだわったこと。それは西側に何かしら黄色い植物を植えること。越してきた当初からお願いしていた。彼は、なかなか受け入れてくれず、ゆうきは業を煮やした。このままだと植える場所がなくなってしまう。悔しいから、「西に黄色、西に黄色。」 何日間も、夜な夜な耳元で念仏のように唱えてやった。ゆうきの執念が勝利した?先日、訪れた園芸店で彼が手にしたのは、黄色い葉っぱを付けた苗木だった。黄金マサキ。彼は、早速、家の西側に植えた。金運アップなるかな。
 業者に頼めば、ほんの数時間で済むことを、彼は、1か月以上をかけてコツコツ進めている。達成感は気持ちを前向きにする・・・・・最近の彼の表情を見てしみじみ感じる。
「綺麗にするね~。」
ご近所の人が声をかけてくれる。通りがかる人の心をいやす庭に仕上がってほしい・・・・・。

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2012年4月14日

桜並木で

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 彼と2人、お花見に出かけた。
家から車で1時間ほど。四季折々の花が咲き乱れていて、芝生広場があって、噴水もある。ゆうき一家お気に入りの場所で、年に数回訪れる。ちょっと前までは3人で。最近は2人だけで。

 ここは、とにかく管理が行き届いていて、酔っぱらって大騒ぎする輩(やから)もいなければ、集団で屯すヤンキーもいない。ゴミ1つ落ちていない。文字通りのお花見ができる場所、花を愛でることができる場所だ。
 桜はちょうど見ごろを迎えていた。昨日は平日とあって、人っ子1人いなくて、貸切状態だった。桜が香る。どこかでひばりが鳴いている。絵の中にいるようだ。あまりにベストな雰囲気を壊したくなくて、もったいなくて、彼と2人、押し黙って桜並木を歩いた・・・・・・。

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2012年4月11日

息吹

 ここ数日は、とても暖かい。上着なしでも外出できるほどだ。早起きが苦でない。家事全般がスムーズに進む。リビングに降り注ぐ日差しが心地よい。こうなると自ずと外へ出たくなる。
 玄関を出た瞬間、爽やかな風が頬を撫で、小鳥のさえずりが耳に飛び込んできた。外に暮らす生き物たちは、人よりも、ずっとずっと敏感だ。
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 裏の畑に菜の花が

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自宅はす向かいの空き地にはぺんぺん草が咲いている。つい先日までは、そこに存在することすら気付けなかった。
可憐な息吹が、たまらなく愛おしくて、思いっきり深呼吸した。春の香りがした。自然と笑みが漏れた。富士北麓地域に本格的な春がやってきた。屋外で過ごすことが増えそうだ。今の季節を思いっきり満喫したい。

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2012年4月 9日

今年のお花見

 「お花見に行きたい・・・・・。」
「どこへ行きたいか?」と問う両親に対して、娘は切望した。一昨日の土曜日は、夫は休日、娘本人もこれと言った予定はなく、久しぶりに家族そろって遠出した。行先は某桜の名所。

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 今年は例年に比べて、桜の便りが遅い。ゆうき一家が出向いた先も、見ごろは、もう少し先と言った具合だった。去年の今頃は確か満開だったはずなのだが・・・・・。開花していない木がほとんど。それだけに、ほんの数輪、花を付けた気を見つけた時は、心がほころんだ。まずは、目と鼻で桜を堪能。十二分に味わった後で、デジカメに収めた。

 今年もお花見ができた・・・・・。ほんの数輪の桜が、とても貴重に思える。こんなお花見も悪くない。彼の、娘の、その場に居合わせた人たちの笑顔がまぶしい。ゆうきの心にも春が来た・・・・・・。

