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2024年2月

2024年2月28日

トイレが・・・・・

 先日の朝のこと。

 ゆうきは起床後、洗顔を済ませ、キッチンに立った。
普段通りの朝だ。
ご飯が炊けていることを確認して、お味噌汁を用意して、
冷凍庫を開け、自家製常備菜を出してレンチンして・・・・・
黙々と、作業をこなした。
いつもだと、お味噌汁が温まる頃、彼が2階から降りてくるのだが、
この日は、なかなか降りてこない。
はて?どうしたのか・・・・・
具合でも悪いのか・・・・・・
心配になって、キッチンを離れ、ロビーから階段を見上げていたら、
彼が降りてきた。
「トイレが流せない・・・・・」
彼は開口一番に言った。
「えぇ~っ!」
ゆうきの悲鳴が家中に木霊した。
何を寝ぼけているのか、ゆうきがスイッチを押してみた。
彼の言うとおり、まったく流れる気配がなかった。
コンセントを抜いて、しばらく置いて、コンセントを差し治し、
再度、スイッチを押してみた。
願い空しく流れなかった。
1階のトイレのスイッチを押してみた。
難なく流れた。
彼の出勤時間が迫っていた。
とりあえず、今日は、2階のトイレ使用禁止。
1階のトイレだけを使おう・・・・・・
となった。
後ろ髪引かれる思い?で彼は出勤して行った。

 娘も出勤して家にはゆうき1人だ。
よほど、業者さんに電話しようかと思った。
でも、どの業者が良いのかわからないし。
悪徳な輩に騙され、高額な料金を請求されたという話を聞いたことがある。
どうしよう、どうすれば良いのか・・・・・
気が狂いそうだ。
もしも1階のトイレも使えなくなったら、本当に困る。
用を足すたびにビクビクした。
1日中、トイレのことばかり考えて過ごした。

 夕方になり彼は帰宅した。
業者さんには、明日、彼が電話することになった。
トイレの蓋に書いてあるメーカーの番号ならば騙されることはないだろう。
それでも無料ではないはず。
いくらぐらい請求されるのか。
明日はトイレに翻弄されるのか・・・・・・

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暗い気持ちで1日を終えようとした時、洗面所にある道具が目に入った。
なんという名前なのかは知らないが、排水溝の詰まりを直す道具だ。
トイレにも使えるのではないか。
一か八かやってみよう。
ゆうきは彼に打診してみた。
もしもダメならば、業者に任せれば良い。
彼はトライしてみた。
1回2回3回・・・・・・何度かシュポシュポしてみた。
何回目のトライだったか、ジュボッという手応えがあった。
便器内にあったトイレットペーパーが排水溝に吸い込まれた。
流すのスイッチを押してみた。
ジョボボボボ~~~~~~!
流れた~!
便器内がたちまち綺麗になった。
「やった~!」
一家3人の歓声が家中に木霊した。

 トイレが壊れたわけではなかった。
何が原因なのかはわからないが詰まっていた。
業者さんを呼ばず、自分たちで直せた。
お金はかかっていない。
良かった、良かった。

 憂鬱さが吹き飛んだ。
彼と娘とゆうきと、3人に笑顔が戻った。

 トイレに振り回された1日だった

 家族史に残る珍妙な1日だった。

 

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2024年2月26日

寒の戻り

 雪化粧した庭を見た瞬間、くしゃみを連発した。
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天皇誕生日の日の朝、窓の外を見たら、雪が降っていて、びっくりした。
前の晩は、何も降っていなかったはず。
いつの間に降り始めたのか。
全然、気がつかなかった。
とりあえず、彼の仕事がお休みで良かった~・・・・・
心の底から安堵した。

