« 立冬 | トップページ | ホント、不思議 »

2015年11月11日

ある雨の日

 子供の頃、移動手段と言えば徒歩だった。
学校の行き帰りは、もちろん徒歩、友達に家に行く時も徒歩、お使いに行く時も徒歩。どこへ行くにも徒歩。数キロの道のりを、ちっとも苦に感じなかった。

 ある雨の日のことだ。
そんなに寒くはなかった。風もほとんど吹いていなかった。
季節がいつだったかは忘れた。どこへ向かっていたのかも覚えていない。
ゆうきは1人、とぼとぼと歩いていた。長靴を履いて傘をさして。
歩いて歩いて、さすがにちょっと疲れを感じて、ため息交じりに空を見上げた。
雨粒が頬にあたった。
その時、強く思った。この雨は果たしてどこまで続いてのだろう、歩いて歩いて、どこまでも歩いて雨の終わりを突き止めてみたいって。物理的に無理であることはすでに理解していた。それでも、それでも、強く思った。ここからこちら側は雨が降っていて、ここから向こう側は雨が降っていない・・・・・その境目は、どんな風なのかが見てみたいって。。

Cimg7322


 あれから0年近くが経過した。ずいぶんと、不思議ちゃん的考えだ・・・・・振り返ってみてしみじみ感じる。
それでも、今でも、時々、同じことを思う。

|

« 立冬 | トップページ | ホント、不思議 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

私はハイジのように雲に乗れたらと思っていましたね♪
山の上の曇って触れるのかなと思ったりね
実際子供のころどこの山か忘れてしまったけど車でぐんぐんと登った時に両親が「雲の中に入ったね」と教えてくれました。
自分は雲ではなくお天気が悪いんだろうと思っていたのでびっくりでした。
「曇って触れないんだ・・・」とがっかり

今でもなんでだろうと思うことがたくさんですが便利な時代なので行かなくてもわかる。いいのか悪いのか?

投稿: ちさと | 2015年11月11日 08時52分

私もちさとさんのように
雲に乗れると思っていました。

子どもの頃って色々面白い事
考えますよね。

でもそんな発想こと
子供らしいのではないのでしょうか。

投稿: patapataokan | 2015年11月11日 23時10分

ちさとさま

 私は、ハイジに出てくるあの大きなブランコに乗ってみたいって、今でも思っています。
って話がそれてしまいましたね・・・・・・。ハイジの大ファンなのでつい・・・・・。

 以前、富士山5合目に車で向かった際、雲海を目にしました。真っ白で、見るからにフワフワで、思わず息を呑みました。
雲には乗ることはできない・・・・・とわかっていても、乗ってみたいって思ってしまいました。

 今は、情報化社会、便利には違いないけれど、ちょっとむなしいです。

投稿: ゆうき | 2015年11月12日 15時18分

okanさま

 もっと小さい頃は、曇って綿菓子みたいに食べられるんだって思っていました。

 他にもいっぱい不思議なことを考えていました。
挙げだしたらキリないくらいに。

 子供らしい発想って、けっこう好きです。

投稿: ゆうき | 2015年11月12日 15時23分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1135245/62449409

この記事へのトラックバック一覧です: ある雨の日:

« 立冬 | トップページ | ホント、不思議 »