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2012年6月

2012年6月30日

規格外?

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 ここの所、週に1度は地元の道の駅に足を運んでいる。目的はいつも同じ。通路の片隅に設けられた直売所で、地元の人が栽培する野菜を格安で仕入れるのだ。もう何度目になるのだろう。お得意さんになりつつある。

 先日の1番の収穫は、大根だった。2本、組んであって100円。”規格外”のポップがあるコーナーにあった。”規格外”とは、たぶん、見た目のことなのだろう。長さは、もちろん、形も実に様々で、
「なんか、人間社会みたいだね。」
彼と顔を見合わせて笑った。数十組ある中で、1番、奇抜なのを選んだ。

 以前、ゆうきの実家でも、大根を栽培していた。もう30年以上も前、祖父が元気だった頃の話だ。祖父の育てる大根も奇抜で、歌の歌詞じゃないけれど、1つとして同じものはなかった。今度はどんな形の大根を見られるのだろう・・・・・子供心にワクワクした。形はよくなくとも、味、食感共に天下一品だった。

 道の駅で仕入れた大根は、その日のうちに煮物にした。煮物になっても形は奇抜。少し大きめのひときれにかぶりついたら、懐かしい風味が口いっぱいに広がった。

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2012年6月27日

我が家の畑

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 我が家の東側は畑だ。二十日大根を収穫したその後、彼は、新たにキャベツ、モロヘイヤ、レタスを植え、二十日大根(別の種類の)とニラの種を蒔いた。無事に食卓に乗る日を、今か今かと待ちわびている。まだ全然形になっていないのに・・・・・。
 わずか1.5m四方のここは、もう3度ほど、大雨によりプールと化している。そのたびに、根腐れを起こすんじゃないか、種が流されてしまうんじゃないかと冷や冷やしてきたが、今のところ、大丈夫らしい。
「芽が出た。」「葉っぱが大きくなった。」「キャベツの葉が虫に食われた。」 発育途上の作物を対象に、親子3人、一喜一憂している。今は梅雨時。これから先、どうなるのか誰にもわからない。「収穫したら~を作りたい、~も作りたい。」 思いばかりが先走りしている。

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2012年6月25日

マミーブルー

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 先週の火曜日、彼は出かける前、ゆうきに問いかけた。
「紫の薔薇の写真は撮ったか?」
我が家の庭には、3種類の薔薇が植わっている。名前はよくわからないが、赤い薔薇と黄色い薔薇、それから紫の薔薇。最初に咲いたのは赤い薔薇で、とてもうれしかったので、咲いた朝にデジカメに収めた。次は黄色。物珍しくて撮った。最後に咲いたのが紫だ。無事に花開いたことは知っていた。だが、写真を撮りたいとは思わなかった。
「まだだけど・・・・・」
正直に答えた。
「赤い薔薇は撮って、黄色い薔薇も撮って、紫の薔薇だけを撮らないのは、不公平じゃないか?」
痛いところを突かれた気がした・・・・・・。

 ところで、先週の火曜日と言ったら、台風4号が上陸した日だ。そのためだけではないが、あの日は、とにかくバタバタしていた。罪悪感を感じつつ、雑事をこなし、手が空いた時には、風雨が強まっていた。紫の薔薇の写真は撮れなかった・・・・・。
「ごめんね、ごめんね・・・・・・。」 ゆうきは、心の中で必死に詫びた。

 台風が去って、当日に咲いていた薔薇は、散ってしまった。上記の薔薇は、蕾だった(当日)薔薇だ。風雨にさらされ、とても危うかったが、どうにかこうにか踏ん張ってくれた。3日ほど前に開花した。名前はマミーブルー。その生き強さに、彼もゆうきも、心の底から驚いている。マミーブルーが、ゆうき一家にとって、特別な存在となったのは、言うまでもない・・・・・。

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2012年6月23日

台風一過の富士

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 何気なく過ぎていく毎日、ふとした瞬間に、感動を覚えることがある。

最初に気付いたのは、ゆうきだった。台風一過となった3日前、ホームセンターで買い物をしていて、何気なく入口の方に目をやったら、そこに、見事なまでの富士があった。朝のうちは、雲に覆われていて、裾野の部分しか見えていなかった。それまでの数日間は、お天気がぐずついていた。久しぶりの富士山だ。心に灯りが燈った。彼の肩を叩いて、富士山を指差した。彼の顔がほころんだ。2人が考えることは一緒だ。買い物を早々に切り上げて、屋上へ駆け上がった。

 富士山頂にかさ雲がかかると、次の日は雨。だからと言って、雨の前の日に、必ずかさ雲が見られるかとういうと、そうとは限らない。ゆうきは理系ではないので、うまく説明できないが、微妙な気象状況が影響して、かさ雲が出来る時とできない時がある。だから、見られた時は、心ときめく。同じ形のかさ雲は2度と見られないのだから。