 3日ほど前は、暖かいのを通り越して汗ばむほどの陽気だった。
寒暖差がありすぎではないか。
体が着いていかない。

新聞を取りに外へ出たら、鼻水が垂れた・・・・・・。


 特に予定は無かった。
外が雪だから、余計に出かける気になれなかった。

 東西南北、あるはずの山々が見えない。
富士山を見にわざわざ訪れた人は何を思うのか。

 ここのところ、お休みの日は雨だったり雪だったり曇天だったり、
お天気に恵まれない。
普段の行いが悪いのか、運が悪いのか、きっときっと両方なのだろう。


 なんだかな~・・・・・な1日だった。

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2024年2月23日

撮れない春

 梅がほころんだ。
例年よりだいぶ早い。
交差点脇の小さな空き地に植わった梅の木だ。
信号が青だと素通りしてしまうから見られない。
信号が赤で車が停車すれば見られる。
運転している時は、脇見になってしまうから目を向けないようにしている。
運転していない時に目を向ける。
信号が赤で、自身が運転していない時限定のお花見だ。
確率はあまり高くない。
先日は娘が運転していて、ゆうきは助手席にいた。
信号が赤で車が停車した。
だから気がつくことができた。
運がよかった。
白梅だ。
枝の付け根辺りに1輪2輪。
確かに咲いていた。
冬枯れた背景に映えて、それはそれは可憐だった。
梅がほころんで、心もほころんだ・・・・・。

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 私有地に植わった梅だ。
だから写真を撮ることはおろか、近づくことさえできない。
密かに密かに目を向けるだけ。

 梅の木はまだ若い。
いつ植えられたのか定かではないが、10年経っていないはずだ。
幹は細く、丈も低い。
だが、昨年よりも着実に大きくなった。
来年の今頃は、どのくらい大きくなっているのか。

 目を向けることしかできない梅の木の成長が、ゆうきの生きる励みになっている。

 

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2024年2月21日

霧の中を・・・・・

 久しぶりに彼と娘のお休みが重なった。
いつもより遅く起きて、ゆっくりと朝ご飯を食べて、
それぞれがそれぞれに過ごしていた時、彼が言った。
「気晴らししなきゃ、頭が変になる・・・・・」
確かに。
娘もゆうきも同感だ。
気晴らしドライブに出かけた。

 きれいな景色を撮れたら良いな~・・・・・・
デジカメを持参したものの、あいにくの空模様だった。
正面を見ても右を向いても左を向いても、靄で真っ白けっけ・・・・・
富士山を撮りたかったのに、
草原の写真を撮りたかったのに、
林道を撮りたかったのに、
林道から何か生き物が現れるのではないか、
ワクワクしていたのに・・・・・

 靄は深まるばかり。
 雨足は強まるばかり。

 せっかくのお出かけなのに、どれだけ運が悪いのか。

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 何も撮らないのは悔しいから、
アングルを図ることなくシャッターを切った。

 彼に呆れられた。
娘に笑われた。
車内が和んだ。

 これはこれでいいかも・・・・・
幻想的だし・・・・・・
と思った。

 久しぶりの3人揃ってのお出かけ。

 あいにくのお天気の中をドライブ。

 特にこれといった収穫はなかったが、
気晴らしにはなった。

 

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2024年2月19日

雪解け

 暖かい日が続いている。
2月とは思えない暖かさだ。
朝方、ベッドから出て、何も羽織らなくても寒さを感じない。
外の様子を確かめるべくシャッターを開けても、風に冷たさがない。
手荒れが緩和した。
炊事洗濯掃除、水仕事がものすごく楽だ。

 彼の通勤路である峠の道も、凍結していないらしい。
通勤のストレスが和らいだ。

 雪解けが一気に進んだ。
日陰にも雪はない。
雪かきをして路肩に積み上げておいた雪も、
跡形もなくなった。

 四方八方どこを見ても雪はない。
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 今週は、降水確率が高い日が続く。
昨日、朝、目覚めたら、道路が濡れていた。
夜中に雨が降ったらしい。
今朝も陽差しは全くなく、今にも降り出しそうな雲が広がっている。
体感温度からして雨だろう。
明日の天気予報も雪ではなく雨マークがついている。

