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2017年6月

2017年6月28日

月見草

 「月見草」・・・・・初めて耳にしたのは、小学生のころだ。
なんて美しい名前なんだろう・・・・・子供心に思った。
どんな色をした花なのだろう。
どんな形をした花なのだろう。
どんな香りがするのだろう。
周りの大人に問うても、納得がいく答えは得られなかった。
図鑑で見たものの、今一つピンとこなかった。
実際に見てみたい・・・・・・心から思った。
自宅近くの空き地、畑、学校周辺、神社、お寺、植物が生えていそうなところをくまなく見て回った。
月見草はどこにも咲いていなかった・・・・・・。
がっかりした。切なくなった。悲しくなった。
月見草は、やがて、想像上の植物となった・・・・・・。

 月見草を実際に目にしたのは数年前のことだ。
思いかけない出会いだった。胸が熱くなった。ずーっと見ていたいって思った。月見草の姿かたちに、香りに一目ぼれした・・・・・。
月見草を見てしばらくは、夢心地だった。

 一昨日、地元の道の駅を訪れたら、月見草の苗が売られていた。
迷わず購入した。

 あんなにも恋い焦がれた月見草が、今、目の前にある。
信じられない思いだ・・・・・。
大切に大切に育てよう・・・・・・。

 

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2017年6月26日

風物詩

 「カエルが鳴くから帰ろう。」
は、もう死語なのだろうか。
久しく耳にしていない。

 ゆうきとって、梅雨時の風物詩と言えば「カエル」だ
かたつむりよりもカエル。
紫陽花よりもカエル
傘や長靴よりもカエルだ・・・・・。
カエルの姿かたちは好きじゃない。
けれども、カエルの鳴き声は、嫌いじゃない。
カエルの鳴き声を耳にするとホッとする。
カエルの鳴き声を耳にすると癒される。
カエルの鳴き声を耳にすると郷愁に駆られる。

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 子供の頃、実家の周辺は田んぼだらけだった。
田んぼの脇を通らなければ、どこにも行けないくらい田んぼだらけだった。
故にカエルはいっぱいいた。
夏場、夕方になると、どこからともなくカエルの鳴き声が聞こえてきた・・・・・。
鳴き声は、すぐに方々から聞こえるようになり、やがて大合唱となった。
大合唱が始まると街灯が燈り、民家からは、夕餉の香りが漂った。
まさしく、「カエルが鳴くから帰ろう。」の情景そのものだ・・・・・。
カエルの大合唱を耳にしながら、帰途についた。
カエルの大合唱を耳にしながら、夕焼け空を眺めた。
カエルの大合唱を耳にしながら、色んなことを考えた。
カエルの鳴き声は、カエルの大合唱は、ゆうきにとって、音のふるさとだ。

 「カエルが鳴くから帰ろう。」
は、もう死語なのだろうか。
久しく耳にしていない。

 カエルの大合唱も久しく耳にしていない。
この辺りも変わった・・・・・。

 

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2017年6月24日

大好き

 夏野菜が好き。
キュウリに茄子にトマト、インゲン、南瓜、スイカetc.
夏にとれる野菜は全部好き。
中でもトウモロコシは群を抜いて好きだ。

 子供の頃、実家ではトウモロコシを栽培していた。
どこかへ出荷するのではなく、自分たちで食べる用だ。
無農薬栽培だった。当然、どれもこれも虫食いだらけ。鳥が啄んだ後だらけだった。
まともなのは、ほとんどなかったと記憶している。
美味しかったな~。
見た目は悪いけれど、とにかく美味しかった。
採れる量はそんなに多くなかった。でも、家族で食べる分には十分だった
食べまくった。家族みんなで競うように食べまくった。食後のデザートもおやつもトウモロコシ、とにかく食べまくった。
夏の間中食べまくったけれど、飽きることは全くなかった。
だから、トウモロコシが採れなくなると意気消沈した。
ゆうきの中では、トウモロコシの終わり=夏の終りであった。

 実家でトウモロコシを栽培しなくなって何年経つだろう・・・・・。
今はスーパー等で購入するしかない・・・・・。
実家のトウモロコシを懐かしく思わないでもないけれど、これはこれで美味しいから良しとしよう・・・・・。

 ところで、この梅雨は雨が少ない。
このまま本格的な夏を迎えてしまうのだろうか。
夏野菜の生育が心配・・・・・・。
トウモロコシが不作なのは絶対に困る。

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2017年6月21日

リニアに馳せる思い

 「リニアを見に行こう!」
ある日の昼下がり、彼に誘われた。
リニアを見に行くのはもう何度目だろう・・・・・。
数えきれない・・・・・
彼はリニアの大ファンだ。もうずいぶん前から。
リニアがテレビに映ろうものなら、新聞に載ろうものなら、それこそ我を忘れて見つめる。
きっと、きっと、リニアに大きな夢を託しているのだろう。

