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2024年4月

2024年4月29日

今年もやってきた

 今年もやってきたゴールデンウィーク。
皆様いかがお過ごしでしょう?

 日本にはいったいどのくらいの数の観光名所が存在するのだろう。
ゴールデンウィークに限らず、連休が来るたびに思う。
どこもかしこも、きっときっと賑わっているはず。
賑わっていなければ困る。
楽しめる人には楽しんでもらわなくては困る。
じゃないと経済が回らない。

 我が家の面々は・・・・・
彼も娘も仕事だ。
ふたりとも、大型連休中にまったく休みが取れないわけではないが、
続けてのお休みを取ることは不可能。
故に遠出のお出かけは不可能・・・・・。

 もう慣れた。毎年のことだ。
働ける体と仕事があるだけありがたいと思うことにしている。

 「快感~!」
いつだったか、確か連休中だった。
仕事から帰って一息ついていた娘がテレビ画面を眺めつつ言った。
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画面には渋滞するどこかの道路が映し出されていた。
なんてことだろう。
渋滞にハマっている方々はとても辛い思いをしているはずなのに。
お手洗いに行きたいのに行けなかったり、お腹が空いていたり、イライラしていたり・・・・・。
人様の不幸を見て、ほくそ笑むなんて!
お母さんは、あなたをそんな性格の悪い子に育てた覚えは・・・・・あります!
実は、ゆうきも娘と同じように感じていた。
他人様が遊ぶ時にお出かけしなければ、渋滞にハマることはありますまい。
テレビにて渋滞の様子を眺めつつ、アイスクリームなどをむさぼる母と娘。
性格が悪い母娘でごめんなさい。

 

 バチが当たるかな?

 今年もやってきたゴールデンウィーク。
日本全国津々浦々、平和に過ごせますように。

 

 

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2024年4月26日

頂き物

 「お土産があるよ!」
仕事帰りの娘に手渡された。
白い大きめのレジ袋だ。
受け取った瞬間、ずしっときた。
かなり重量感がある。
袋の中身は・・・・・
タケノコだった。
生だよね・・・・・
皮はむいてあるけれど。
実は・・・・・・
ゆうきは、生のタケノコを手にするのは初めてだったりする。
「採れたばっかりだって。」
娘は言う!
職場の同僚に頂いたそうな。
娘は得意げに言った。
Cimg0281
大きなタケノコだ。
水煮のタケノコしか調理したことがないゆうきは、
ただただ驚くばかり。
「買うとするならば、けっこうなお値段がするはず・・・・・」
彼は言った。
言われなくてもよくわかる。
新鮮そのものだし、大きいし、見たところ傷はないし・・・・・・。
貴重な品だ。
嬉しい、嬉しいには違いないが、戸惑いを感じる。
4つある。どうしよう・・・・・・
どうすれば良いのだろう・・・・・・
米ぬかと一緒に茹でると聞いたことがある。
だが、しかし、米ぬかは身近にない。
ネットで検索してみた。
重曹を使うと良いらしい・・・・・
早速、重曹を買ってきた。
とりあえず茹でてみよう・・・・・

  それにしても大きいタケノコだ・・・・・・

  茹でたあと、どう料理するかはゆっくり考えよう。

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2024年4月24日

若葉の季節

 我が家のムクゲが芽吹いた。

 小さな小さな芽がやや緑がかっていることに気がついたのは、3月下旬頃。
すぐに芽吹くと思いきや違った。
次の次の日も、3日経っても1週間経っても、まだ芽吹かない。
どうしてしまったのか。
まさか枯れてしまったのか・・・・・
焦りを感じ始めた頃、ようやく、ようやく、芽吹いた。
10日ほど前、出勤する彼を見送る際に気がついた。
「わぉ~」心の中で歓声を上げた。
「いってらっしゃい。」
の声がけがいつもより大きくなった。

 以来、玄関を開けたならばまずムクゲの木に目が行く
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 ムクゲの芽が
目に見えて大きくなったと感じる朝もある。
昨日と全然変わっていないと感じる朝もある。
ホッとしたりちょっとがっかりしたり・・・・・・
ムクゲの木を前に一喜一憂している。

 明日の朝は果たして・・・・・・?