 降るとするならば、雪より雨の方が良いに違いない。
生活のためには。

 寒いより暖かい方が絶対に良い。

 でも、でも、雪があるはずの時季に雪が全くなくて、
寒いはずの時季に寒くなくて、果たして大丈夫なのか。 

 大地はあまりに平穏だ。

 嵐の前の静けさでないといいが。

 大いなる不安を感じている。

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2024年2月16日

10年前に

 10年前のバレンタインデーのことを思う。

 朝、目覚めた時には、辺り一面は、すでに雪化粧していた。
陽差しは全くなく、お空は灰色の雲でいっぱいだった。
雪は止むいっこうに気配はない。
むしろ、時間が経つにつれ、どんどん強まっていった。
あいにく、彼は出張だった。
ゆうきは、ひとり、雪かきをした。
億劫がっている場合ではない。
嘆いている場合もでない。
ましてや、誰かを当てにすることもできない状況だった。
雪をどけなければ、自分の車が埋まってしまう。
彼が帰ってきた時に車が入れられない。
車の雪を落とし、車の周りの雪をかき、彼の駐車スペースの雪をかき。
かいてもかいても、地面は見えてこない。
キリがなかった。
いい加減、自分の車のことは諦めた。
彼の駐車スペースの雪をどけることだけに集中した。
寒さは感じなかった。
むしろ暑いくらいだった。
暑いのになんで雪なんだろう・・・・・
って思った。

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 彼は、1時間半ほどで帰ってこられるところを、5時間以上かけて帰ってきた。
道中、何度も足止めをくらい、渋滞にハマり、
車を降りることもできず、トイレにも行けず、まさしく命がけだった。
家の近くまで来たは良いが、ご近所さんの車が、雪にタイヤをとられ道を塞いでしまい家の前まで来られない。
みんな総出で、立ち往生した車を救助し、やっと、やっと、本来の駐車スペースに車を入れられた。
無事に帰ってこられたからといって、一息ついている場合ではない。
彼は、すぐに雪かきを始めた。

 雪に翻弄された1日だった。
雪は、日が暮れても、日付が変わっても、次の日の朝になっても、止まなかった。
最終的な積雪はゆうきの背丈を優に超えた。

 10年経ったんだな・・・・

 10年前の大雪は、トラウマであり、語り草であり、教訓でもある。

 

 

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2024年2月14日

工事中

 自宅前は、ただいま工事中だ。
水道工事だそうな。

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朝から夕方まで、ブルドーザーやショベルカーやら、とても賑やかだ。
工事に携わる方達は、すごく感じがよくて、
近隣住民が車で通りがかるたびに、嫌な顔ひとつせず、道を空け通らせてくれる。
作業を中断する際は、必ず、鉄板を渡す。
重労働なのに・・・・・
真摯な態度に頭が下がる。

 ところで・・・・・・
水道工事とは、ずいぶんと深く地面を掘るんだな~
・・・・・と今さながら驚いている。
どのくらいの深さなのだろう。
少なくとも、1メートは優に超えている。
水道管はこんなに深くに埋まっていたんだ。
もう少し浅い位置に埋まっていると思っていた。


 道理で、被災地の水道復旧に時間がかかるわけだ。
納得がいった。
同時に、能登半島地震がいかにすさまじかったかも実感している。
一見、丈夫そうに見える水道管が、緻密な計算により設置された水道管が大きく破損してしまったのだから。
がれきを取り除き、ひどくひび割れた地面を掘り起こし、破損した水道管を修復する。
再度、地面を平らにして・・・・・・
とてつもない労力を要する。


 便利な生活の影に有能な技術あり、地道な労力ありだ。

 今日は、これから断水する。
1週間前に通知があった。
午後から2時間ほど。

 2時間の断水なんて、
何日も水に不自由している被災地に比べたら、
なんのそのだ。
 

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2024年2月12日

鼻水デー

 息苦しさで目が覚めた。
たまらずに起き上がった。
起き上がって鼻をかんだ。
息が少しだけ楽になった。
起きるにまだ早い。
再び、横になった。
またもや息が苦しくなった。
同じ事を何度か繰り返しているとアラームが鳴った。
起床時間だ。
あまりよく眠れなかった・・・・・・
着替えるより先に鼻をかんだ。
着替えてからも鼻をかんだ。
お手洗いに入って、用を足すついでに鼻をかんだ。
洗顔歯磨きをする前に鼻をかんだ。
洗顔歯磨きをしてからも鼻をかんだ。
キッチンに立って、朝食の準備を始めたら、
彼が、のそのそっとリビングに入ってきた。
「今日は鼻水デーよ。」
って言ったら彼は笑っていた。
何度か鼻をかみつつ、朝食の準備をしてお弁当を詰めた。