 富士山にかかったかさ雲は、ゆうきたちがホームセンターを後にする頃には、もうかさ雲ではなくなっていた。とても貴重な瞬間に出会えた。ゆうきは、デジカメが入ったバックの持ち手をギュッと握りしめた。

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2012年6月20日

どうかご無事で

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 葡萄に

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桃、もうしっかりと形になっている。

 大きく息を吸い込んだならば、葉っぱのにおいに混じって、実もほのかに香る。この時期は日に日に成長する。あと1か月もすれば、(桃は)食べ頃を迎える。(葡萄は2~3か月)

 この写真を撮ったのは、5日ほど前。買い物帰りに、通りがかったら、実がなり始めていることに気づいて、嬉しくなってデジカメに収めた。

 今年は、台風の当たり年なのか。まだ6月だというのに、もう上陸した。昨夜は、すごかった。風はそれほどでもなかったけれどバケツをひっくり返したかのような激しい雨が、数時間降り続いた。側溝から水があふれ出し、道路と言う道路はみな川と化した。

 風雨が収まり始めた頃、ふと、葡萄と桃のことを思い出した。今頃どうなっているのだろう・・・・・。想ってはいてもどうにもできなくて・・・・・。どうかご無事で、願うことしかできない自身をとてももどかしく感じた・・・・・。

 



 

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2012年6月18日

父の日に思うこと

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 今年の父の日は、娘と2人、チーズケーキを焼いた。(写真)

 ここ数年、わが娘は目に見えて大人びてきている。背丈はゆうきを追い越し体つきが女性らしくなった。言動も成長を遂げている。1人になることを怖がらなくなった。時々、真剣表情で、インターネットを使って大学の入試情報をチェックしている。彼女の中で「将来の夢」が形になりつつあるようだ。どこに行くにも、何をするにも一緒だった時期は、いつの間にか過ぎ去ってしまった・・・・・。
 「寂しい・・・・」
彼は時々ぼやく。ゆうきも思う。「娘が小さな頃は楽しかった・・・・・」って。だが、ただそれだけではもったいないとも思う。過去には戻れない。今しか出来ないことがある。今しか築けない親子関係がある。1人の子を授かった両親として後悔はしたくない・・・・・。

 こんなことを思った父の日。甘いはずのチーズケーキを少しほろ苦く感じた・・・・・。

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2012年6月16日

ピクルス作り

 今週はピクルス作りに励んだ。

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 春に蒔いた二十日大根の収穫が最盛期を迎えたからで、直径12㎝ 高さ10㎝の保存瓶2つ分、漬ける事が出来た。ピクルスは2回に分けて漬けた。月曜と水曜。おかげで、我が家に新たな香りが加わった。ダイニングキッチンに足を踏み入れると、まず最初に、お酢が香る。

 ゆうきの実家は漬物を欠かさない。高菜漬け、沢庵、白菜漬け、糠漬け、浅漬けetc.。近年はピクルスも漬けている。母は、自身の勘に絶対的な誇りを持っている。だから、どの漬物も、漬けるたびに味が変わる・・・・・。でも、でも、ゆうきは、実家の漬物が、母が漬けた漬物が一番好きだ。よそでどんなに美味しい漬物と出会ったとしても、最後の最後は、母の漬物に行きつく。母の漬物は、他とは何かが違う。漬物もお袋の味の一つなのかな。

 浅漬け以外の漬物を一からつけたのは初めて。母を見習って、自身の勘を信じた。数々の経験と数々の失敗を積み重ねて、我が家オンリーの味を築き上げていきたい。

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2012年6月13日

あった~!

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 クローバーを見つけると、ついつい四つ葉探しをしてしまう・・・・・。以前も記した。昨年までは、どこか後ろめたい気持ちがないでもなかった。だが、今年からは違う。人目をはばからず堂々と出来る。だって、ここは自分ちの庭なのだから。

 彼は、春先に繁殖し始めたクローバーを、全部、抜き取ることはせず、小分けにして、ブルーエンジェルのわきに植え替えてくれていた。ブルーエンジェルは、等間隔で、家の周りをぐるりと囲んでいる。彼は、この地道な作業を、たった一日で成し遂げた。行く先々で、四つ葉探しを始めてしまう母娘を思って

 四つ葉を見つけたのは今朝がただ。我が家で見つけた、最初の幸せだ。あまりに愛おしくてそのままにしてある。

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2012年6月11日

雑草魂

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 我が家の敷地内に置いて、一番元気な生き物、それは雑草だ。(人間を除いて)自分たちが手塩にかけている草花や作物よりも、望まぬ植物の方が元気だなんて、認めたくないのだが、これはもうまぎれもない事実のだから仕方がない。抜いても抜いても生えてくる。ちょっと油断すると、家の周りがたちまちジャングルと化す。
 雑草は猛暑も冷夏も関係ない。突風に吹かれても、雹に降られても、雷に打たれてもへこたれない。たとえ踏みつぶされたとしても、数日後には復活する。庭に出て、黙々と草むしりをしていると気が遠くなる。留まるところのないイタチごっこだ。どうしてこんなに逞しいのか。雑草は招かざる客だ。だがその生き強さは見習いたい。