 

 

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2024年4月22日

桜吹雪

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 散り際の桜の木を見上げた。
ピンクの桜と黄緑色の若葉のコントラストに息を呑んだ。
桜は咲き始めから散り際まで美しい・・・・・
笑みが漏れたところに、風が吹いた。
あまりに心地よい風だった
目の前を数え切れないほどの花びらが舞う。
桜吹雪だ!
彼や娘は、早速、スマホカメラを構える。
ゆうきもデジカメを構えた。
何度シャッターを切っただろう・・・・・。
桜吹雪、撮れたかな。
確認してみたら、撮れていなかった・・・・・。
写っていたのは、薄いブルーの空と葉桜ばかり。
思わず、笑った。
ちょっと悔しいけれど、まぁ、いいかな~・・・・
無理に撮らなくとも、目と心に焼き付ければよい。

 再度、桜の木を見上げた。
桜の花びらが頬に当たった。
ラッキー!って思った。

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2024年4月19日

葉桜・・・・・

 夕方のローカルニュースにて、山高神代桜が満開になっていることを知った。
10日ほど前のことだ。
画面に目が釘付けになった。
彼や娘もそばにいた。
ふたりとも言葉を失っていた。
「今年は・・・・・生で見ることができないのか・・・・・」
思ってはいても、口にはできない。
リビングが静まりかえった。

 満開の樹齢2000年の山高神代桜を見に行くことが、
いつの間にやら我が家の恒例行事となった。
もう何年続いているのだろう。
毎年、訪れ、毎年、ブログの記事にしてきた。

 今年は・・・・・
見に行けるのだろうか・・・・・
桜の便りが届く頃になるとドキドキハラハラだ。
彼も娘も必死な思いで日程を調整してきた。
自宅から山高神代桜がある実相寺までは車で2時間ほどかかる。
午後からどうしても外せない予定が入り、
朝早く出て、山高神代桜だけを観賞して、とんぼ返りした年もあった。
近くに車が止められなくて、だいぶ離れた場所に車を止め、数㌔も歩いた年もあった。
どんなことをしても山高神代桜を見たい・・・・・
もはや執念だった・・・・・。

 だが、しかし、今年は・・・・・・
彼と娘、ふたりがふたりとも、年度末、年度初めと、例年以上にバタバタした。
日々の業務をこなすのが必死。
職場と家の往復だけで1日が終わる日が何日も続いた。
今年は・・・・・山高神代桜は無理だね。
諦めの境地だった。
仕事が優先、生活が優先。
執念があってもどうにもならない。

 沈んだ気持ちで過ごしていたある日、
ぽっかりと時間が空いた。
彼と娘とゆうきと3人揃って。
所要を済ませたらあとは予定はない。
遠出しよう・・・・・となった。
向かった先は山高神代桜がある実相寺だった。

 今の今まで泣いていた心が笑った。
冗談抜きで泣くほど嬉しかった。
車内はワクワクムードでいっぱいになった。

 山高神代桜は今頃・・・・・

 渋滞に巻き込まれ、トイレ休憩して、やがて車は実相寺へ。
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 山高神代桜はまだ咲いていた。
花よりも若葉の方が多かったけれど確かに咲いていた。

 間に合った~!
山高神代桜の回りの地面は桜色だ。
散り際の桜もまた悪くない。
山高神代桜の若葉はこんなにも綺麗だったのか。
むしろ得した気分になった。

 デジカメのシャッターを切った。
スマホカメラでも撮影した。

 ひとしきり写真を撮ったあと、
デジカメとスマホを胸元で握りしめた。

 気持ちが高揚した。
パワー受信できたのだろう。

 見に行けないと思っていたのに見に行けた。

 運命の神様に感謝だ。



  

 

 

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2024年4月17日

何故か・・・・・?

 そろそろかなと思ったら、やっぱりあった。
水仙の葉っぱが地面から姿を現しているのに気がついたのは3月上旬頃。
気がついて間もなく、水仙の葉っぱは雪に埋もれた。
雪になんかへこたれないはず。
きっとまた姿を現すだろう・・・・・
固く信じていたら、再度姿を現してくれた。
期待は裏切られなかった。

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 いくつかの朝、いくつかの夜
いくつかの雨、いくつかの風、いくつかの晴れ間・・・・・
水仙の葉っぱは順調に丈を伸ばした。

