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2017年1月 7日

昔と今と

昔と今と

 ゆうきの1日はキッチンに立つことから始まる。
彼がお休みで家にいる時も、少しだけ、時間は遅くなるが、必ず、キッチンに立つ。
ご飯が炊けていることを確認して、お味噌汁を作って、お漬物を出して・・・・・。
お休みの日だって、お腹は減る。食べないわけにはいかない。外食及び買い食いばかりしていたら、節約一家の我が家は破産する。だから、多少、しんどくても、キッチンに立つ。

 思えば、祖母も、1年365日、休まずキッチンに立っていた。母もまた。
子供の頃、ゆうきは、毎朝、祖母や母が、キッチンに立つ気配で目覚めていた。水道の水が流れる音、トントンと言う何かを刻む音、何かが出来上がった香り・・・・・とても心地よい目覚めだった。

 40年以上も前のことだ。当時は、今の時代よりも、ずーっと不便だった。
実家には電子レンジがなかった。炊飯器もなくて、ご飯はガス釜で炊いていた。冷蔵庫はあったけれど、極小だった。湯沸かし器があったけれど、しょっちゅう壊れていたため、洗い物は冬場でも真水だった・・・・・・。
それでも、おかずやお味噌汁はいつだって温かくて、ご飯が炊けていない朝なんてなかった。腐ったものが食卓に乗ることなんてなかった。食器はいつだって清潔だった。
今のゆうきが、当時のキッチンに立って、炊事を行うなんて絶対無理だ。
不平不満を漏らすことなく、休みなくキッチンに立っていた祖母や母を今更ながら尊敬する。

 今はいい時代だ。
スイッチオンで解凍することや温める事が出来る。タイマーをセットすれば、希望する時間にご飯が炊けている。冷凍に冷蔵・・・・・自由自在だ。蛇口を開けばお湯が出る。
眠いとか面倒とか言ったら、天国の祖母に笑われる。
がんばろうっと。

 

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コメント

私も子どもの頃は
ゆうきさんと同じで
母が必ずお味噌汁を作ってくれて
湯気の立つご飯を食べていました。

多少体調が悪くても
休むことなく作ってくれました。

今はコンビニもありお料理も
しなくて済むので
包丁がない家もあると聞きます。

でも時間がかかっても家で
作れば出来立てのいい匂いがして
嫌でも食欲が掻き立てられます。

それに食事を作るのは大変手間が
かかるものだと知っていれば
食べものを粗末にすることもないと
思うのです。

ゆうきさんがおっしゃるように
食事作りが面倒だなんて言ったら
昔の方に笑われますね(^^

投稿: patapataokan | 2017年1月 7日 14時54分

okanさま

 思い起こせば、物心がついてから嫁ぐ日まで、朝ごはんが用意されていなかったことなんて、1日もなかったです。
いい家庭環境だったな~今更ながら思います。

 祖母も母も、具合が悪くともキッチンに立っていました。

「家でちゃんとしたもを食べていたから、1人暮らしになっても食べずにはいられない。」
年末に帰省した際、娘が申しておりました。
娘は、コンビニにもあまり行かない様子。スーパーの総菜を買うこともないそうです。
毎日、手作りの汁物及びおかずの写真をラインて送ってきます。野菜やお肉も余すところなく食している様子。ここの所、料理の腕が上達してきました。親として喜ばいいです。

 実は、お節の数の子がまだ残っています。
主人がお付き合いで購入した品です。
あまり好きではないのですが・・・・・無い知恵を絞って美味しく頂くとします。

投稿: ゆうき | 2017年1月 8日 14時47分

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