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2012年6月 9日

穴あき~。

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 実家の母が、また、自分たちで育てた野菜を持ってきてくれた。今回は小松菜だ。母に手渡された袋をのぞいて、思わず笑ってしまった。葉っぱに穴が開いている。穴あき、つまりは虫食いだ。今は6月。半袖でも過ごせる日が続いていて、適度に雨も降っている。両親は農薬を決して使わない。虫がいて当然だ・・・・・。

「すぐに茹でろよ。」
母の言葉に従うべく、早速、流水で泥を洗い流した。穴が開いていない葉っぱはほとんどなかった。虫が好む野菜・・・・・美味しくないはずがない。

  両親が丹精した小松菜は、期待を裏切らなかった。煮びたしにして、3人でわいわい言いながら食べた。スーパーで売られている小松菜と比べると、ちょっと青臭くてほろ苦くて、歯ごたえがシャキシャキしてる。自分たちが、今、野菜を食べているということを実感できた。

 小松菜は、言うまでもなく、様々な効用がある。母はきっとまた届けてくれるだろう。明日を元気に過ごすため、積極的に摂取したい。

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2012年6月 6日

ここだけは

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 我が家の目と鼻の先には田んぼがある。つい先日、田植えが終わった。ここは、ゆうきが生まれるずっと前から田んぼで、今も田んぼだ。この田んぼをを眺めながら保育園へ通った。竹で編んだ籠をさげ、首からがま口の財布をぶら下げて、お使いへ行った。おたまじゃくしが泳ぐ春の田んぼ、穂をつけ始めた夏の田んぼ、黄金色に染まり真ん中に案山子が立った秋の田んぼ、雪が降り積もった冬の田んぼ。何気なく通り過ぎながら、色んなことを学んでいた。犬に追いかけられたことがある。水を張ったばかりの田んぼに落ちたことがある。
 移りゆく季節をいくつ数えたのだろう。田んぼは昔のままでも、その水面に映る風景はずいぶんと変わってしまった。田畑だった場所にショップが並び、森林だった場所には国道が走る。周辺の民家もみんな建て替えられた。変わった。便利になった。住みやすくなった。変わらないのはここだけ。時代の流れを嘆くつもりはない。それでもついつい、”以前の面影”を探してしまう。ここを通りがかるたびに。

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2012年6月 4日

雨上がりの庭で

 昨日の朝は、ちょっと微妙な空模様だった。西の空にはどんよりとした灰色の雲があり、東の空はわずかだが日差しがある。洗濯物を外に出すか否か迷ったが、とりあえず室内干しにした。
 雨は静かに降り始めた。昼前、ふと、窓の外を見ると、道がぬれていた。音もなく風もない。大地に沁みこむような雨だった。

 雨は夕方になる前にやんだ。うたた寝から覚めて窓の外を見たら、もう道が乾いていた。
 いつの間にか降り始めて、いつの間にか止んだ雨、庭の草花、木々にとっては、恵みの雨となったようだ。

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雨上がりの薔薇

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雨上がりのレットロビン

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雨上がりのサツキ・・・・・・。

 どれもみな、わずかだが成長が感じられる。太陽の日差しを受け、光り輝いて見える。雨上がりの庭は生命力でいっぱいだ。頬を撫でるそよ風があまりに心地よくて、大きく深呼吸してみた。緑の香りがした。植物たちの息づかいがひしひしと伝わってきた・・・・・・。

 

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2012年6月 2日

お買い得品で

 先日、久しぶりに地元の道の駅に足を運んだ。足の向くまま気の向くまま。彼の気まぐれにはもう慣れた・・・・・。

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 土産物屋をながしつつ、ボーっと歩いていたら、ある一角に目が留まった。産直らしき野菜が売られている。スーパーより新鮮で格安だ。ゆうきが飛びついたのはここに記すまでもない。

 人参とピーマンとキャベツ(写真撮り忘れ)、あとホワイトミニセルリーと葉玉ねぎを購入した。どれも100円。全部で500円。これらが入った袋はずっしりとした重量感があった。

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 生で食べられるホワイトミニセルリーは、ともかく、葉玉ねぎは困った。食べたことがないからだ。当然、料理したこともない。どうしたらいいものか・・・・・。こんな時はインターネットだ。
 天ぷらにヌタ、汁物・・・・・・葉玉ねぎの食べ方は様々ある。ちょっと迷ったが、味噌炒めを作ることにした

 初めて食べた葉玉ねぎは、とても美味しかった。ネギ類があまり好きでない彼が一番多く食べた。一皿があっという間になくなった。これから先、我が家の定番メニューとなりそうだ。

 あとで計算してみた。スーパーで買うより数十円お得だった。侮れない地元道の駅。たかが数十円、されど数十円。一円を笑う者は一円に泣く・・・・・おばあちゃんが言っていた。節約できた日は気分が良い。心が弾む。

 

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