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 彼が出勤してからも何度も何度も鼻をかむ。
時々、鼻が詰まって、息苦しさに悲鳴を上げそうになる。
くしゃみも続けざまに出る。

 コロナ感染後、しばらくは、鼻づまり鼻水くしゃみに悩まされた。
数ヶ月後、いったんは落ち着いたが、先月末頃ぐらいにぶり返した。

 2月上旬、花粉が飛散し始める頃だ。
今の症状は、花粉症なのか、それともコロナの後遺症がぶり返したのか。
どちらなのだろう。

 外へ出ると、かなりの確率でくしゃみを連発する。

 花粉症なのかコロナの後遺症なのか、本当わからない。
 

 

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2024年2月 9日

真っ白

 雪が止んで、雲が消え去って、久しぶりに姿を見せた富士山は、
見事に真っ白だった。

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 夜が明け始めた空に映えていた。
太陽の陽に照らされ、光り輝こうとしていた。

 雪が降る前よりも、ずっとずっと雄大さが増していた。
周辺の景色を圧倒する存在感だ。
まるで迫ってくるかのようで、少し怖くなった。

 電柱さえなければ
電線さえなければ、
富士山は、もっともっと見栄えがするのだろう。

 でも、電柱があるおかけで
電線があるおかげで
人情味がある富士山になっているとも思う。

 電柱があって
電線があって
鉄塔もあって
家々の屋根があって
邪魔なものがたくさんある
我が家からの富士山がいちばん大好きだ。
 

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2024年2月 7日

怖かった・・・・・

 願い叶わず、雪が降った。
雪はあれよという間に地上を白くした。

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 富士山をはじめ周辺の山々に積もる雪は風流で美しいと思う。
だが、道路や駐車場、車に積もる雪は厄介だ。

 雪が降った次の朝、彼とゆうきは午前3時過ぎに起床した。
いつもより30分も早い。
たかが30分されど30分。
身体的にも気持ち的にもそうとう辛かった。

 彼は、起床そうそう、雪かきをした。
自分の車の回りだけでなく、ゆうきの車の回りまで雪かきして、すぐに出られるようにしてくれた。
なんて有り難いのだろう。

 娘は、危ないのでゆうきが運転して職場まで送っていこう・・・・・
前の晩に決めていた。

 雪かきが済んだら、手早く洗顔着替え朝食を済ませ、彼は出かけていった。
峠の獣道よりも、むしろ、町中の道路の方が、雪が多かった・・・・・
彼はブルーチューナーを通して言っていた。
慎重に慎重に・・・・・
職場到着まで、普段の倍近い時間を要した。

 彼が到着したからといって、のんきにしてはいられない。
今度は、ゆうきが運転する番だ。
娘の職場までは10数㌔。
普段なら20分かからない。
だが、状況が状況だ。
道中何があるかわからない。
娘を助手席に乗せて、
タイヤがハマった時、掘り起こすための雪かきスコップを後ろに乗せて、
午前6時前に出発した。
駐車スペースを出てすぐに、ハンドルを取られた。
車が左右に揺れた。
想定内だ。
市道に出ても、何度もハンドルを取られ・・・・・
えっちらおっちら。
やがて国道に出た。
さすがは国道、雪がちゃんと掻いてあった・・・・・。
有り難や有り難や。
国道をひた走り、左折して、いちばんの難関である林道へ
母娘の会話がなくなった。
予想通り、雪がいっぱいだ。
倒木もあった。
何度、ハンドルを取られただろう。
何度、タイヤを滑らせただろう。
林道に突っ込んでしまったら、母娘の力量ではどうにもならない。
ハンドルを握る手に力が入った。
車中に漂う緊張感。
ようやく、娘の職場に到着した・・・・・・
「ほぉ~・・・・・」
大いにホッとした。