 そろそろ蕾をつけてもいい頃・・・・・
ある朝、水仙が植わった花壇に目を向けた。
水仙の株は全部で11株ある。
腰をかがめ低姿勢でゆっくり歩きつつ、1株1株確かめていく。
蕾はひとつも無かった・・・・・・
そんなはずはない!
再度、ひとつひとつの株を確かめてみた。
蕾はない・・・・
再再度、確かめてみた。
蕾は見つけられなかった・・・・・

 ショックだ。

 何故なのか・・・・・
何がいけなかったのか・・・・・・

 もう、4月も中旬、今、蕾がなければ
花は期待できないかもしれない・・・・・。

 何故なのか・・・・・
何がいけなかったのか。

 今年は、水仙がない春になってしまうのか。

 頭が働かない現実現実を受け入れられない。

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2024年4月15日

美味しい~!

 採れたてホヤホヤをデジカメに収めようと思ったが、
家に戻り、キッチンに立つ頃には忘れていた。
まずは、お湯を沸かすべく、大鍋にたっぷり水を入れIHのスイッチを押した。
レジ袋から漂おう独特の香り。
茹でる前からすでに香っている。
期間限定の香り、どれだけ待ちわびていたことか。
採れたてホヤホヤをさっと水洗いした。
やがてお湯が沸いた。
急いで、沸騰するお湯に投入した。
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香りが更に強まる。
きっときっと香りに誘発されたに違いない。
写真を撮り忘れていたことに気がついた。
慌ててデジカメを構えた。
湯気で少しぼやけた・・・・・。
採れたてホヤホヤ
茹でたてホヤホヤの菜の花。
どれほど良い香りなのか、言葉にできなのがもどかしい。
自身の語彙の乏しさを痛感している。

 茹だったならば、再度、水洗い。
ワクワク感いっぱいで、水の冷たささえ心地よく感じた。

 誰も見ていないことを良いことに?
(彼か娘が見ていたとしてもやったと思う)
茹でたての菜の花を水洗いしつつ、つまみ食いした。
美味しい~!
思わず声が出た。

 実家の両親が育てた菜の花だ。
春の味覚・・・・・・
今の時期ならではのおいしさ。

 しっかりと味わいたい。

 

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2024年4月12日

雪柳が咲いた

 東側の花壇には雪柳が植わっている。
花開いていることに気がついたのは数日前。
パソコンに向かっていて、何気なく窓の外を見た時だ。
おぉ~・・・・・
感嘆のため息が漏れた。
昨年晩秋、山茶花が花の時期を終えて以降我が家の庭に花はなかった。
まさしく一番乗り。
さみしかった花壇が一気に華やいだ。

 雪柳が咲いていることに気がついた次の次の日ぐらい。
嵐に見舞われた。
大粒の雨が地面を叩きつけるかのようだった。
風もかなり強く吹いていた。
彼は
「近距離通勤になってよかった」
などと言いつつ出勤して行った。
娘は仕事がお休みで家にいた。
だから、ふたりのことは心配せずに済んだ。
ようやく咲き始めた雪柳のことだけが気がかりだった。
雨風にやられてしまうのではないか・・・・・
気が気ではなかった。

 やがて、風雨は収った。
シャッターを開けて、まず最初に雪柳に目を向けた。

 雪柳は・・・・・
咲いていた。
あぁ~・・・・・
思わず声が出た。
心底、ホッとした。
なんて生き強いのだろう・・・・・
感動した。

 雪柳は、こぼれ種として我が家にやってきた。
最初は、小さな小さな株だった。
彼がそっと掘り起こし、庭の片隅に植え替えた。
おそらく育たないだろうと思ったら、違った。
小さな小さな株は、だんだんと大きくなっていった。
毎年毎年、花を咲かせた。

 こぼれ種として我が家にやってきた雪柳・・・・・
何度かの大雪、何度かの酷暑、何度かの嵐、すべて乗り越えている。
元々生き強いのかもしれない・・・・・・。

 春の陽差しを受け、雪柳は誇らしげだ。

 

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2024年4月10日

いつの間に・・・・・

 近年、市内で外国人観光客をよく見かけるようになった。
どこかへ出かけようとすると、必ず、外国人と出会う。
晴れた日はもちろん、曇りの日も雨の日も雪の日も外国人を見かける。
外国の人と会わない日はほぼほぼ無い。
皆さん物珍しげに、あちらこちら見学している。

