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2017年3月11日

3月11日

 6年前の3月11日の晩ごはんは、醤油煎餅とココアだった。
停電してどのくらい時間が経っていたのだろう。
真っ暗な中、ろうそくの炎を見つめつつ、ただただ黙々と食べた。
全然、美味しくなかった。味覚そのものがマヒしていたのだと思う。
テレビは当然見られなかった。パソコンも使えなかった。情報は携帯のラジオでしか得るしかなかった。
大津波、爆発、火災、死傷者、行方不明・・・・・耳に突き刺さる恐ろしい言葉の数々。
ラジオでは映像は流れない。状況は想像するしかなかった。
体がガタガタ震えた。歯がカチカチなった。
怖かった。不安だった。発狂寸前だった。この世の終わりだと思った。生まれて初めて死を意識した・・・・・。

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あの日あの時に、学んだことは「ありがたみ」
明るい灯りの下で食事を摂れるって実にありがたい。
毎日お風呂に入れるって、着替えられるって実にありがたい。
誰にも気兼ねすることなく眠る場所があるって実にありがたい。
仕事があるって実にありがたい。
家族が無事でいられるって実にありがたい。
生きていられるって実にありがたい。
世の中に当り前の事なんて何もない。

 今この時を大切にしよう。
今、かかわりがある人たちを大切にしよう。

 2011年3月11日、あの日あの時を絶対に忘れまい。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

この日は奇しくも二男の誕生日。

この日以来、彼のお誕生日を
忘れることはなくなりました。

大阪は被害もなかったのですが
TVの画面に映し出される映画より酷い
状況にただただ呆然とするだけでした。

ゆうきさんがおっしゃるように
当たり前の生活ができることこそが
1番の幸せで有難いことなんだと
思います。

当たり前の毎日に感謝です(^^

投稿: patapataokan | 2017年3月11日 15時29分

平凡な日々が平和な日々なんですよね
どうか多くの人に平凡で平和な日々が送れるように願っています

投稿: ちさと | 2017年3月11日 17時03分

okanさま

 あの日は、娘の高校受験の合格発表の日でした。
無事に合格していて喜んでいた直後の揺れでした。
まさしく天国と地獄です。
我が家の面々もあの日を忘れることはおそらくないでしょう。

 当日はずっと停電していました。
ようやく復旧したのは次の日の朝、テレビ画面に映し出される惨状に、体の震えが止まらなかったです。

 普通に生活できるって本当に幸せなことですね。
本当にありがたいです。

 遅ればせながら、二男さんのお誕生日おめでとうございます。

投稿: ゆうき | 2017年3月12日 14時23分

ちさとさま

 無事に朝を迎えられること、灯りの下で食事を摂れること、身体の清潔を保つ事が出来ること、仕事があることetc.
平凡な生活を送れることに感謝です。

 改めて、震災で犠牲になられた方々のご冥福を、被災地の一日も早い復興をお祈りいたします。

 平凡って本当ありがたいですね。

投稿: ゆうき | 2017年3月12日 14時36分

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