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2012年4月 7日

新たなる楽しみ

 彼のガーデニング熱は、一向に覚める気配がなく、始めた当初よりもむしろ増してきたような気がする。休日は庭で過ごす。仕事がある日は、帰ってきてから、懐中電燈片手に見回りをする。話すことと言ったら苗木のことばかり。この庭に植わっている木々や苗はすべて俺の子だ・・・・・彼は絶対にそう思っている。彼の熱心さはご近所で有名になった。
「綺麗にするね~」
通りがかる人がみな声をかけてくる。ご近所とのコミュニケーションもまた良き励みになっているようだ。

 ところで、彼は
「ゆうきも何か育ててみろよ。」
と言い、花壇の一角を提供してくれた。ゆうきが選んだのは

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二十日大根の種だ。種から育てることにした。全然、迷わなかった。前々から一から育ててみたいと思っていた。目と鼻と心で愛でる草花はもちろん大好きだが、実際に食べることができる野菜や果物は、もっともっと大好きだ。母曰く
「ゆうきは、典型的な花より団子タイプ。」
だそうな。そんなこと言われなくとも自分が一番よくわかっている・・・・・。

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畝を作り種をまき

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上から土をかぶせた。

 収穫できるのはゴールデンウィーク頃? 育てる楽しみ、じっくり味わいたい。

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2012年4月 4日

春の嵐

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 昨日の、春の嵐、みなさんが住む地方では被害が出ませんでしたか?

 富士北麓地方は、午前11時くらいから風が強くなった。ゴォーッと言う音がする。慌てて、ベランダに出しておいた洗濯物を取り込んだ。
 午後になると風が雨を伴ってきた。叩きつけるようなすごさだ。娘も手伝わせて家中のシャッターを下ろした。風雨はどんどん勢いを増す。大地が唸っている。娘と何度も何度も顔を見合わせた。彼女の表情は不安気だ。ゆうきもたぶん同じ表情をしていたと思う。人はまだ良い。建物の中に入っていれば安全なのだから。でも、外に植えてある植物はどうしようもない。幾度も様子を見に行った。でも、結局のところ、見ていることくらいしかできなくて・・・・・自身の無力さに地団太を踏んだ。(上の写真は午後3時くらいに撮影)テレビでは、しきりに嵐による被害状況を伝えている。人間は自然の驚異に太刀打ちできない・・・・・・。風雨はその後、いったんは収まったが、日付が変わる頃から再び強まった。落ち着けない一夜を過ごした。風の音を耳にいつの間にか眠っていた。

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 一夜が明けて目覚めると、まず最初に外へ飛び出した。草花は・・・・・・大丈夫だった。家の周りに植わった木々も被害はない。心の底からホッとすると同時に、草花を育てることの大変さをしみじみ痛感している。これから何度、こんな目に遭うのか・・・・・・。我が家のガーデニングはまだ始まったばかりだ。

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2012年4月 2日

甘~い!

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 昨日の日曜日のこと、「家でのんびりくつろいでいたら、父が訪ねてきた。
「これ、食うか?」
手にはほうれん草の束があった。ゆうきのテンションが一気に上がったことはここに記すまでもない。
「食べる~!やった~!」
小躍りしながら受け取った。眠気と倦怠感がどこかへ吹き飛んだ。両親が育てたほうれん草だ。泥付きで少々見栄えが悪いが、でも、それは、このほうれん草が無農薬であることの所以だ。採れたてホヤホヤ。鼻を近づけたらプ~ンと葉っぱが香った。

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 とにかく生き生きしている。流水で泥を落としつつ、指が感じた。葉と葉がこすれる音が耳に心地よかった。今日の晩御飯は、お浸しだ。

  「甘い」
ほうれん草を口に含んだ時の感想だ。夫や娘の顔にも満面の笑みが浮かんでいた。美味しい顔ってこういうのを言うのかな。お行儀が悪いと思ったが、むさぼるように食べた。この冬は葉物野菜が高かった。思うように摂取できなかった。乾ききった大地に雨水がしみこむがごとく、体内に生命がしみこんだ・・・・・。

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