 外国人が多くて、多すぎて・・・・・・
日本人よりもが行く人の法がずっとずっと多くて、
ここはどこの国なんだろう・・・・・・
自分の生まれ育った地なのに、異国の世界に迷い込んだような錯覚を覚える。
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 中でも、特に外国人観光客が多く集まる箇所がある。
我が家から徒歩で15分ほど。
何の変哲も無い交差点だ。
我が母校の最寄りの交差点だ
彼の行きつけの理容店最寄りでもある。

 通称”本町通り”商店街と交差している。
本屋さんがあって、大判焼きを売る店があって、お寿司屋さんがあって
時計屋さんがあって、いちども入ったことはないけれどオシャレな美容室もあった。
ゆうきの子供の頃は、すごく賑わっていた。
昭和の終わり頃から徐々に衰退していき、
平成に入ってしばらくするとシャッター通りになった。

 小学校を卒業して以来、通りがかることはなかったが、
かなり閑散としていたはずだ。

 何がきっかけだったのか。
いかなる理由があったのか。
いつの間にやら人が集まるようになった。
いつの間にやら名所になった。

 全国ネットのニュースで取り上げられたことがある。

 つい先日、車で通ったら、外国人観光客が殺到していて、
道路の真ん中で写真を撮ってる人もいて、
交差点を通り過ぎるのに少し時間を要した。

 何故にここなのか・・・・・
もっともっと素敵な場所はあるのだが・・・・・

 地元民として少し戸惑いを感じている。 

 

 

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2024年4月 8日

この春は・・・・・

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 例年だと、今の時季、一家揃って、桜の名所巡りをするのだが。
今年の春は・・・・・先日の「つかの間の」お花見だけで終わりそうだ。
ほんの数分だけのお花見だった。
彼とゆうき、ふたりだけ、娘は仕事でいなかった。
「お花見したかったな~、どこか遊びに行きたいな~・・・・・・」
娘はため息交じりに言う。
 娘も父親同様、この春は例年以上にバタバタしている。
今週の木曜日はお休みだったのに、突然の勤務変更でお休みできなくなってしまった。
娘は色々と計画を立てていたらしい。
娘のがっかりした様子に、親としてかける言葉がない。

 娘の通勤路に桜の木はない。

 自宅最寄りの桜の木は、数年前に切り倒されてしまった。

 「今年は桜を見られないのか。」
娘の表情は悲壮感さえ漂っている。

 先日、テレビニュースで満開の桜が映し出された。
彼と娘とゆうきと、3人が3人ともテレビ画面に目が釘付けになった。

 彼も、本音では、もっともっと桜の花を見たいのだろう。

 遠出はすでに諦めている。
名所でなくてもいい。
満開でなくてもいい。
散りかけでもいい。

 一家揃って桜を愛でたいのだが。

 贅沢な悩みなのかな~。



 
 

 

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2024年4月 5日

つかの間の

 「家に閉じこもっていたら頭がおかしくなる・・・・・」
って彼が言うから出かけることにした。
新しい配属先に勤務するようになってになって以降、彼はそうとう追い詰められた様子だった。
寝ても覚めても仕事の話ばかりして、食欲が落ちてきて。
ゆうきは、彼の体よりもむしろ精神面の方を心配していた。
とりあえず、出かける気になれたことを喜ばしく感じた。

 彼の車で彼の運転で出かけた。
行き先は県庁所在地方面。
そう・・・・・
前の職場があった地域だ。
彼は、車をほとんど運転しなくなったこともストレスに感じているらしい。
前の職場までは相当な距離があり、通勤道中、色んな珍事、
出会いがあり、それがストレス解消になっていたそうな。
今度の職場は自宅から近い。
家を出たと思ったらあっという間に着いてしまう。
出会いも珍事も何もない。
なんて贅沢な悩みなんだ・・・・・。

 車は獣道を通りトンネルをくぐり、やがて、県庁所在地へ。
車がたくさん走っている。
人も我が地元と比べものにならないくらいたくさんいる。
彼の表情が和らいだのが見て取れた。

 商業施設を巡り、回転寿司店でお昼ご飯を食べた。

 彼はかなりリラックスした様子だった。
今がチャンスとゆうきは思った。
「ねぇ・・・・・桜の写真が撮りたいんだけど・・・・・。」
彼はすぐの承知してくれた。

 車は、桜の名所へ。
2人で、咲き始めの桜を観賞した。
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 彼の顔がほころんだ。
ゆうきは、心底、ホッとした。
ほんの数分で公園を後にした。
写真を撮るだけという約束だったから。