 先日は、リニアが走る様子をスマホカメラで捉える事が出来た。
彼が、大喜びしたことは、わざわざ記すまでもない。
何しろ初めてなのだから。これまでは、シャッターを切った瞬間がリニアが走り去った瞬間だったり、捉えられたとしても米粒ほどの大きさだったりしてた。
自身の手で撮ったリニアの写真は彼の宝となるだろう。

 彼はまた
「リニアを見に行こう!」
って言うに違いない。
スマホ片手に、リニアを追うに違いない。
ゆうきは、リニアを追う彼の姿を追いたい。
リニアを追う彼の表情は、お目目キラキラで、まるで少年の様。
ぜひぜひ、写真として残したいものだ。
こちらは我が家の家宝となるかもしれない・・・・・。



 

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2017年6月19日

カラッカラ

 つい先日のこと、ドアノブに触れた途端、バチっときた。
静電気だ。びっくりした。
信じられない思いで、その場で固まってしまった。
関東甲信越が梅雨入りして、何日か経った日の事だった。
梅雨時に静電気を体感したのは、おそらく生まれて初めてだ・・・・・。
その日の夕方になって、ローカルニュースにて県内の一部に乾燥注意報が出ていたことを知った・・・・・・。
梅雨時に乾燥注意報?これまた記憶史上初めての経験だ。

 この梅雨は、とにかく雨が少ない。
降ったとしても非常に弱い雨ですぐに止んでしまう・・・・・
恵みどころかお湿りにも満たない・・・・・・。

 花壇が、畑が、カラッカラに乾いている。
本気で雨乞いがしたい。

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2017年6月17日

リンゴの実

 リンゴの実がなった。
昨日の昼過ぎに発見した。
早速、スマホを取りに部屋へ舞い戻った。
まことに喜ばしい・・・・・心が小躍りしている。

 今年は、リンゴの木に元気がない・・・・・彼も感じていることだろう。
口には出さないけれど。
葉っぱに水分がない。冬場から今の時期に至るまでずっと。
花が咲くことは咲いたが、ほんの数輪だった。
数輪の花も、数日で枯れてしまった。
雨が降らないことが災いしているのだろう・・・・・。
とにかく全体的に元気がない・・・・・・。
わかってはいるが、どうすることも出来なくて・・・・・。
気を揉んでいた。

 今年は、実はならないだろうって諦めていた。
諦めていたのに実がなった。ほんの数個だが。
こんなにも少ない雨でよくぞ。
リンゴの木のがんばりに驚いている。感動している。

 数個の実が、今後どういう運命をたどるのか・・・・・・
誰にもわからない。

 収穫できるまでに大きくなることを願うばかりだ。

 祈ろう。ただひたすら祈ろう。
そして信じよう・・・・・・。

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2017年6月14日

誕生

 上野動物園のジャイアントパンダ「シンシン」が赤ちゃんを出産した。
昨日夕方、テレビニュースで知って、思わず画面に釘付けになった。
なんて喜ばしい事だろう・・・・・久々の明るい話題に心がほころんだ・・・・・・。

 パンダって、癒しの存在であると同時に憧れの存在でもある。
子供の頃、テレビにパンダが出ると、テンションあがりまくり、大はしゃぎした。
パンダのぬいぐるみ欲しかった・・・・・周りの大人にねだることはしなかったけれど。
大人になって、働くようになってから、自分で買った。パンダのぬいぐるみは、長いこと、愛車の一番目立つところに鎮座していた・・・・・。
実際に目にしたのは一度だけ。彼が連れて行ってくれた。
「なんて可愛らしいのだろう・・・・・」 まるで夢を見ているようだった。好感度はさらにアップした。
あの日あの時の事は20年以上が経った今も鮮明だ。

 パンダの赤ちゃん・・・・・男の子かな?女の子かな?
どんな名前がつくのだろう。
どんな仕草を見せてくれるのだろう。

 パンダは飼育が難しいとか。
無事に大きくなることを願うばかりだ。

 


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2017年6月12日

みんなちがって

 薔薇の様に華やかで人目を引くがある
野に咲く花のように素朴だけれども可愛らしい花がある。
それぞれに良さがある。
それぞれの場所でそれぞれに咲き誇れるならそれでよし。
どちらの方がきれいだなんて比べる必要なし。

 夜景が素晴らしい地がある。
星空が美しい地がある。
それぞれに良さがある。
それぞれに輝けるならばそれでよし。
どちらの方が優れている考える必要なし

 組織の頂点に立ち働く人がいる
目立たぬところで、地道にコツコツ働く人がいる。
どちらも貴重な人材だ。
それぞれの場所でそれぞれに活躍できるならばそれでよし。
どちらの方が有能だとか考える必要なし。