 よりによって、雪の日に早番だ。
娘は愚痴っていたが、
朝が早いおかげで、渋滞に巻き込まれることなく、
もらい事故もなく、あおられることもなく、運転できたのだと思う。
彼もゆうきも。

 彼と娘と、ふたりが、事故なく、トラブルなく、遅れることもなく、
通勤できて、ゆうきは力が抜けた。

 以上

 とある雪の朝の一部始終であった。

 

 

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2024年2月 5日

雪の予報が・・・・・・

 雪の予報が出ている。

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 降り始めは午後との予報だが、もう、今にも降り出しそうな空模様だ。

 どのくらいの時間降り続けるのだろう。
どのくらい積もるのだろう。

 戦々恐々だ。

 今日は、外ばかり見て過ごすことになりそう。
彼と娘のお休みが重なった、月にいちどあるかないかの貴重な1日なのに。

 雪かきグッズは玄関先に置いてある。
他に何ができるのか。

 今日よりもむしろ明日の朝のことが心配だ。

 不要不急の外出を控えられたら、どんなにいいか。
雪の予報が出るたびに思う。
彼も娘も明日は出勤日だ。
ふたりとも仕事に穴は開けられない。

 雪はどのくらい積もるのか。
明日は何時に起きればいいのか。

 恨めしげに空を見上げる

 畑や空き地に積もる雪は、まだしも、道路や車に積もる雪は大嫌い。

 明日は大変な1日になるはずなのに、
今、何にもできないことがもどかしい。

 
 

 

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2024年2月 2日

かわいかった・・・・・

 昨年12月中旬頃のこと。

 少々風邪気味の娘をかかりつけの医院に連れて行った。
娘は生後2ヶ月の頃からお世話になっている。
お医者様も看護師さんも顔なじみだ。
病は気から?
たいしたことはなさそうだったが、悪化する可能性はゼロではない。
用心に越したことはない。
娘はかかりつけ医のお医者様に診てもらうと、
あれよという間に症状が緩和する。

 親が付き添わなくなったのはいつの頃からか。

 医院には娘だけが入り、ゆうきは駐車場で待つことにした。
読書をしつつ待っていようと思ったが肝心要の本を持ってくるのを忘れた。
ただただぼんやり待つしかなかった・・・・・
あくびをしつつ、外を眺めていて、
ふと、ある親子に目がとまった。

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 お母さんは30代前半ぐらいだろうか。
お子さんは生後半年ぐらい?まだ赤ちゃんだ。
風貌からして女の子と思われた。
お母さんが赤ちゃんをブランケットにくるむように抱っこして、
一生懸命あやしていた。

 どこにでもありそうな光景に、懐かしさを覚えた。

 ゆうきも、娘が赤ちゃんの頃は同じ風にしていた。

 娘が泣けば、待合室にいる患者さんに迷惑がかかる。
他の感染症をもらってしまうかもしれない。

 受付を済ませたならば、速効で外へ出て、娘を必死にあやしていた・・・・・
待合室で、大人しく座って待てるようになったのは3歳を過ぎてからだ。

 彼とふたり態勢の時は、まだマシだが、ゆうきがひとりで付き添う時は大変だった。

 場所見知り、人見知りが激しい子だった。
ギャン泣きして、大人しく抱っこされていなくて、
他人様の目は気になるし、こっちが泣きたくなった。

 懐かしい・・・・
今になって思えるのは、あの頃、幸せだったからだろう。

 お母さんと赤ちゃんと。
しばらくすると、看護師さんが呼びに来て、医院の中に入っていった。
遠目に見ても、お母さんは美人だし赤ちゃんはすこぶるかわいかった。

 娘曰く、
赤ちゃんは、診察室に入った途端、ギャン泣きしたそうな。

 なにゆえに、医院で診てもらうことになったのか。

 赤ちゃんが今頃は元気にしていることを願うばかりだ。

 年をとったのかな~
近年、小さな子供を見るだけで、気持ちがほっこりする。

 

 

 



 

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