 実は、お花見がしたいと思っていた。
だが、しかし、彼が置かれている状況下から言い出せずにいた。
今年は、お花見できないと諦めていた。

 咲き始めの桜が目と心に沁みた。

 つかの間のお花見。
つかの間の癒やし。

 彼の気持ちがポジティブな方向に向かうことを願うばかりだ。

 

 

 

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2024年4月 3日

新年度

 新年度が始まった。
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 辞令が下りて新しい配属先に赴任して1週間。

 彼は憂鬱そうだ・・・・・
寝ても覚めても仕事のことばかり考えている。
朝、目覚めたならばまず仕事の話、ひげそりをしながら仕事の話、
ご飯を食べていても仕事の話、買い物に行くべく車に乗っていても仕事の話、
夜、ベッドに入ってからも仕事の話、ゆうき相手に仕事の話ばかりしている。
もしも寝言でも仕事のことを話したらどうしよう・・・・・・
心底、怯えている。

 

 先日の嵐で、庭はかなりのダメージを受けた。
ついたてが崩壊した。
枝が折れた木がある。
嵐とは関係なく雑草も目立ってきた。
庭全体がひどい状況だ。
普段の彼ならば、いても立ってもいられなくなるはず。
しかし、彼は、休みの日となれば、難しい顔をしてパソコンに向かっている。

 とてもじゃないけれど、庭仕事どころではない様子だ。

 春になったら、裏の空き地を耕し、ジャガイモを植えるとも言っていた。
彼の言動からして、裏の空き地の事など、頭の中からすっかり消え去っているに違いない。

 我が地域にも桜の便りが届き、お外は春爛漫だが、
リビングに漂う空気はくらい。

 時間が長く感じる。

 

 

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2024年4月 1日

嵐の夜

 風雨が強まったのは、日付が変わる頃だったと思う。
風の音、雨の音が、気になって気になって全然眠れない・・・・・

 彼の寝息に併せて呼吸してみた。
やや気持ちは落ち着いたものの、眠りにはたどり着けない。
数を数えてみた。
500を過ぎた辺りで、頭が混乱してきたからやめた。
布団に潜ってみた。
目を閉じ、じっとした。
すぐに息苦しくなった。
ぷはぁ~・・・・・
布団から顔を出し息を吐いた。
寝る態勢を変えてみた。
仰向け、うつ伏せ、右向き、左向き・・・・・
どうしても眠れない・・・・・。
眠くならない。

 と、突然、何かが倒れる音がした。
びっくりして飛び上がった。
外で何が起きたのか。
外には色んなものがある。
エアコンの室外機、物置、新調したばかりのエコキュート等々・・・・・・
壊れたら困るものばかりだ・・・・・
とりあえず、下の階に降りた。
水道の蛇口を開いてみた。
お湯が出た。
エコキュートはなんともない模様。
ちょっとホッとした。
では、では、何事があったのか・・・・・
雨音風音は更に激しくなり、とてもじゃないけれど、玄関ドアを開ける気にはならなかった。
寝室に戻った。
寝よう、寝よう、寝よう・・・・・・
どのくらい時間が経ったのか。
アラームの音にハッとした。
眠れない眠れない眠れない・・・・・と言いつつ、いつの間にか寝ていたらしい。

 目覚めて早々、彼に夜中に外でものすごい音がしたことを話した。
彼は、すぐに階段を駆け下り、外を確かめに行った。
一体全体何だったのか・・・・・・
彼は
「庭を一周したけれど、なんともなかったよ。うちじゃないんじゃない?」
と言った。
すぐ近くで音が聞こえたんだけど・・・・・・
腑に落ちないまま、時を過ごし、やがて外は明るくなった。
嵐が去って静かになったので、シャッターを開けることにした。
まず最初に2階のベランダ側のシャッターだ。
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シャッターを開けた瞬間、あぁ~・・・・・って思った。
物干し台が崩壊していた・・・・・・
音の正体はこれだったんだ・・・・・・
庭を一周してもわからないはず・・・・・・

 また、ものが壊れた。
電化製品ほど高くはないけれど、タダでは直らない・・・・・

 トホホ・・・・・

 大きくため息をついた。

 どどっと、疲れがのしかかってきた・・・・・。

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