 地球上には何種類の花があるのだろう。
どのくらいの数の市や町、村があるのだろう。
どのくらいの数の人が生きているのだろう。
正確な数はわからない。
けれども、1つとして同じものはない事だけは確か。
みんなちがってみんないい。

 

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2017年6月 9日

咲いた

 咲いた、咲いた、ラベンダーの花が。
今朝方、東側のシャッターを開けた際、気が付いた。
「わぁ~」
思わず、声をあげた。
忙しい時間帯ではあったが、庭に出て、花壇へ駆け寄った。
小さな紫が目に沁みた。
ラベンダー特有の香りが小鼻をくすぐった。
心が、心が、じんわりと温かくなった。

 諦めずに、水やりを続けてよかった。
成せばなる、成さねばならぬ・・・・・・つくづく実感している。


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2017年6月 7日

ワクワクドキドキ

 「エゴマ」って、最近、よく見聞きする。
テレビ番組でインターネットで、雑誌等でも。
体に良いということは理解している。
でも、どんな風味でどんな味なのかは、想像すらつかない。
「エゴマ」は、我が家の面々にとってまだ遠い存在だ。

 先日、地元の道の駅で、「エゴマ」の苗を見つけた。
紫蘇(大葉)によく似ている・・・・・・。へぇって思った。
彼が手に取った。
家で育ててみようって言うことになった。
どうやら彼も気になっていた模様・・・・・・。
果たして、育てられるのだろうか・・・・・・。
ただいま研究中・・・・・枯らしてなるものか。

 ところでエゴマってどんな風に料理したらいいの?
ずいぶんと気が早いけれど、疑問に思う。
こちらも、ただいま研究中。
どうせなら美味しく頂きたいものだ。

 エゴマの苗を植えた。
果たして育つのだろうか。
収穫したら、何を作ろう。
ワクワクドキドキだ。

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2017年6月 5日

生垣さまさま

 西の窓を開けると葉っぱの香りがする。
芳香剤とはあきらかに違う天然の香りだ。
実に心地よい。
生垣にどれだけ癒されているだろう・・・・・。

 自宅前の道路を通っても、外から我が家の様子はうかがいしれない。
通りに面した窓からは、外の様子が十分に見渡せるのに。
他人さまにプライベートをのぞかれたくない。
でも外の様子が全く分からないのは困る。
生垣にどれだけ助けられているだろう・・・・・。

 夏のある日、近所の畑を管理するおじいさんが、我が家の生け垣の前で、缶ジュース片手に寛いでいた。
生垣が日陰となって、憩いの場になっている。
生垣は、我が家の面々以外の方々の役にも立っている様子。
まことに喜ばしい・・・・・。

 生垣さまさま・・・・・選定に草むしり、消毒をしっかりやるとしよう。
これだけの生け垣を維持するのは本当に大変なのだ。

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2017年6月 3日

復活

 厳しい冬が過ぎ、桜の便りを聞くころになっても、ラベンダーは、一向に芽吹く気配はなかった。
道端にタンポポが咲き始めても、まだラベンダーは、一向に芽吹く気配はなかった。
季節は初夏を迎え、やがて、同じ花壇にあるリンゴの木に花が咲いた。
それでもまだ、ラベンダーは一向に芽吹く気配はなかった。
「ラベンダーが枯れてしまったかもしれない・・・・・」
彼は意気消沈した。
彼の表情を見てゆうきも落ち込んだ。
冬が寒すぎたからだろうか、雨(雪)が少なかったからだろうか、それとも、何か別に原因があるのだろうか・・・・・。
心配した。やきもきした。
でも諦めなかった。諦めきれなかった。
(彼は)水やりを欠かさなかった。周りの雑草を一本残らず引っこ抜いた。
毎日、毎日、ラベンダーを見つめ、一心に祈った。どう枯れませんようにと。
夏日が何日か続いた。雨が少しだけ降った。
自宅近くにある田んぼは田植えが始まった。

 何が功を奏したのだろう・・・・・。
自然か彼の努力かゆうきの祈りか・・・・・。

 ある朝焼けが美しい朝、緑色の小さな芽を発見した。
驚いた。感動した。小さく小躍りした・・・・・。

 あの日から、何日かが過ぎた・・・・・。
緑の葉っぱがだいぶ増えてきた。
もう枯れ木とは言えますまい。

 こもまで来たなら花を咲かせたい
毎日、水やりしよう。
雑草が生えてきたならば、すぐに引っこ抜こう。
毎日祈ろう。
絶対に咲くと信じよう・・・・・。

 

 

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