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2017年11月

2017年11月29日

飾りつけ

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花の季節が終わり、葉っぱも1枚残らずみんな散ってしまったムクゲの木。
剪定は、もうとっくに、葉っぱがたくさんあった頃に済ませてある。
すっきりしたには違いないが、何か寂しいって思っていたら、彼が木の枝に何やら巻き付けた。
LEDの電球である。
夏の盛り、花が咲き始めた頃から計画していたらしい。
冬枯れた心が華やいだ。
ムクゲの木は、玄関の脇に植わっている。
通りからよく見える場所だ。
道行く人の心も癒してくれたらうれしい。

 ところで、近年、電飾された木々をよく見かけるようになった。
通るのが楽しみになるくらい美しいのだが、人の背丈よりもずっと高い木に電球を巻き付けるには、さぞかし大変だろう。
彼は、一連の作業を終えるのに一時間以上の時間を要した。
終えた後はとても疲れた様子だった。
大木に飾り付けるとなったら、並木道だったりしたら、その大変さは、はかり知れない。

 作業する方々の労力を労いたい。心の底から。

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2017年11月27日

見たい・・・・・

 海に沈む太陽を見てみたい・・・・・
小さな頃から、ずーっと願っているのに、アラフィフとなった今も叶っていない・・・・・。

 ゆうきが生まれた地は山間部である。
太陽は山から昇って山に沈む。
彼が生まれ育った地は里である。
太陽は田んぼのずっと遠くにあるお山から昇って畑のずっと遠くにある山に沈む。
新婚時代を過ごした地は都市部であった。
太陽は建物と建物の間から昇って建物と建物の間に沈んでいった。

 年に何回か、海に行くことはあるけれど、夕方になる前に引き上げてしまう。
だから、海に沈む太陽は見られない。

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 ネットで検索すれば、映像を見られないことはないが、何か物足りない。
本物をこの目でみたい。
あまりに願いすぎたためだろうか、先日、海の夢を見た。
やはり、太陽が海に沈む前に帰ってきてしまった。
目覚めた時、すごくむなしかった。

 海に沈む太陽を見てみたい・・・・・
小さな頃から、ずーっと願っているのに、アラフィフとなった今も叶っていない・・・・・。

 

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2017年11月24日

夕暮れ時に

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 窓のシャッターを閉める手を止める。
太陽が沈んだ後、西の窓辺に、ほんのわずかの間(時間にして10数秒間)、佇むのがゆうきの密かな楽しみ。
多少、慌ただしい日も佇む。
ほとんど日課である。
誰に何と言われようがやめるつもりはない。
夕暮れ時の風景が大好き。
テレビを見るよりも好き。
ドライブするよりも好き。
もしかしたら、3度の食事よりも好きかも。

 夕暮れ時の風景は、ゆうきにとって精神安定剤だ。

 心の健康をありがとう・・・・・。

 
 

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2017年11月22日

9年

 さっき、カレンダーを見て気が付いた。
明日は、ブログ開設記念日だ。
我がブログ「勇気を出して」が9歳の誕生日を迎える。
まずはこうして、パソコンに向えることを喜ぼう。
自身が病んでいたり、家族が重篤な状況下にあったら、とてもじゃないがそれどころではないのだから。

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 9年・・・・・重いな~振り返ってみてつくづく思う。
人類の歴史からしたらほんの一瞬かもしれないが、人ひとりの人生に換算するととにかく重い。
今を生きる者にとっては、一日一日、場合によっては一秒一秒が、かけがえのないものだ。
笑いあり涙あり。
いいことばかりじゃなかった。
悪い事ばかりでもなかった
これから先、ブログに何を綴るのか、わからない。時が経ってみなければ。
来年の今日も、穏やかな気持ちでパソコンに向っていたい・・・・・心から願う。

 明日はブログ開設記念日だ。
感慨深い・・・・・。

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2017年11月20日

獣道

 彼の職場は、山の向こうにある。
毎朝毎朝、山を越えて通勤している。
長い長い山道、急なカーブが何か所かあり、恐ろしいことに進行方向に向かって右側が崖で左側は山肌だ。
民家なんてない。営業していない店舗ならあるけれど。携帯が通じない箇所もある。
獣道と呼ぶにふさわしい。
ハンドル操作を間違えたら・・・・・それこそ大変だ。
こちらが気をつけていても相手がある。
命がけの通勤と言えよう。

 危険な目に遭うことは多々ある。
ゆうきは、何度聞かされたことか。

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 先日は、車道を鹿が塞いでいたそうな。生きた鹿である。
彼は、びっくりした。
軽くクラクションをならしたら、どいてはくれたが、車の真横にきて、しばらく並んで走行したそうな。
何とも奇抜且つ危ない状況である。
もしも、鹿が車の側面に激突して来たら。
もしも、何かしらの悪条件が故で鹿を轢いてしまったら。
双方無傷ではいられまい。
本当、ゾッとする。

 彼の通勤路は獣道だ。
遭遇するのは鹿だけではない。
猿、イタチ、狸・・・・・。
野生動物に文句は言えない。
こちらが気をつけるしかない。
今度は、今度は、何が待ち受けているのだろう。
気が気ではない。

 

 

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2017年11月18日

眠らない街、眠らない世の中

 朝目覚めたならば、まず、寝室の窓のシャッターを開ける。
お天気&道路状況を確認するためだ。
午前3時半過ぎ・・・・・夏場でも真っ暗である。
窓の外からは国道が見える。
意外と言うより必ず、車の通りがある。
トラックが多い。
毎度のことながら思う。
「運転手さん、ちゃんと睡眠とってますか?」
どうか安全運転で!顔が見えない相手に密かにエールを送る。


 着替えと洗顔を済ませて、リビングのテレビをつけるのが4時ごろ。
某民法では、もう放送が始まっている。生の情報番組だ。
アナウンサーさんたち、みな、笑顔だ。
毎度のことながら思う。
この方々、何時に家を出てくるの?
正確な情報にどれだけ助けられているだろう。
温かい笑顔にどれだけ励まされているだろう。
ありがとうございます。画面の向こうの相手に、声を出さず感謝の思いを伝える。

 彼が出かけて、30分ほどすると、表の方からバイクの音がする。
新聞配達だ。
雨の日も風の日もだいたい同じ時間帯。
毎度のことながら思う。
配達員の人って、何時から仕事を始めているの?
バイクの音に、ホッとしている自分がいる。
「ご苦労様です。」 今度、相手の目を見て伝えよう。

 眠らない街、眠らない世の中。
いつも誰かがどこかで汗水流している。

 今日も1日がんばろう・・・・・自身に言い聞かせる。

 

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2017年11月15日

山茶花

山茶花

 「山茶花」と言う名の花があると知ったのは、保育園の年長の時。
童謡”たき火”を習った時だ。
歌詞メロディ共に、一発で気に入った。
友達と声を張り上げて歌った。帰り道に1人で口ずさんだ。お風呂の中でおばあちゃんに得意気に歌ってみせた。
大好きで大好きでたまらないのに、歌詞の中にどうしても情景が思い浮かばない箇所があった。
2番目の最初に出てくる「山茶花」ってどんな花?
身近に山茶花の花は咲いてなくて、調べる術もなくて、疑問は膨らむばかりだった・・・・・。

 結局、山茶花を目の当たりにしたのは、大人になってから。
へぇ~って思うと同時に、花の可憐さにとてもホッとした。
なるほどな~、童謡「たき火」が今までよりももっと好きになった。

 山茶花を咲くころになると、あの頃を思い出す。
一緒に声を張り上げて歌った友達、元気にしてるかな~。

 

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2017年11月13日

滝壺

 滝を見ると、足がすくむ。
すごい勢いだ。
素晴らしい・・・・・素直に思う。
でも、怖い。
これ以上近づけない。

 滝を見ると、言葉を失う。
すごい迫力だ。
恐ろしいくらいに。
失語症?
声の出し方がわからなくなる。

 滝を見ると、我を忘れる。
滝しか目に入らない。
滝の音しか聞こえない。
これぞ自然の驚異。
どうあがいても太刀打ちできない。
人は、人は、あまりに微力だ。


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2017年11月10日

憧れ

 子供の頃、駅そば(うどん)に憧れていた。
何かの番組でその存在を知って、心にかなりの衝撃を受けた。
わぁ~、なんて美味しそうなんだろう・・・・・・。
目は画面に釘付け、唾をごくりと飲み込んだ。
食べたいと思っても叶うはずもなく、ただただ恋い焦がれた。
大人になって、自分でお金を稼ぐようになったら、絶対に食べに行こう・・・・・固く決意した。

 念願が叶ったのは、彼と一緒になってからだ。
それまで、憧れは継続していたが、なかなか機会に恵まれなかった。
旅行中の事だった。
とある駅に到着したら、お出汁のいい香りがして、お腹がグゥ~って鳴った。
ゆうきは、お店を指差し
「あれ食べたい!」
って叫んだ。結婚して初のおねだりであった。
生まれて初めての駅そばは、熱かった。美味しかった。心に沁みた。

 つい先日、駅そば(うどん)を食べた。
熱かった。美味しかった。心に沁みた。
駅そばを初めて口にした、あの日あの時を思い出した。

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2017年11月 8日

小春日和

小春日和

 小春日和・・・・・ゆうきがこの言葉を知ったのは、小学校高学年の頃。
いつから使われているのだろう、だれが考えたのだろう、なんて美しい言葉なのだろう・・・・・・胸がキュンとした。
知ったその日に好きになった。

 あれから、何度、小春日和を体感しただろう・・・・・

 昨日は、まさに、小春日和と呼ぶにふさわしい1日だった。

 朝、目覚めた瞬間、寒くなかった。
水道水が冷たくなかった。
土がちゃんと土の色をしてた。
風が穏やかだった
吐く息が白くなかった。
雀のさえずりが賑やかだった。
庭の木々が、草花が、雑草までが、前の日よりも生き生きして見えた。
空が、太陽が、雲が、とてもまぶしかった。

小春日和・・・・・ゆうきがこの言葉を知ったのは、小学校高学年の頃。
いつから使われているのだろう、だれが考えたのだろう、なんて美しい言葉なのだろう・・・・・・胸がキュンとした。
知ったその日に好きになった。

 これから先、何度、小春日和を体感するのだろう。
たくさんの小春日和を体感したい。
今でも小春日和と言う言葉が大好きだ。

 




 

 

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2017年11月 6日

雨降って・・・・・

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 23年前の今日は雨だった。
朝から夕方まで雨だった。
霙が混じるのではないかと思うくらい冷たい雨が、かなり強く降っていたと記憶している。

 泣きたい思いで、地面をたたく雨粒を見つめていた。
頭の中を”よりによって”という思いが渦巻いた・・・・・。
ゆうきは普段の行いがどれだけ悪いのだろう・・・・・自分で自分を呪った。
23年前の今日は、彼とゆうきの結婚式であった。

 花嫁衣装を身にまとい、式が行われる神社へ向かう道すがら、隣にいた彼が、ふとつぶやいた。
「雨降って地固まるって言うよな。」
ハッとした。憂鬱さが一気に吹き飛んだ。
体感的には寒いのに心が熱くなった。
あぁ~この人を選んでよかった・・・・・心から思った。

 23年前の今日を思う。
感慨深いの一言に尽きる。
この先何が待ち受けているのか、生きてみなければわからない。
世知がない世の中、雨に打ちひしがれる日もきっとあるだろう。
何はともあれ生きてみよう。
雨降って地固まるの言葉を胸に。

 
 

 

 

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2017年11月 4日

初霜

霜月

 夜が明けて、何気なく窓の外を見たら、畑が白っぽかった。
原因は何なのかすぐにわかった。
霜が降りたのだ。
初霜だ。思わずその場で身震いした。

 空の青が濃い日だった。
土の匂いが強い日だった
風が冷たい日だった。
どこからかキーンという音が聞こえてきそうな日だった。
空気を美味しいと感じた日だった。
辺りの空気は前の日よりもくっきりはっきりで、そのことが琴線に触れた・・・・・。


 我が地域に本格的な冬がやってきた。

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2017年11月 1日

紅葉狩り

 久しぶりの青空。
久しぶりの行楽日和。
久しぶりの予定のない休日。
彼とふたり、ドライブした。
行き先は、紅葉の名所。
訪れるのは何年振りだろう・・・・・。

 時間制限はない。
だから、辺りを見回しつつ、ゆっくり歩いた。
紅葉狩りには少し早かったかな~。
それでも、ちらほらと見どころは有った・・・・・。

 木漏れ日ってこんなにも美しいものだっけ?
こんなにも気持ちがいいものだっけ?
スマホカメラを構えつつ、目を細めた・・・・・。
匂いがとにかく濃かった。
草いきれがした。
葉っぱの匂いがした。
苔の匂いもした。
数えきれないくらい深呼吸をした。
空気には味がある・・・・・つくづく実感した。
遠くで小鳥が鳴いていた。
自然とは、人のためにあるのではなく、外の世界に暮らす生き物たちのためにあるのだ・・・・・改めて認識した。

 所用以外のお出かけは、本当、久しぶりだった。
命の洗濯になった。

 

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